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アラフィフ療養中|幻想エッセイ#19🍁 紅葉の星の小さな湖で浮いちゃう

こんにちは🍁
アラフィフ療養中のスピカです。
昨晩から急に寒くなりましたね。今回は紅葉の絵にしようと思ってて、ミリペンなるものを生まれて初めて買って描いてました。だがしかし、私の想いにスキルがついてこない!ガビンチョ😫
気を取り直して、ホンモノの紅葉した葉っぱを見てもう1枚描こうと大きな公園へ取りに行きました。見上げると大きなイチョウ。そしてポスっと銀杏が落ち、足元はペルシャ絨毯!
🎵ア・ホールニューワールド~~🎵違うか。
忙しく疲れていた昨年の秋は、しっかり紅葉に感動できていなかったかもしれない…わたし、良かったなと思ってます😊
葉っぱを数枚持って帰って、もう1枚描いてみました。

🐈 🐈 🐈

👇ここからは「ふうと銀河鉄道の夜へ」です。
前回の「ふうが銀河鉄道に乗れる理由」でご紹介しましたが、ふうは銀河鉄道のICカード「Fupica」を使って銀河鉄道に乗っています。
今夜は紅葉の星に行くことにしました🍁🍁🍁

🚃 🚃 🚃

🍁 紅葉の星の小さな湖で浮く

あの夜、出窓の外にそっと影のように停まった銀河鉄道は、まるで風の粒が集まってできたような、ひかりの列車だった。

ふうは気配に気づいて窓辺に立った。胸元からふわっと切符が光る🌟
マルは少し息をのみ、コルは長い毛を揺らして小さくうなずいた。

「ねえね、ねこおば、ピス、ちゃーちゃん……みんないってきます」

声はほとんど音にならない。でも、部屋の空気がふっと返事をしたように揺れた。

三匹は銀河鉄道に乗った。

🚃 🚃 🚃

列車が動き出すと、窓の外には星の川ではなく、無数の紅葉が流れる道があった。
赤い葉も、黄色い葉も、まるで発光しているようにゆっくりと回転し、それぞれが細かな響きをたてていた。

「これ、音がしてるね」マルが耳をすますと、
「うん……葉っぱの声」ふうが答えた。

コルは静かに眺めながら、
「こわくないね。なんだか、なつかしい」とつぶやいた。

🍁 🍁 🍁

列車が止まった場所は、まるで永遠に夕暮れがつづくような星だった。
すべてが深い色の光をまとい、空気そのものがあたたかい風の音がした。

カサ、カサ、キララン。ふうが歩くと、足元の葉が小さく光って消えた。
その光は、やさしいお日様の匂いに吸い寄せられるようだった。ちなみにふうはお日様の匂いがする。

マルははしゃいで、
「ねえ、これ踏んだらキラキラ出る!」とぴょんぴょん跳ね、
コルは少し前を歩きながら
「ふたりとも……おちついて」
としゃがれ声で言ったが、しっぽはうれしそうに揺れていた。

森を抜けると、小さな湖が静かに広がっていた。
湖面は星空よりも静かで、まるで世界の息がそこで止まっているかのようだった。

水の上には、ひときわ大きな真っ赤な葉っぱが浮かんでいた

風でも水の動きでもなく、だれかの祈りのような力で、そっとそこで待っているように見えた。

ふうが近づくと、湖の縁の葉が揺れて、まるで「どうぞ」と道をひらいた。

三匹は葉っぱに乗った。

ふうはすっと、
コルはしなやかに、
マルは……少し勢いよく。

「マル……」
「ごめん。でも沈まなかったよ!」

葉っぱは三匹をやさしく抱え、静かに湖の中央へ滑っていった。

おとうとたちと葉っぱのボート

湖はとても静かだった。
けれど、その静けさの奥には、言葉ではない何かの声が確かにあった。

ふうは目を細め、風の方向を読むように首をわずかに傾けた。

「この葉っぱ、ずっと、ここにいるんだって」

「なんで?」マルがたずねると、

だれかを、のせるため。
 だれかを、むかえるため。
 そういうしごと、なんだって

ふうの声は、葉っぱのきらめきと混ざって、空へ溶けていった。

そのとき、湖の底から金色の葉がひとつ、ゆっくりと浮かびあがった。
それは葉っぱの舟のまわりを一周して、三匹の毛をそっと照らした。

まるが息をのむ。
コルはじっと目を細めた。
ふうは小さくうなずいた。

金色の葉は、音もなく空へ昇っていった。
まるで「ありがとう」を伝えていくように

⭐  ⭐  ⭐

葉っぱは岸へ戻り、猫たちは静かに列車へ向かった。

紅葉の星は、ふうたちが歩くたびにほのかに光り、まるで見送りの小さな灯りをつけているようだった。

銀河鉄道の窓に、影がうつる。
今日はとろりっちおじさんには会えなかったな。
ふうはその影をしばらく見つめて言った。

「みんなにただいまって、ちゃんと言おうね」

列車は静かな音をたてて、猫たちをウチへ運んでいった。
紅葉の星、とてもきれいだった。来年もまた行こうね。

⭐今日はこれでおしまい

紅葉の星の小さな湖。湖も星空のよう
ふうはとろりっちおじさん👻も待っていた

1枚目の猫たちの絵はミリペンを使いました。勉強もせずザクザク描いてしまったのを修正できず。木の幹の主張が強くなってしまったので、画用紙貼って上から描き込みました。まだまだヒヨッコです。なんでもアリです😆

👇 過去の記事です。ふうのことがわかるお話かなと思いますので、良ければ読んでみてください🐈🐾🐾短編です。

また、遊びに来てくださいね☆

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私も見に行ってこっそりスキやフォローしています🌟

最後まで読んでくださったみなさま、
今日も明日もありがとうございます🌌✨

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