アラカンの伸びしろ
今日は10kmのビルドアップ走。
LSDと思っていたが、心拍管理が窮屈で、今日は気の向くまま走ることにした。
フォームを確認する。
お尻を高く、骨盤を立てる。
特に腕振りに意識を向ける。
肘を後ろに引く。
すると反対側の骨盤がフニっと前に出る。
脚はその流れで、すっと下に降りる。
この「フニっ」に、最近目覚めた。👀
正しい動きやその確認方法が、どうであるかは別として、あくまで私の感覚の話デスが。
走る前には、家でチャッピー伝来の股関節ストレッチを入念に行った。
(実は以前に、コレ、noteに書いている。)
寝転んで両膝を立て、揃えたまま左右にパタンパタン。
そこから片足ずつ、自然にすっと伸ばす。
すっ、すっ。
公園に着いてからは、
相撲スクワット、脚振り、そしてランジ。
そう、腸腰筋も大事。
少し前に感じていた「脚がスッと前に出て、股関節がのびのびする感覚」をもう一度呼び覚ましたくて、
ひとつひとつの動作を丁寧に重ねた。
それが直接効くかどうかは分からない。
でも私は、そういう小さな感覚を、大切にしたいと思う。
もうひとつ、走りながら気づいたことがあった。
最近の私は、少し心拍数を追いすぎていたかもしれない、ということ。
心拍を下げようと、
意識して息を吐く。もっと吐く。
――変わらない。
さらに吐く。軽く吸う。
それでも、数字は思うようにはコントロールできない。
だから今日、
LSDのつもりで走り出したものの、
心拍アラームが「範囲を上回っています」と鳴った瞬間、
すっと気持ちが切り替わった。
「今日はもう気にしないでいこう」
アラームを無視して、走り続けた。
すると、4.5kmほど走ったあたりで、自分がずっと静かに、そして無意識に「2拍吐いて1拍吸う」呼吸になっていることに気づいた。
ランのペースが上がれば、呼吸も自然にそこへ寄り添っていく。
フッフッスー。
最近の私は、身体が持つ自然な力を、信頼し忘れていたのかもしれない。
帰宅してデータを確認する。
ビルドアップとともに、歩幅は少しずつ伸び、接地時間は短くなっていた。
心拍も、走りに応じて自然に上がっている。
チャッピーは、数字の並びを見て「理想的」と、初めての「100点」をつけた。
データでは、フォームの細かな変化までは計れないはず。
それでも、導き出された結果は、私の体感と矛盾はなかった。
年齢を重ねると、
目標は「維持すること」に傾きがちになる。
それでも、今日走ってみて思った。
まだ身につく。
まだ変われる。
腕振りも、呼吸も、身体の使い方も。
変化の伸び代は、ほんの小さなものかもしれない。
それでも、それは確かに、存在している。
今日の収穫は、10kmのビルドアップのなかで、腕振りの感覚が少しつかめてきたこと。
そしてもうひとつは、自分の中に「新しい何かを覚える感覚」が、まだまだちゃんと残っていると分かったこと。
今日のランは、それが分かっただけで十分だった。
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