ラップミュージカル 🎶
1998年、初代Annieの演出家篠﨑光正氏による演出で、
原作/山中恒 劇団風の子 舞台演劇
「おれがあいつであいつがおれで」の作曲 音楽監督を担当しました。
その頃の日本のミュージカルシーンは、まだ生オーケストラによるミュージカルが主流でヒップホップは異次元のサウンドでした。

「おれがあいつであいつがおれで」のミュージカル化にあたり、その内容が男女に関わる繊細な話であり、それをスマートに舞台化にするにあたり、ヒップホップのラップで台詞を伝えるが良いのではないかという演出家篠崎先生のアイデアで、僕に白羽の矢が立ったのです。
かけ出しの僕にとって絶好のチャンスでした。
映画では「転校生」として有名です。
手探りで始めたヒップホップによる原作のミュージカル化は、振り付け師の力も借りてなんとか舞台化に辿り着きました。
役者やスタッフも初めてのことで、作品を生み出すことは相当大変な作業だったと思います。
かくして、おそらく日本初であろうヒップホップミュージカルが誕生しました。
初演は下北沢タウンホール。
その後本多劇場や池袋芸術劇場。
そして全国へ。
各地の小学校でも上演されました。
僕の叔母が養護学校の校長で、その学校でも上演されました。
劇場だけでなく、学校の体育館でも上演できるように照明や音響が工夫されています。
そして東京都芸術選奨受賞。
その舞台化の成功を経て翌年、ミュージカル「Annie」の音楽監督も担当し、「Annie」もまたラップによるヒップホップをアメリカ本国より先駆けて取り入れ伝統的なスイングと共に、演出篠崎光正先生指導のもと公演がスタートしました。
僕にとって素晴らしい経験と音楽のキャリアになったのです🎶



