常識を疑え!学習効率を18倍に引き上げる非常識な学習術
どうも、足ひれ社長のヨシです!
今日は水中スポーツ学会という、フィンスイミングをはじめとした水中スポーツの研究を行っている学会の2025年大会がありました。
実は私も、日本代表監督として参加した2024年のフィンスイミング世界選手権大会の活動報告を、日本代表キャプテンを務めてくれた萩原良照選手とともに発表させていただきました。
久しぶりの学会という雰囲気の中で、「学習=学ぶこと」の本当の意味について考えていました。
そこで気づいたことがあります・・・
学会の発表を聞くのって、ほとんどの人にとって時間の無駄だなと。
え?発表したくせになに言ってんの?と思いましたか?
でも、私たち人間の脳の仕組み上、真面目に座って講義を聴いているだけの人たちの記憶定着率=どれだけ学びになってるかという数値は、たったの5%しかないんです!
つまり、あなたが今必死でネットで泳ぎの情報を集めたり、SNSやYouTubeでテクニック動画を見まくったり、専門書を読みあさったりしても...
残念ながら、ほとんど意味がありません。それだけでは絶対に速くなれません。
たまたま流れてきたトップ選手の泳ぎの解説を聞いて、理論を理解して、自分がレベルアップした気になってる人は、9割が勘違いなんです・・・
私もついつい、移動中や寝る前に、おすすめで流れてくる技術解説の投稿を見てしまうこともありますが、無駄な時間を過ごしてるんですね。わかっていてもやめられないんです…
でも安心してください。
逆に言えば、あなたがもし今まで「見て学ぶ」ことにだけ時間を使っていたなら、劇的に成長するための近道があるということです!
そこで今日は、スポーツに限らず、あなたの学習能力向上に直結する「ラーニングピラミッド」という概念をシェアします。
もし今のあなたが...
一生懸命練習してるのに成長が止まっている
コーチに言われたことをやってるのに記録が伸びない
たくさん情報を集めてるのに実力に結びつかない
...こんな状況なら、この記事を読み終わる頃には、あなたの「学び方」が180度変わっているはずです!
ラーニングピラミッドが示す衝撃の数字
「ラーニングピラミッド」とは何か、簡単に説明します。

これは「どんな学習方法が最も情報を記憶・定着させるのか」を表した三角形の図です。頂点に最も効果が低い学習法、底辺に最も効果が高い学習法が配置されています。
そして、その差は以下のように驚くほど大きいんです⚠️
■ 講義を聴くだけ:5%の記憶定着率
■ 読むだけ:10%の記憶定着率
■ 映像を見るだけ:20%の記憶定着率
■ デモンストレーションを見る:30%の記憶定着率
■ グループ討論をする:50%の記憶定着率
■ 自らやってみる:75%の記憶定着率
■ 他者に教える:90%の記憶定着率
この数字を見て、震えませんか?
コーチの話を聞いてるだけじゃ5%しか身につかないのに、それを誰かに教えると90%も記憶に残る。この差はなんと18倍です!!
じゃあ、あなたの今までの学習法を振り返ってみましょう:
泳ぎのテクニックをネットで調べまくっている? → 10%
YouTubeでプロの泳ぎ方を何時間も見ている? → 20%
コーチが見本を見せてくれるのを見ている? → 30%
「えー、じゃあ今までの努力は...」とガッカリしそうになりますよね。でも大丈夫。これを知ったからには、今日からあなたの学び方を変えれば、同じ時間で何倍もの効果が得られるんです!
なぜ練習だけでは足りないのか?
「いやいや、理論より実践でしょ!とにかく泳ぐことが大事じゃない?」
そう思った方もいるでしょう。確かに「実践する」の記憶定着率は75%と高いです。
でも待ってください、ここにも落とし穴があります。
目的や理論なしの実践は、単なる無駄な努力になりかねないんです。
例えば、私が実際に覆された「常識」を紹介しましょう。
「流体力学的に考えると、効率の良いペース配分は、できる限りスピードのばらつきなく平均的なペース配分で泳ぐことが重要」
水泳では、多くの選手が「前半をどれだけ上げられるか」と考えていますが、これは科学的に考えると「自分で自分の首を絞めている」状態なんです。
特にジュニア世代や学生スイマーにはこの考え方が常識だと思っている人は多いんじゃないですか?
また、「プロテインは運動後30分以内のゴールデンタイムに飲むべし!」というのも、科学的なメカニズムを知ると実は間違い。理論がわかっていれば、普通に考えて運動後にプロテインを飲んでたら、もう遅いんです。
つまり、「理論と実践のセット」こそが真の成長を生み出すんです!
