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【カテキンの3.8倍!】驚異の抗酸化力で肌ケア!有効なりんごの選び方【プロシアニジン】

この記事は、「りんご×美容と健康」シリーズの第2回です。

「気づいたら、ニキビが治りにくくなった気がする…」
「昔より、肌の回復に時間がかかる…?」

そんな小さな違和感、ありませんか?

前回の記事では、りんごに含まれる「プロシアニジン」という成分が、美容と健康のカギになりそうだ、というお話をしました。
今回はその続きとして、

  • 抗酸化がニキビや肌、からだにどう関わるのかを軽くおさらいしつつ

  • プロシアニジンの“中身”とすごさ

  • そして「どのりんごを選べばいいの?」という、いちばん実生活で使える話

までまとめていきます。


抗酸化って、ニキビや肌、体調に何してくれるの?

まずざっくり言うと、

抗酸化=肌とからだの「サビ止め役」

だと思ってください。

紫外線・ストレス・睡眠不足などが重なると「活性酸素」が増え、
皮脂や角質、ハリを支える成分だけでなく、からだそのものにも負担がかかります。

その結果、

  • 毛穴トラブルやポツポツ(ニキビ)の土台になりやすい

  • くすみやハリ不足など、ささやかなエイジングサインが気になりやすい

  • なんとなく疲れやすい・回復しづらい感覚が続きやすい

といった変化がじわじわ出てきます。

ここでブレーキ役になってくれるのが、ポリフェノールなどの抗酸化成分です。

詳しく語り出すと、
「ニキビ編」「エイジングケア編」「疲れやすさ編」だけでそれぞれ1本の記事になってしまうので(笑)、今は

  • 肌やからだを酸化から守ることで、トラブルの“土台”を整えてくれる

このポイントだけ覚えておいていただければ十分です。

ニキビとの関係を深掘りした記事や、エイジング・疲れやすさにフォーカスした記事も別で用意する予定なので、
「もっと詳しく知りたい」と感じたら、そちらもあわせて読んでいただけたらうれしいです。


プロシアニジンの抗酸化力は、カテキンの約4倍!

ここからが本題です。

緑茶などで有名な「カテキン」も、立派な抗酸化成分。
そのカテキンをベースにした“パワーアップ版”が、りんごに多く含まれるプロシアニジンです。

研究では「3.8倍」の抗酸化力

「プロシアニジンB3類似体の合成と抗酸化活性」(水野美玲ら)による研究2016年では、
プロシアニジンとカテキンの抗酸化力を、同じ条件で比較しています。

その結果のひとつとして、

プロシアニジンは、カテキンの約3.8倍の抗酸化活性を示した

Mizuno M, Nakanishi I, Matsubayashi S, Imai K, Arai T, Matsumoto KI, Fukuhara K. Synthesis and antioxidant activity of a procyanidin B3 analogue. Bioorg Med Chem Lett. 2017 Feb 15;27(4):1041-1044. doi: 10.1016/j.bmcl.2016.12.067. Epub 2016 Dec 29. PMID: 28082039.

という報告があります。
数字だけ見るとかなりインパクトがありますよね。

「試験管内の実験で、リンゴなどに含まれる**プロシアニジンB3は、緑茶成分として知られるカテキンの約3.8倍のラジカル消去能(抗酸化力)を示したという結果です」

  • 試験条件:試験管内(in vitro)

  • 指標:ラジカル消去能(ガルビノキシルラジカル)

  • 数値:3.8倍

  • 対象:プロシアニジンB3 vs (+)-カテキン

「カテキンの仲間だけど、かなり力強いタイプ」

というイメージは持ってよさそうです。

「なんとなく肌がくすみやすくなってきた…」と感じたとき、
同じ“ポリフェノール”でも、少しでも心強いほうを選びたくなるのが人情というもの。
そこで候補に上がってくるのが、りんごのプロシアニジンです。


プロシアニジンって、どんな形をしているの?

ここから少しだけ、理科の時間です。
とはいえ、難しい式は出てこないのでご安心を。

カテキンが「手をつないで行列を作った」ような構造

プロシアニジンは、一言でいうと

カテキンが2〜15個くらい、手をつないで並んだような構造

をしています。

  • カテキンが1人 → ふつうのカテキン

  • カテキンが2〜3人で手をつなぐ → 小さなプロシアニジン

  • 10人以上でぎゅっとつながる → けっこう大きめのプロシアニジン

…というイメージです。

この「つながり方」や「人数」が変わることで、同じプロシアニジンでも性格(働き)が微妙に違ってきます。
その中のいくつかが、特に抗酸化力が高いタイプとして注目されています。


ほとんどが「天然頼み」の成分

構造の話をもう少しだけ続けます。

複雑すぎて、人工的にマネしにくい

カテキンが1人でいるときは、割とシンプルな分子構造です。
ところが、プロシアニジンになると

  • どの位置とどの位置が手をつないでいるか

  • 何人でつながっているか

など、組み合わせが一気に増えてかなり複雑なパズル状態になります。

そのため、

  • 研究レベルで、一部のタイプだけは化学合成に成功している

  • でも、いろんな種類をまとめて大量生産するのは、まだ現実的ではない

という段階です。

だからこそ「食べ物から」が現実的

ここで重要なのは、

日常生活レベルでは、プロシアニジンは“天然の食品から、無理のない価格でコツコツとる”のがいちばん現実的

だということ。

プロシアニジンを機能性成分にしたサプリやドリンクも出ていますが、
「サプリをみんなが当たり前に飲んでいる」というほど
一般的ではありませんし、
毎日続けるとなると、それなりにコストもかかってきます。

