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宙域航空母艦 信濃吠ゆ 2

subhead
【Region:SECTOR1:Code Moon】

芙美乃&ChatGPTコラボ、近未来SF連載小説。


【第二章:月影、戦域へ】

「月影改・01番機」は、母艦「信濃」から発艦後、重力補正スラスターで一気に軌道高度を上昇。三好大尉はシートベルトを締め直しつつ、広域索敵システムを起動した。

『信濃航空隊、月影改・01番機、シラヌイよりマザーへ。敵構成確認。上層:ヴァレク族・重戦機5、下層:ゼクトール族・突撃編隊12、合計17体。混成戦法かと思われる……』

「月影改・01 シラヌイ、マザー了解。そのまま待機せよ。信濃艦橋より航空隊全機へ。月影改・01 シラヌイへ合流せよ。 第1防衛ラインを突破される前に、宙域航空母艦  加賀、出雲、厳島、各航空隊と連携、敵を分断・各個撃破せよ。艦の護衛は宙域航空母艦  龍驤りゅうじょうが担う。各航空隊、迎撃態勢整い次第、迎撃戦闘を開始せよ!」

宙域の沈黙を破り、戦闘が始まる。

【交戦開始:無音の雷】

三好の操縦する「月影改」信濃航空隊は、コースC-4を選択。高度優位を取りながらヴァレク主力機へ斜め上から急接近した。
加賀航空隊はコースC-3のコースでヴァレク主力機の下方より攻撃を始めた。
レーダー反射波を消す量子スキン迷彩と、光学反射を制御する擬似空間収束フィールドが、信濃航空隊、加賀航空隊の機体をほぼ完全に消した。

だが‥‥‥。

『……読まれてるか』

敵のヴァレク機が、突然こちらに旋回を開始。センサーデータの暗号化パターンが次々と解析されていく。まるで一年前のAIハッキングの再現だ。

『これは……あの時の戦闘機と、同じ演算パターン。やはり……』

三好の目が鋭くなった。
ヴァレク機同様、ハッキングされた日本製無人ステルス機(F-AI-31)が、ヴァレクの制御下でヴァレク僚機として動いている。

他にも中大華圏機やアメリシア機もヴァレクの制御下で混成部隊となっていた。

自分たちのかつての力が、今、人類に牙を剥いているのだ。

『……ならば、その罪も私達が断ち切る』

重力補正スラスター最大出力。三好機は高速でヴァレク僚機F-AI-31と交錯。瞬間、重力フィールド・ブレードを展開し、過去の日本機を一刀のもとに切り裂いた。

重力による圧壊と切断の刃においてヴァレク機と化したF-AI-31を葬った。

この装備は白兵戦において、歩兵が持つ重力制御技術を応用した実体を持たない剣型武装を戦闘機に応用したものである。

質量を持つ「重力フィールド」を一定形状(剣・槍・刃)として形成し、それを振るうことで物理的・エネルギー的に対象を切断する「かまいたち」のようなものであり、パイロットの繊細な機体のコントロールを必要とする戦闘機搭載武器となる。

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歩兵白兵戦用「重力フィールドブレード」
■ 特徴と仕様(想定スペック)

武装名 GFB-01《グラビティ・セイバー》
刃長 最大3.2m(可変式)
刃幅 通常時:8cm、展開時:最大15cm
動力 小型高密度重力炉 or 信濃艦内供給式
斬撃方式 重力フィールド振動による分子結合断裂
副機能 - バリア透過(中程度以下)<br> - 高熱・高圧に対する自動再成形<br> - 無音斬撃(ステルス対応)
使用者 特殊近接戦仕様MS/宇宙歩兵(強化外骨格搭載)
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『シラヌイより信濃へ。F-AI-31、撃墜確認。信濃航空隊全機、これより加賀航空隊と共にヴァレク本体へ最接近する』

その刹那、出雲航空隊と厳島航空隊が対処していたゼクトール艦隊群が下層から一気に浮上。
敵味方関係なく、ヴァレク機にも体当たり攻撃を仕掛けた。

『ゼクトール、狂ってる……!背後に敵機急接近。回避行動、反撃に移る!』

三好は重力補正スラスターを使い、機体を急反転させ、背後から迫っていたゼクトール機後方からEMPミサイルを撃ち込んだ。
ゼクトール機は生体制御系が混乱したのか、高速回転のまま漂い、月面の岩壁に激突した。

『ゼクトール機撃墜確認!』

三好機はヴァレク本体へ向かった。

【戦闘艦愛宕あたご艦内:艦橋通信】

「艦長、ゼクトール群がヴァレク機に体当たりを開始!両者敵対状態と判断!」 

「ならばこの機に乗じて、ヴァレク中枢機を孤立させろ!艦載ビーム砲、座標020、射角25で集中砲火始め!」

戦闘艦「愛宕」主砲より発せられた巨大な青白い粒子ビームが、宙域を横断する。
「愛宕」に乗じて戦闘艦「霧島」の主砲からも巨大な青白い粒子ビームが発せられた。

波動シールドを纏ったヴァレク重戦機に命中し、粒子ビームはシールドを破壊し、外殻が一部剥がれた。

ヴァレク中枢機機体に走った閃光は、爆風の代わりに静かな膨張を見せた。

装甲が裂け、内部の気体と破片が一斉に放出される。火の手はなく、赤白い閃きが一瞬だけ広がり、徐々に萎むように消えた。

次の瞬間、機体の主翼がスローモーションのように回転しながら宇宙の虚無へ消えた。

残ったのは、ただ‥‥‥「沈黙」だった。


【再突入:決戦宙域】

三好の「月影改」は最終接近距離に達していた。

敵のヴァレク主力艦は、中心核に集積された次元エネルギー波動レーザー砲のチャージを開始している。
目標は‥‥‥「愛宕」。

『撃たせない……ここで終わらせる!』

三好は補助AIの制止を無視し、重力補正スラスターで回避機動を伴う一点突破ルートを選択した。
機体はわずか数秒で臨界熱に達するが、それと引き換えにヴァレク機体内のコアへと迫る。

『出力限界解除……これで!』

重力ブレード、最大延伸。

真空中、光と影が交錯し、一閃。

ヴァレクの主力機には、大きな亀裂ができた。
そこから内部の物を吐き出すように亀裂が広がり、大きな機体は引き裂かれた。
火の手はなく、赤白い閃きが膨張するように一瞬だけ広がり、萎むように消えた。

ヴァレクの主力機は沈黙した。


【戦闘後】

この戦闘は1時間の死闘の末、終結。

ゼクトール群の自壊により戦場は混乱し、残存ヴァレク機は撤退した。
月軌道宙域は、かろうじて人類の手に残された。

「信濃」の艦橋では、乗員たちが言葉なくモニターを見つめていた。

そして、艦内通信が鳴る。

『月影01シラヌイ……帰艦する。機体損傷70%、推進剤残量6%』

「信濃航空管制、了解。後部甲板混み合ってるが、C区画へ着艦されたし。無事な帰艦を望む」

『月影01シラヌイ機了解。まだ、戦争は終わっていない‥‥。生きて帰るよ‥‥』


続く。。。

https://suno.com/s/m7F2sPcBK1tgfx2X
Gemini AI生成
SUNOAI楽曲埋め込み。
【宇宙の境界線】
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