上達の早い選手が必ずやっていること
長年、トップアスリートから、初心者まで、たーくさんの選手を指導してきた私の経験から言えることがあります。
それは、
「上達の早い選手と停滞する選手には、明確な学習アプローチの違いがある」
ということ。
上達の早い選手の特徴はこちら👇
練習後に「振り返り」をする
「なぜそうなるのか」を理解しようとする
自分の言葉で説明できるようになる
チームメイトに共有・教え合いをする
ホンネとタテマエの「ホンネ」を気にする
反対に、停滞している選手に多いのはこちら👇
言われたことをただやる
練習した量で満足する
結果だけを気にする
失敗の原因を外部に求める
ホンネとタテマエの「タテマエ」を気にする
あなたはどちらのタイプですか?今の自分を正直に見つめてみてください。
例えば、具体的な例で言うと、私が選手に必ずさせているのは、練習後のレポート作成です。皆さんの中にも毎日熱心に練習ノートを書いている人はいるんじゃないでしょうか?
練習の日付、メニューの内容、自分のタイムまで0.01秒単位でしっかりと。でも、私のやり方では、これは「記録すること」が目的ではなく、「思考を深める」ための手段なんです。
驚くべきことに、競技力の高い選手ほど、このレポートの「深堀りの深度」が全然違います。問題意識の高さや、多面的な思考アプローチができているんです。
つまり、「書くこと」自体が目的になっている選手は伸びず、「思考を深める手段として書く」選手は急成長するんです!
例えば、100mを30本泳いだ時に、50mごとのラップタイムも含めて、全てのタイムを0.01秒の狂いもなく、しっかりとメモすることにまったく意味はありません。時間の無駄と言い切ってもいいです。
それよりも、30本泳いだ中での自分の感覚の変化や思考の変化、意識したポイントと実際のタイムや疲労との関係などをサクッと書いた方が何倍も意味があります。
皆さんの中でも練習ノートを書いている人はいると思いますが、書くことが目的になってはいませんか?本当に書くべきことが何なのか、もう一度見直してみてください。
こんなこと書いてるんですが、意味ありますか?と気になる人はコメント欄やメッセージで聞いてくれてもOKです。
私の人体実験:鹿屋体育大学での4年間
ここで少し私の体験を共有させてください。
大学時代、私は鹿屋体育大学に編入するため、鹿児島に引っ越しました。そこで始まる4年間の新しい生活は、チームも仲間もコーチもいない、完全に一人きりの環境でした。
当時は「なんて不運な状況だ」と思っていましたが、振り返れば、これが私の「人体実験期間」として最高の学習環境だったんです。
一人だったからこそ、じっくりと自分と向き合い、「理論と実践」を結びつける貴重な時間になりました。
ここでは私の人体実験記録をいくつか発表しましょう💡
① 授業で学んだことをその日の練習に取り入れる
運動生理学の授業でトレーニング科学について学んだら、その日の練習メニューにすぐに組み込み、プールで新しい練習方法を試してみる。
スポーツ栄養学で栄養素の種類や摂取方法について学んだら、その日からスーパーで選ぶ食材や、調理方法、食事をとるタイミングを変えてみる。
そんな感じで、授業で学んだことをその日のうちに実践することで、当たり前のように自分の中にインプットされていくのを感じました。
② 自分の身体で実験し、効果を検証する
「プロテインのゴールデンタイム」が運動後30分というのは本当か?実際に飲むタイミングを変えて、翌日の筋肉の疲労度を比較してみたりもしました。
また、ダイエットのための食事法も理論に沿って取り入れてみました。具体的には、食事の回数を3回から5回に増やし、血糖値の上昇を緩やかにすることで、インスリンの過度な分泌をおさえ、過食やデブを予防するという狙いです。
自分でおにぎりを作って学校に持っていき、1限と2限の間、4限終わりに食べることで、つねに空腹になる時間がないように工夫した結果、過食をすることや、お菓子などの間食を予防することができ、結果として、食べる量は変えずに減量することができました。
③ 指導することで自分の理解を深める
今度は鹿児島から東京に戻ってきてからですが、私の指導者としての活動が本格的に始まってからは、自分が選手をしながら後輩の指導をする日々でした。
どう伝えれば相手に伝わるか考え、試行錯誤するうちに、自分自身も細かなニュアンスや技術を身につけていきました。これこそ「アウトプットが最大のインプット」という真理です!
実は振り返ると、高校生の時も、テスト勉強の際、自宅の机に座りながら「自分が先生になりきり、架空の生徒に授業をする」ようにブツブツ声に出して解説するという勉強方法をしていました。
他にも、フィンスイミングにおいては、「ヨシさんは運動神経が良いからできるんでしょ?ずるい。」とよく言われますが、それは大きな間違いです!