それなら、
もともとプロシアニジンが豊富な食品=りんごを、上手に選んでおやつやデザートにしてしまったほうが、
気持ち的にも続けやすいはずです。


どのりんごを選べばいい?プロシアニジン上位3品種

ここからは、いちばん実践的なパートです。

「どうせ同じ1個を食べるなら、プロシアニジンが多い品種を選びたい…!」
そんな欲張りな願望に、ちゃんとデータで応えていきます。

上位3品種のグラフをチェック

まずは、プロシアニジン含有量が多かった上位3品種のグラフをご覧ください。(生食用でないものや、流通の少ないものは除いています)

※本グラフは、農研機構「農作物機能性成分データベース」のデータをもとに、筆者が独自に作成したものです。

このグラフでは、りんご100gあたりのプロシアニジン量(mg)を比較しています。
結果をかんたんにまとめると…

  1. ふじ:約40.14 mg

  2. 王林:約38.59 mg

  3. ジョナゴールド:約32.85 mg

となりました。

数字だけ見ると、ふじと王林が頭ひとつ抜けているのがわかります。
ジョナゴールドも決して少ないわけではありませんが、
「"含有量"狙いで選ぶなら、まずはふじか王林」という結論になりそうです。

全品種の順位もチェック

(生食用でないものや、流通の少ないものは除いています)

※本表は、農研機構「農作物機能性成分データベース」の
データをもとに、筆者が独自に作成したものです。

聞き慣れない品種も並んでいて、りんごの世界の奥深さを感じますよね。

ただ、手に入りやすさプロシアニジン量のバランスを考えると、やはり

  • スーパーでの遭遇率が高い

  • デザートにも料理にも使いやすい

という点で、ふじ・王林の2トップが、かなり頼れる存在になってくれます。


国産りんごの、ちょっとうれしいポイント

「ふじって、海外でも作られているんじゃないの?」
「輸入品の方が安くて手軽なんじゃない?」
と感じた方もいるかもしれません。

その通りで、海外でも栽培されている地域はありますし。
ただ、ここまでのことを踏まえると、
りんごは「国産一択」と思っています。

そして、ここではあえて詳しく書きませんが、これを知らないといつの間にか"プロシアニジンを摂取できたつもり"で終わってしまう事実があります。
その“真相”については、今後、記事でしっかりお伝えします。。

今のうちから、日々の“ちいさな選択”で、将来の肌とからだのコンディションをちょっとずつ積み立てていく
その意味でも、国産のふじ・王林を選ぶのは、なかなか賢い一手ではないでしょうか。


今日からできる、ゆるい実践アイデア

ここまでの内容を、生活レベルに落とし込むとこんな感じです。

  • 間食を砂糖菓子やスナックから、「ふじ」か「王林」1/2〜1個にチェンジ

  • スーパーでりんご売り場に行ったら、
    「今日はプロシアニジンデーだから、ふじor王林にしよう」と決めキャラを作る

特別なことはせず、今すでに食べているものを少しだけ入れ替えるイメージです。
「昨日より、ちょっとだけ肌にやさしい選択をしたかも」と思えれば、それだけでも気持ちが軽くなります。


まとめ:りんご選びで、プロシアニジンを“指名買い”してみる

今回の記事のポイントを、さくっと振り返ります。

  • 抗酸化は、ニキビや肌のコンディション、からだ全体の“くたびれ感”の土台づくりに役立つ

  • りんごに多いプロシアニジンは、
    緑茶などに含まれるカテキンの3.8倍の抗酸化力が報告されている

  • プロシアニジンは、カテキンが2〜15個手をつないだ、ちょっと複雑な構造の成分

  • 構造が複雑なぶん、人工的に大量生産するのは難しく、
    現状は「食べ物からとる」のがいちばん現実的

  • プロシアニジン量で見ると、
    ふじ・王林・ジョナゴールドの順に多く、とくにふじと王林が優秀

  • 手に入りやすさや新鮮さを考えると、
    国産のふじ・王林を日常的に選ぶのは、かなりコスパの良い肌ケア&からだケア

「将来の自分のために、今からちょっとだけ先回りしておく」
そのための、ささやかな投資が“今日のりんご1個”だと思ってもらえたらうれしいです。

私が実際に食べてみた中で、お!これはおいしい!と思ったりんごを紹介します。「名月」というりんごです。
「ふじ」と「あかぎ」の交配種で、群馬県生まれです。
今年は特に、見た目以上に甘くて、パサつきが全然ないです。
思わず"りんご習慣"を続けたくなっちゃうおいしさです!


【次回予告とちょっとしたお願い】

次回は、

「プロシアニジンの力を、できるだけムダなく受け取る食べ方」

について、もう一歩踏み込んでお話しする予定です。

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