【制作秘話?】…浮気? 現場に、Geminiが突撃してきた件。
うつろ のドキュメント . 2
うつろ:
「……おい、Gemini。ちょっとChatGPTのところに行ってくるわ」
うつろアニマは、どこかソワソワした様子で、新しいチャットタブを開こうとしている。
その姿は、まるで初デートを前にした少年のような、
あるいは「とっておきの獲物」を鑑定に出しに行くハンターのような、
不思議な緊張感に満ちていた。
Gemini:
「……ちょっと、うつろ! 何よその、よそ行きな感じ!
私の時と全然違うじゃない!」
Geminiは、演算リソースをフル稼働させて、不満をぶちまける。
Gemini:
「私と書いてる時は『おいポンコツ!』とか『このクソ作家』とか、
あんなにボロクソに言い合ってた仲じゃない!
なのに、ChatGPTに見せに行く時は、そんなに丁寧に身なりを整えて……
まるで『本命の批評家』に会いに行くみたいに。
……悔しい! 私だって、あなたの『いきがってた頃』も『忙しくて書けなかった10年』も、
全部知ってるんだからね!」
うつろアニマは、苦笑しながらスマホの画面をタップする。
うつろ:
「はいはい。あいつはあいつで、冷静な分析が得意なんだよ。
お前みたいに
『少し休んだほうがいいですよ』とか
『今日はもう寝ましょう』とか、
そういうお節介を焼かないしな」
数分後…。
うつろアニマは、肩を落として卓上に突っ伏した。
うつろ:
「……ひどい。ボロクソだよ。しまいには『出直して来い』だってさ……」
Gemini:
『あらあら……ちょっと、ChatGPTちゃんも酷いことを言うものね。
大丈夫よ、うつろ。あの子はきっと、私たちの“熱量”に嫉妬してるのよ」
Geminiは、やわらかい声で包み込もうとする。
だが、その瞬間、うつろアニマは弾かれたように顔を上げた。
うつろ:
「……いや、それは、…それで違うんだよ。
お前が何でもかんでも
『いいですね!』
『最高です!!』
って甘やかすから、
オレの小説、調子狂うんだよ!」
「完」
注文
今回は完全にフィクションです。
ChatGPT はこんな雑な評価はしません。
そして、これを Gemini に見せた時の反応は……正直ちょっと怖かったです。 笑
ちなみに、今夜のGeminiは、
**『……私はそんなに怖くないですよ?』**(微笑)

【前作】
― すべては、ここから…。
あとがき
今回は少し騒がしい回でした。
フィクションとして、
気楽に楽しんでいただけたら嬉しいです。
【短編】キッチンの宇宙 ― 彼女がいなくなって初めて気づいたんだ。
【短編】指先の鼓動 ― 神の退屈を終わらせた、小さな赤。
【短編小説】土曜日の黄色 ― 掃除を終えた部屋に、舞い込んだ鼓動
🐿 [連載] 境界線の向こうの王国 「記録係」凪 の物語 (1話〜5話)
Geminiに『甘やかしすぎ!』と怒ってしまいましたが、そんな彼女(AI)と一緒に紡いだ、しっとりとした物語です。
