正しさに依存する上司──仲良くしようとした私が間違っていた
▲この投稿の派生です。
職場にはさまざまなタイプの上司がいる。
でも、私が出会った上司は、少し特別だった。
距離が近すぎて、
考え方をいちいち訂正してきて、
私生活にまで「そんなんじゃうまくいかない」と口を出してくる。
「俺はこういう人間で」と、自分の価値観を一方的に長々と説明してくる。
第一印象は、
「指導熱心」
「自分をさらけ出している」ように見えた。
──最初は、心を開いてくれているのかと思った。
でも、勘違いだった。
私がどう思うかを聞いてくるので素直に答えた。
そこから『訂正』が始まった。
こちらへの苛立ちを言葉で言われるようになって、
「不正解」だと睨んだり、無視したりする人だと段々と気付いた。(はじめは気付かなかった)
次第に私は、圧迫感と違和感で疲れきっていった。
■ 上司に見えた5つの特徴
距離感が異常に近い
→ 相手のスペースを尊重しない。“親しさ”と“侵入”の境界が曖昧。物理的にも肩がくっついたり、顔の距離も異常なほど近い。正しさにこだわりすぎる
→ 違う意見や考え方に対して過剰反応し、「それは違う」と修正を迫る。こちらの考えを訂正しようとする
→ 指導ではなく、“思考の上書き”。対話ではなく、“制圧”。プライベートにまで口出しする
→ 仕事の枠を超えて支配しようとする。「良かれと思って」の名の下に侵害が行われる。自分語りが多く、押しつけがましい
→ 「理解してほしい」気持ちが強すぎて、相手の話を受け取る余白がない。長時間自分の価値観をしゃべり続ける。こちらが喋ると、遮るなと言う。
■ このタイプの上司は、なぜこうなるのか?
心理学的に見ると、こうした言動にはいくつかの背景がある。
「正しさ=安心」の思い込み
→ 自分の正しさが崩れると、不安になる。そのため、相手も「同じ考え」に揃えようとする。共感より支配でつながろうとする
→ 対話が苦手。だから“納得”より“従わせる”ほうに向かってしまう。他者と自分の境界線が弱い
→ 他人の意見を“攻撃”と感じてしまい、過剰に反応する。
■ この上司に見られる主な心理的傾向
図

■ 一言で表すと…
「不安の強い支配型コミュニケーター」
または
「共感より正論でつながろうとする未成熟なリーダー」
■ 関わり方の注意点
正面から意見をぶつけると、自己防衛が強まり対話が成立しにくい
距離をとると不安が増し、干渉が強くなる傾向がある
安心させつつ距離を保つ「静かな境界づくり」が必要(ただし実質的に困難)
■まとめ:この人の問題は、「共感より正しさ」「支配で安心」を選んでしまうこと
「違っても大丈夫」と思える人にとって、
この上司は関係性の前提がまるで違う存在です。
「関係の土台が違いすぎた」
■ 私は壊れる寸前だった
この上司に対して、私は当初「仲良くしたかった」。
違う考え方でも、理解し合えると思っていた。
上司はそんなポーズを取っていたのですっかりそういう人かと思っていた。
第一印象は明るくはつらつとした素直な人に見えた。
理解者であり、明るい上司に見えた。
演技だったけれど。
私の意見を聞かれた時、
自分の意見を述べると訂正が始まった。
今までの印象と違いすぎたため、
訂正は、その人なりの冗談か何かだと思っていた。
実際は許容範囲の狭い、違いが許せない、自分を正義と思い込んでいる人
だった。
私の話は口ごたえに変わり、
私の気づきは妄想にされ、
私の人格は、「そんなんじゃうまくいかない」の一言で踏み潰された。
私の思いはまったく届いてはいなかった。
全てを“訂正”し、“支配”し、“否定”した。
この経験から学んだのは、「相互理解で太刀打ちできない相手もいる」ということ。
■ 最後に
「正しさ」がないと不安になる人がいる。
でも、誰かと仲良くなるために、同じ“正しさ”を持つ必要はない。
違いを認め合える関係のほうが、ずっと豊かで、ずっと健やかだ。
「正しさでつながろうとする関係は苦しい」
私はこれからも、“違っていても壊れない関係”を、大切にしたいと思う。
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