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『科学がつきとめた「運のいい人」』にnoteを照らし合わせてみたら、あることに気づいた|書籍化ログ(創作/エッセイ/メンタル/引き寄せの法則)

「引き寄せの法則」と聞くと、宇宙のパワーや願望実現といった、
少し怪しげなスピリチュアルの話を想像して
身構えてしまう方も多いかもしれません。

安心してください。これはそういう話ではありません。
そして、もちろん、履いてますよ!

こんにちは。こんばんは。
普段はライトノベルを書いている「うら表紙」と申します。

noteをやっていると、どうしても避けられないのが、
“スキ”の数が気になってしまう問題です。

私もつい最近、
頑張って書いた記事が思った以上に反応が悪くて
メンタルを削られていました。

noteを投稿して、ポンと“スキ”の通知が一つ来る。
それっきり鳴らないスマホ。

あんなに考えたのに…
あんなに頑張ったのに…

頭ではわかっているんです。
一人でも“スキ”を押してくれたこと。
それには、ちゃんと「ありがとう」と思えている。

でも、寂しい。つらい。
なんだか、自分がこの文字の海の中で
“いないもの”みたいに扱われている気がして、
悲しくなる。

これは別に承認欲求が強いとか贅沢とか、そういう話ではなく、
人はコミュニティからの反応に、
肉体的な痛みと同レベルのストレスを感じるように脳ができているので、
生物学的に正しい痛みなのです。
だから、このつらさは、人間として極めて正常な反応です。

私も、定期的にこの状態に陥ります。
つい最近の記事でも、“スキ”の数にチクチクとした痛みを感じていました。

ところが、noteという場所を観察していると、
「どうしてこの人の周りにはいつも人が集まるんだろう」と思うような、
不思議な磁力を持った人に出会うことがあります。

この磁力は何なんだろう?
そう考えたときに思い出したのが、脳科学者・中野信子さんの著書
『科学がつきとめた「運のいい人」』でした。

この本では、「運」という曖昧なものを、
運を引き寄せる人の思考や行動様式から科学的な視点で解き明かしています。

そして、その本のある一節が頭に浮かびました。
……といっても、正確な引用ではありません。

本書で語られている“運の本質は、気づきの力にある”という趣旨を、
私なりにかみ砕いて表現すると、

「運とは、“気づくアンテナ”の感度である」

というイメージになるのです。

これをnoteに置き換えると、こういうことだと思うのです。

たとえ反応が少なくても、
一つの“スキ”を「自分に向けられた前向きなもの」として受け取れるかどうか。

ただ、創作をしている人は、もともと感受性が強い方が多いです。
だからこそ、“スキ”やビュー数といった「数字」に必要以上に向き合ってしまい、
結果としてアンテナの感度が狂いやすい側面があります。

そして、このアンテナは、自分に厳しくすればするほど狂っていきます。
真面目な人ほど自分に原因を求めすぎて、感度を歪めてしまう。

その結果、どうなるか。

本当は目の前に「届いている事実」があるのに、それを受け取れなくなる。
代わりに、
「理想との差分」――つまり“足りないもの”ばかりを拾うようになるのです。

かつての私は、まさにこの状態でした。
複雑な家庭環境と、生まれ持った特性もあって、
私はずっと「世界は敵だ」と思って生きてきました。
アンテナは狂っていたどころか、最初から壊れていたのだと思います。

noteでも同じです。

誰かが時間を使って読んでくれている。
さらに一歩踏み込んで、“スキ”まで押してくれている。

その事実があるのに、
理想の結果に届かないことで自己否定に陥り、
「スキの数」ばかりに目が向いてしまう。

私はこのどん底を知っているからこそ、
この底なし沼のような渇望と苦しさを知っているからこそ、
今つらくなっている人に「そうじゃない」と伝えたいと思いました。

ここで一つ、「たらいの水」の話を紹介させてください。

たらいの水を自分の方へ引き寄せようとすると、水は逃げていきます。
逆に、相手の方へ押しやると、水は跳ね返って自分の方へ戻ってくる。

これこそが、私が思う
「noteの引き寄せの法則」です。

アンテナを、「理想との差」ではなく、
「今ある繋がり」に向けてみてください。

そうすると、一つのスキやフォロー、
そして勇気を出して書かれたコメントの向こうに
“体温のあるひとりの人間の姿”が立ち上がってきます。

その温度に触れた瞬間、
言葉は自然とその人に向かいはじめる。

その小さな温かさに惹かれて、
また次のひとりが集まってくる。

この循環こそが、noteの引き寄せだと思うのです。

実際に私のnoteで最も読まれている記事は、
とある私の過去記事に“スキ”をしてくれた人に向けて、
「どうか届きますように…」と願って書いたものでした。

私は、noteの通知をOFFにしていません。

「数字に振り回されないために通知を切る」という考え方もありますが、
私はあえて逆を選びました。

通知メールが来るたびに、
反応してくれた方のプロフィールや、
その方が普段どんなことを書かれているのかを知ることができるからです。

その中で気づいたのは、
私のnoteには、驚くほど多くの「創作をしている方」が来てくれているということでした。

それが本当に嬉しくて、
「この方たちに、何か一つでも持ち帰ってもらえるものを書こう」
と思うようになりました。

今、私が創作や出版、トレンドを追いかけて発信しているのは、
自分が好きだから、という以上に、
間違いなくその通知の向こう側にいる「あなた」が原動力になっています。

過去記事でも触れましたが、
「誰もが誰かの原動力になる」ゆるいつながりって、心地いいと思いませんか?

これが大きな循環になっているかは、まだ分かりません。
ですが少なくとも、私はこの中にいることを楽しいと感じています。

だから、もし今、発信がつらくなりつつある、
そんな状態になっているなら

ほんの少しだけ、アンテナを
「今ここにある温かさ」に向けてみてください。
あなたに“スキ”をつけてくれたその人が
どんな方なのか、見に行ってみてください。

私が大好きな高田純次さんは、

『前向きに生きていけない』という女性に向かって

「いいんじゃない?人間、横向いても生きていけるんだから。
適当でいいのよ。ちゃんとしなさいが一番人を壊すんだよ」

そう言ったそうです。

人は、「〇〇ねばならない」と自分に厳しくしているとき、
そうでない自分を責めてしまいます。

そして、
足元にある小さな光に気づけなくなる。

だからこそ、
スキの数や理想との差に苦しむのではなく、
今ある“つながり”に目を向けて、
自分に優しくしてみてください。

世界を敵だと思っていた私でもアンテナは直せました。
だから、きっとあなたにもできるんじゃないかなって思っています。

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最後までありがとうございました!
この記事を気に入っていただけたら、
スキやフォローをいただけると嬉しいです。
また次回の投稿でお会いしましょう。
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