風俗嬢に戻ろうか考える
うまくいかない就職活動や、いろんなことにほとほと嫌気がさしてしまって、風俗の仕事に戻ろうかなあなどと考えている。
あれだけ事務職がしたいと思っていたのに、
もうそれもよくわからなくなってきてしまった。
自分のなかの優先順位を考えると、仕事どうこう以前に、書きたい。
今、わたしが書く場所はnoteしかないから、noteを。読者が多くないことはどうでもいい。
かつての仕事の同僚で、お面を作っている人がいた。
お面と言ってもいろいろあるが、日本の伝統的な面のひとつである。
その人は今ではなにかそういう界隈のイベントに出展したりしているそうなのだが、元々は、ただ作っていた。
それを評して、ある芸術家が、
「それが本当の芸術だ」
と言っていた。
「誰に見せるでもなく認められるでもなく作りたいから作る。それが芸術だ」
と。
わたしは一時期、建築家・作家・画家・ミュージシャンである坂口恭平さんにメールをしていただいていたことがあり、坂口さんも、
「本当に書きたいなら誰にも見せずに書きなさい」
と言っていた。
そして直接お会いしたときには、
「きみはかわいいから大丈夫」
と言ってまともにとり合ってくれなかった。
わたしは、書きたい。
書くための時間と体力を確保したい。
そのために風俗嬢に戻ろうかと、真剣に考えている。
かつて29〜30歳のわたしは、多い日には1日で10万円以上を稼げたが、さすがにそれはもう38歳では無理だし、体力的にもむずかしいだろう。
コロナなどもあったから、濃厚接触&不要不急の筆頭である風俗業界自体が今どんな感じなのかもよくわからない。
わたしは今借金をして生活をしている。
失業給付はいただいているが、失業してすぐの頃に、心が不安定でいろいろとお金を使いすぎたせいだ。
就活を繰り返すたびに、そこで働くならといろんなものも買ってしまった。
要するに、馬鹿なんです。
障害者雇用の低賃金で働いて、借金を返しながらやりくりして生活をして、寸暇を惜しんで書くみたいなことは、わたしにはどだい無理なことではないかという気持ちがある。
生活を丁寧にしたいところが強いので、生活をおざなりにしたら終わりだとも思っている。
いつもぎりぎりで闘っている。
体力とか、気力とか、お金も、心も、ぜんぶ。
風俗の仕事に戻ったとて、それは変わらないのだろう。
お客さんの悪口を言うつもりはないけれど、風俗嬢というのはお客さんの死すら願うことのある職業だ。それくらいに、苦しい。
基本的態度としてお客さんが癒されらくになることは願うが、こちらの尊厳を踏みにじるようなひどいことをされることは本当に多々ある。
そういうときは、「死んでくれないか」と思う。
警察や店に通報するなんてこと、この身ひとつでできるわけなかろう、というレベルのこともたくさんある。
というか、尊厳なんて、ふれられたくない人たちにふれられ、それをお金に換えている時点でめちゃくちゃである。
自ら搾取されに行っているようなもの。
性的なことが好きでやっている人たちもいくらかいるようだけど、すくなくともわたしが経験した店では、そういう人は少数派だった。
みんな一生懸命に、よろこんでいるふりをしている。たとえ性的なことが好きだったとしても、好きな人ととか、安心できる場でのそれを求めている人が大半だろう。
シングルマザーで仕方なくとか、奨学金が返せないとか、夢を追いかける資金や時間の確保であるとか、多くの人がなにかしらの事情があってやっているし、精神的な問題、知能的な問題を抱えている人もすくなくないと思う。
わたしは知能検査はふつうだし、高校も大学も中退はしたものの偏差値の高いところに行っていたけれど、社会的知能みたいなものに欠けている自覚があるから、知能が低い人たちが搾取の構造に簡単にはまってしまうことは、本当によくわかる。
それはお客さんの側にも言えることではあるけれど。
発達凹凸のようなものを抱えていると見受けられるお客さんの多いことに愕然とし、苦しかった記憶が強くある。
この人たちを騙してはいいけないと思うけれど、そう思えば思うほど、その人たちに気に入られ、入れ込ませてしまう。
苦しみをいろいろ並べ立てたけれど、わたしはもはや、書けるのならなんでもいい。
それくらいなにか、心が追い詰められている。
だから、もしかしたら風俗嬢(嬢という言葉が似合うとしではもうないけれど)に戻るかもしれないけれど、そうしたら好きな人とももう別れようかと思っているけど、それくらいわたしにはもう書くことしかないと思っているからと、泣きながらこれを書いているのだけれど。
誰にも読まれなくってもかまわない。
わたしは子どもの頃から性被害を繰り返し受けてきたから、風俗でまた重篤に傷つくことなんて目に見えている。
それでもいいから、わたしは書きたい。
わたしにはほかになんにもないんだよ。
多少のかわいさと、好きな人を好きである気持ちと、書きたいという青い炎のような熱。
ほかになんにもないなら、なんにもないなりに、闘わなければならない。
失業給付は9月までだから、それまでに考えようと思う。蕁麻疹も出はじめて1ヶ月が経つが広がる一方で、治らないことには風俗などできない。9月までに治します。
みなさん、わたしがなにを選択するか、見守っていてください。
