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本棚:『眠れぬ夜のご褒美』

6人の作家によるアンソロジー。「眠れぬ夜のご褒美」と言われて何を思い浮かべるかは、人それぞれかもしれませんが(例えば映画を観るとか)、本書のご褒美はお夜食。コロナで飲み会がなくなったのとあわせて、睡眠ファーストを心がけるようになったので、飲み会の後にラーメン…なんてことは今はしていませんが、過去にはそういうこともあったわけで、思い出すとなんか「あれはあれでよかったよね」と懐かしく思います。

ラーメンのことを書いたのは、2つラーメンのお話があったから。友井羊さんの『深夜に二人で背油ラーメンを』と、近藤史恵さんの『正しくないラーメン』。夜食にラーメンって、健康面で考えれば「正しくない」というか、「罪悪感」が強かったりしますが、その背徳的なところも含めて、やっぱり美味いんですよね。このラーメンを食べる2つの作品は、ともに途中、ドキドキするんですけど、最後がいいなぁと思いました。

子どもの頃だけでなく、大人になってからも、たぶん私は平均よりも睡眠時間が長くて、夜遅くまで起きているのは苦手です。なので、夜遅くまで起きていた記憶があまりなくて、ぱっと思いつくのは大学の時に研究室で一度だけ徹夜をしてみたことと、中学の時に一度、ラジオを聴くためにいつもより遅くまで起きていたこと。ラジオは、B'zが聴きたくて頑張って起きてたんですよね。ふだんなら、すでに寝ている時間に起きているのが、なんか非日常で、部屋にぽつんといる気分になったように思います。
受験生の時も遅くまで頑張って…ということはなかったから、夜食もなかったなぁ。


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