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「鬼の形相」の私にサヨナラ。新体操に打ち込む娘の背中を押すため、不用品販売から「1週間で1.8万円」生み出した全記録。

華やかな舞台の裏側で

昨年の秋、体育館に響き渡るアナウンス。
輝かしい全国大会の表彰式で、娘の名前が呼ばれた。

「第4位、〇〇さん」

初めての大きな舞台。毎日、汗水垂らして、時には涙を流しながら演技に向き合ってきた努力が、最高の結果として報われた瞬間だった。

弾けるような娘の笑顔。
でも、拍手を送る私の胸の奥には、誇らしさと同時に、ある「冷たい現実」が小さな影を落としていた。

結果を残した。名を残した。 それは同時に、来年からは「昨年度の入賞者」という色眼鏡で見られることを意味していた。

学年も上がり、今度は追われる立場になる。
練習を増やさなければ、その座は守れない。
もはやこれは、ただの「習い事」の域を超えていた。

遠くの練習会場への送迎、重なっていく遠征費、新調しなければならない煌びやかな衣装代……。 娘の成長を喜ぶ一方で、私の心には鉛のような不安が積み重なっていく。

新体操は、残酷なほど「」しかないスポーツだ。

花開く時期は短く、今この瞬間の努力がすべてを決める。
それなのに、会社員としての私の給料袋は、あまりにも薄かった。

娘の「もっと上に行きたい」という純粋な願い。
本来なら背中を押してあげるべきその言葉に、
私は鬼の形相でブレーキをかけていた。
「無理だよ」「お金がかかるんだよ」と。


新体操という「投資」への答え

夜、子供たちが寝静まった後のダイニングテーブル。
私は、何度も何度も家計簿を叩き直していた。

固定費はとっくに削った。
食費も、やりくりするお金も、
もうこれ以上削れる余白なんてどこにもない。

それでも、会社員としての給与だけでは、娘の「もっと上に行きたい」という願いを叶えるには、あまりにも足りなかった。

「……それなら、自分で増やすしかない。」

溜息混じりに、ポツリと独り言がこぼれた。

何十万も稼ぎたいわけじゃない。
毎月あと数万。
そのお金があれば、娘が思う存分新体操に打ち込める環境を整えてあげられる。 大好きな競技を、お金を理由に諦めさせなくて済む。

そう決めた瞬間、私はすぐに動き始めた。

覚悟の18,000円と「投資」の瞬間

ちょうど、家には「いつか処分しよう」と溜め込んでいた断捨離予備軍がたくさんあった。

リサイクルショップに持っていこうとしていたバッグ。 すっかりサイズアウトしてしまった子供服。 成長とともに、いつの間にか読み聞かせることがなくなった絵本。

これらを、片っ端からメルカリに出品してみることにした。

「売れた」

通知が鳴るたび、胸が高鳴った。 商品タイトルや説明文を、少しだけ「見つけてもらいやすい言葉(SEO)」を意識して整えてみる。

すると、驚くほど反応が変わった。

気がつけば、始めてたった1週間で売上は18,000円を超えていた

「……これなら、いける。お金になる。」

それは、会社から一方的に「与えられる」給料とは全く違う、
自分の手で「生み出した」確かな手応えだった。

この18,000円があれば、娘の月謝が払える。
娘の背中を、もっと力強く押してあげられる。

そこでようやく、私は本格的に収益管理を始めた
(「ないなら自分で作っちゃおう」とExcelを叩いた記事の話は、ここから始まったのだ。)

「やってやろう。」

震える手で、私は中古のパソコンを購入した。 娘が新体操のマットの上で戦うように、私もこのキーボードの上で戦うことを決めた。

私の挑戦は、まだ始まったばかり。

娘が新体操のマットの上で、自分史上最高の演技を目指すように。 私はこのキーボードの前で、家族の選択肢を広げるための「種」をまき続ける

「ママ、これやりたい!」

次にその言葉を聞いたとき、私は鬼の形相ではなく
最高の笑顔で「いいよ、やってごらん」と言える自分でありたいから。

私たちの物語は、ここからまた動き出す…


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