むしろ私は運動神経があまり良くない方です。大学のソフトボールの授業では、半期で2回も、簡単なフライを顔面キャッチしたことがあるくらいです。でも今では、身体を使った「理論と実践の試行錯誤」を重ねることで能力を高めることができたのです。
「無知の知」から始まる本当の学び
ここで、突然ですが、ソクラテスという名前を聞いたことありますか?その中でも有名なこの言葉を思い出してください。
「無知の知」
これは「自分が知らないことを知っている」という意味です。
成長が止まっている多くの選手が陥っている状態は「何がわからないのかがわからない」という状態です。新人時代によく聞くフレーズですよね。
この状態のままでいると、伸びしろがわからず、成長する種も見つかりません。
だからこそ、たくさんの情報を収集して自分のブラッシュアップすべき点を見つけ、理論と実践を繰り返す「人体実験」が必要なんです。
スポーツで考えれば、とてもシンプルなこと。
学んだことを実際にやってみる
効果がどうだったかを検証する
改善点を見つけて実行する
その結果をまた検証する
これはビジネスの世界でも「PDCAサイクル」と呼ばれる基本中の基本かつ全ての本質。競技成績のあるスポーツ選手が就職市場でも有利になるのは、このサイクルをスポーツを通して自然に実践してきたからなんです!
今日から実践!あなたの記憶定着率を爆上げする3つの方法
「なるほど、理解はしたけど、具体的に何をすれば?」
そう思ったあなたに、今日からできる具体的な行動を3つ紹介します。
① 練習ノートを「振り返りノート」に進化させる
多くの選手は練習ノートを書いていますが、それは「メニューの記録」で終わっていませんか?
効果的な振り返りノートの書き方を教えましょう💡
これを抑えれば、例えコーチがいなくても確実に成長します。
「何をやったか」だけでなく「何を学んだか」を書く
成功した時の感覚、失敗した時の原因を具体的に言語化する
次回の練習で試したいことを具体的に計画する
可能であれば図や絵で視覚化する
② 「教え合い」の時間を作る
最も効果的な学習法「教える」を意識的に取り入れましょう。私の選手は、自然に後輩や練習仲間にレクチャーしたり、アウトプットする環境が整っています。なのでみんな、例え日本代表にまでなろうと、成長がとまりません。
個人で頑張っている場合:
学んだことを友人やSNSで共有する
壁に向かって「教える」練習をする
記事のコメント欄に、その記事で学んだことをコメントする
チームの場合:
練習後5分間の「今日の発見共有タイム」を設ける
ペアを組んで互いのフォームをチェックし合う
週に一度「ミニ講師」の時間を設け、持ち回りで短いレクチャーをする
③ 「実験マインド」を身につける
科学者のように「仮説→実験→検証→改善」のサイクルを回しましょう!
仮説を立てる:「このフォームに変えれば抵抗が減るはず」
実験する:実際に変更して泳いでみる
検証する:タイムや感覚で効果を確認する
アウトプットする:結果を誰かに伝える、ノートにまとめる
このサイクルを回すことで、ただの情報収集ではなく、あなた自身の「経験知」として、その後も永久な財産として身についていきます。
本当の学びはアウトプットから始まる
冒頭で「講義を聴くだけでは5%しか定着しない」と言いました。
つまり、結局はこの記事だって、読んでいるだけでは、ほとんど意味がないんです。
私がこの「足ひれ社長の非常識な水泳術」で毎日書いていることも、読んでいるだけでは絶対に身になりません。ただ「頭でっかち」になる情報収集や、実践のない理論は、はっきり言って「ゴミ」です。
「知ってる風」になって横文字を振りかざし、マウントを取るような人間って嫌じゃないですか?そうならないためにも、理論と実践のセットこそが王道なのです。
今日のあなたへの宿題!
この記事を読んだら、私の今までの記事の中から何か1つでもいいので、必ず明日までに実践してみてください。そして、その結果をコメント欄やInstagramにアウトプットしてみてください。
この「学ぶ→実践する→教える」サイクルを回し始めた瞬間から、あなたの成長速度は確実に変わります。それを私は約束します!クレームも受け付けますので、騙されたと思ってやってみてください!
ということで、今回もここまで読んでくれてありがとうございました。
この内容、良かった!勉強になった!と思っていただけたら「スキ❤️」と「フォロー✅」、「シェア♻️」、「チップ💙」で応援していただければ嬉しいです...!
また、今回は特に「アウトプット」が重要なテーマですので、ぜひ「コメント欄」に「質問や気づき、実践してみたこと」を入力して教えてください!
それではまた次回お会いしましょう!
またね〜
フィンスイミングスペシャリスト
足ひれ社長 関野 義秀

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