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帰宅したら離婚届があった日——日常が消えた瞬間のこと

こんにちは"紡木(つむぎ)さん"と申します

今回は「アラフォーが離婚した日」を自分自身の事実を元に書きました。



正直書くのもちょっとしんどかったです。


僕も当時を思い出すのはまだまだ苦しいです。


かなり休み休み書きました。

でも、同じ境遇の方や、心に穴が空いてしまった方などに、少しでも色々な方に届いたらいいなと思い書いてみました。


ぜひ最後まで読んでほしいです。


家に帰るまで、何もわからなかった



「ただいま」



いつもなら返ってくる声が、今日はなかった。

リビングは真っ暗で、電気もついていない。

違和感を抱えながら進むと、机の上に一通の封筒と、署名欄が空白の離婚届が置かれていた。

頭がふわりと抜けるような感覚。

言葉が出ず、ただ部屋を見回した。



彼女のコートがかかっていた場所は空っぽでなにもない。

ベッドの上のぬいぐるみ、
玄関の靴、
化粧品の瓶――



彼女の気配が消えていた。


でも、誕生日に贈ったバッグや昔買ったG-SHOCK、
お揃いで作ったアクセサリーだけは残されていた。

その置き方が、胸に刺さった。


膝から力が抜け、
崩れる様にそのまま床に座り込んだ。

立ち上がる気力もなく、時間だけが流れていった。


本当に膝から崩れ落ちる人っているんだなって
思わず笑ってしまった。


まさか、
それが自分になるなんて思ってもみなかった。


この日、自分の生活は“ひとり”に戻った。


一番つらかったのは「日常」が消えたこと



離婚で一番つらかったのは、それまで当たり前だった「日常」が壊れてしまった事だった。

当たり前だったと書くとちょっと失礼かもしれないが、自分にとっては隣に彼女がいるのが当たり前になっていて、日常になっていた。


それまであった会話、空気感、気配。

当たり前のように存在していたものがなくなった。

朝、目を覚ましても誰も声をかけてくれない。

隣には誰もいない。

夜帰ってきても、部屋は真っ暗で空気は冷たい。

「ただいま」と口にしたら、
自分の声が虚しく響いて戻ってきた。

思わず笑ってしまった。

自分のアウターをかけていた隣に、
彼女のコートはもうない。

食卓には何も並ばない。

テレビの音が響いても、
誰かと笑い合う温かさはない。

部屋のあちこちに
「人と暮らしていた記憶」
が残っているのに、そこに彼女はいない。

孤独は、
言葉で説明するより身体で感じるものだった。
人の気配がないだけで、
自分が薄れていくような感覚に襲われた。

孤独って、こんなにも物理的なんだ──

と、初めて気づいた。

このとき感じていたのは、「寂しい」という感情とは少し違っていた。


それは、
世界の中で、自分という存在が薄れていく感覚
だった。

誰からも名前を呼ばれない日々が、特にこたえた。

自分という人間を認識してくれる誰かがいないという事実は、想像以上に堪える。

その喪失感は、想像以上に重かった。

この数日間で、痛感したことがある。

それは人は、誰かとの関係の中で、自分を支えている。

そのつながりが断たれたときに、
人の心は驚くほど簡単に揺らいでしまうんだと。



正直、まったく予兆がなかった(と思っていた)。
あとから振り返ると、
小さなズレはあったのかもしれない。

けれど、
当時の自分にはそれがズレだとは気づけなかった。

喧嘩と呼べるものもなく、
すれ違いの自覚すらなかった。

今だにちゃんとした理由は分かっていない。

だから、家に帰って離婚届を見た瞬間の衝撃は、
とてつもなく大きかった。

突然すぎて、頭がついていかなかった。

日常の会話や空気感、彼女の気配。

今までの当たり前だったものが、一瞬で消えた。

棚のマグカップや誕生日のプレゼント、
ささいな日用品。

モノはそこにあるのに、気配は戻らない。

むしろ、モノがあるからこそ「いない現実」がくっきり浮かぶ。

それを見るたびに、胸が締め付けられる。

床に座りながら、何度も自分に問いかけた。


「これからどうすればいい?」


「誰に頼ればいい?」


「何をすればいい?」




答えはすぐには出なかった。




でも、言葉にすることで、心の霧が少し晴れる気がした。

「とりあえずご飯を食べよう」

「窓を開けて空気を入れよう」

そんな小さな自分への問いかけがあったから、少しずつ行動できたのかもしれない



おわりに


今回はここまでです。

最後まで読んでくれて、ありがとうございます。

今回は、40代で突然訪れた離婚の日、
日常が一瞬で消えたあの瞬間のことを書きました。

家に帰ったら誰もおらず、
自分の「ただいま」が虚しく響いた。

名前を呼ばれない日々の重さ、
孤独の中で自分が薄れていく感覚。

当時の私はそんな喪失感に押し潰されそうでした。

正直、
今もその記憶を振り返るのは少し胸が痛みます。

でも、同じように離婚や心の穴を抱える人に、
この話が届けばと願って書きました。

あのときの私は、すべてが終わった気でいました。

けれど、小さな一歩を踏み出すことで、
少しずつ変わっていけたんです。

もし今、
あなたが同じようなつらい時間を過ごしているなら、
どうか自分を責めないでください。

どんな喪失感も、あなただけの物語で、
比べるものではありません。

小さな行動が、きっと意味を持ちます。

前のnoteで書いた「1分深呼吸」を試すだけでも、
心に小さな余裕が生まれるかもしれません。


次回は、この喪失感から私が始めた

「シンプルで小さな習慣と行動」


を書きたいと思います。

シンプルで、誰でも始められる形で伝えるつもりです。


よかったら、また読んでください。

もしこの話に共感してくれたなら、
スキやコメントをいただけると励みになります。

次を書き続ける力になります。


(※このnoteは私の体験談です。
つらいときは、専門機関にご相談ください。)

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