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左手の高速10度・12度の練習【60歳独学ピアノ】


シューマン:交響的練習曲 Op.13 No.12より 第14-16小節

こんにちは。やすおです。

最初に弾いた時は固まりました。
元々、10度(ドからミ)も厳しいのに、12度(シ♭からファ)!
その後、10度を8つ連続です。
しかも、テンポ指定は二分音符が一分間に66。
つまり1秒間に八分音符を4つ弾く、という超高速です。
この曲の最大の難所の一つでしょう。
しかも初稿ではこの後に2回も同じ箇所が出てきます(改訂版はあと1回)。

どうやって弾けというのか、(12度が届いたという)ラフマニノフ師でもあるまいし、とぼやいてばかりはいられません。
シューマンの作品には幅の広い音程や和音がたくさん出てきますので、これを機会に練習方法を考えました。

私は手が小さく、しかも小指が短いので苦労が多いです。
無理をすると小指と薬指の間が”ピキッ”となります。
弾けるようになりたいのは山々ですが、ケガをしてしまったら元も子もありません。

練習の方向性としては、次の2点を意識しました。

1.指だけに頼らず、前腕を動かすこと
→ 指を「鍵盤まで運ぶ」イメージです。
2.前腕の回転(回内・回外)を使うこと
→ ドアノブや鍵を回す動きに近いです。

回内・回外についてはYukimiさんのこの記事で読んだタブマン(Taubman、現在はゴランスキーさんが継承)・アプローチを参考にしました。


今回もリズム・トレーニングを兼ねてメトロノームに裏の拍を打ってもらいました。
腕の動きにばかり注目すると、リズムがおろそかになります。
準備運動も忘れずに。

10度(ドからミ)、11度(ドからファ)、12度(ドからソ)までの三段階をやりましたが、数多く出てきて慣れているのか、左手の方が自然に動きます。
右の肩関節の動きが左より悪く、それが肘の動きに影響していることに気が付きました。
無駄なく無理なく、腕全体を動かせるようにしたいです。

練習した後の方が、ほんの少しですが左手の小指のベースの音が安定しているような気がします。
ベースが安定すると全体が引き締まって聞こえます。
もしこれが無理なくできるようになれば、リストの「ラ・カンパネッラ」のような広い跳躍の曲にも、少し近づけるかもしれません。

しかし、この練習を毎日やるようになるとはなかなか思えません。
習慣化するために、今後練習方法をもう少し工夫をしていきます。
準備運動の動きはピキッとなりそうになったら、たぶんやります。


アシュケナージさんの演奏による「交響的練習曲」の動画です。
https://youtu.be/N088Me5TpYo?si=29dlMhjZo7HThxbo&t=1645

ピアニストとしてはあまり手が大きくないことで知られていますが、同じ曲を弾いているとは思えないくらい手の形が変わりません。
指の負担が少ないだろうと予想できます。
こういう風に弾けたらなあ~

肝心の12度10度の箇所は、2回とも指が映っていないのが残念です。
きっと腕が高速で動いていたことでしょう。

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