noteはタイトルが7割 (物理的な意味で)
「記事はタイトルが大事!」という話は様々なところで目にするので、多かれ少なかれ、ほとんどの方は知っている話だと思います。
下記のnote公式の記事でも言われていますし、タイトルの重要性はnoteに限らず、個人ブログでも、書籍でもそうですよね。
でも、「知っている」と「実感している」は別の話 です。
実感が伴わないと、動機づけが甘くて、取り組んだようでやれていないことってあったりしますよね。
私も個人ブログを始めたばかりの頃はそうで、
「タイトルなんて検索キーワードを入れて、それっぽく整えておけばOKでしょ?」
と軽く考えていました。
でも、素人ながらに試行錯誤しながら運営しているうちに、ある程度の時間を割いて「タイトルと向き合う」必要があることを実感しました。
そうでないと、そもそも実は読まれるまでにすら至らなくて、PV数が増えなかったんですよね。
そして、noteでも、最近 「良い意味でも悪い意味でも」タイトルの影響を実感する出来事 がありました。
ということで、今回は「タイトルで失敗した例」と「成功した例」 を取り上げつつ、どうすれば良いタイトルを作れるのか を具体的に示していきます。
特に失敗したタイトルの実例を掘り下げることによって、逆説的に良いタイトルが何か見えてくるはず。
「こんなタイトルはまずい!」という、他山の石にしてもらえればと思います!
✅実際にやらかしてしまった「悪いタイトル」だった記事の例
まず、私が書いた 「タイトルが悪かった記事」 をお見せしましょう!
なんか恥を晒すようで辛い気持ちもありますが、これも全ては過去の自分のせいです。ある意味戒めです。
❌ 失敗したタイトル
「生成AIは否定文を理解できない」という訳でもないという説は、強ち間違っていないという話
これは見るからに問題が山積みのタイトルですよね。
実際に、同時期に書いた他の記事と比べても、スキ数・ビュー数が明らかに少ない という寂しい結果に。
とはいえ、「このタイトルの具体的に何が悪かったのか?」は整理して、言語化しないと見えてこない部分があります。
以降で考えてみましょう。
✅「悪いタイトル」の何がダメだったのか?
① タイトルが長すぎる
まず、ぱっと見でタイトルが長すぎますよね。数えてみると44文字ありました。
noteのトップページやタイムラインなどにおいては、スマホでのタイトル表示は40文字程度ですし、PCに至っては25文字程度です。
実際、note公式の推奨も「15~25文字」とされています。
なので、当然ながら上のリンクみたいに途中で途切れます。
もちろんタイトルが長くても、途中まで見えている範囲で意味が通ったり、見る人の興味を引けるなら問題ない場合もあります。
でも、このタイトルの致命的な欠陥は、否定文が混じっているせいで途中で途切れると意味が通らず内容が把握できないのですよね。
💡このしくじりからの教訓
タイトルは長くとも40文字以内には収めたほうが良い。
最初の数単語で、記事の内容が伝わるようにする。
② 分かりづらい(伝わりにくい)
続いて、一度読んだだけでは意味が理解しにくいことも致命的な問題ですよね。
このタイトルに至った背景(言い訳)は、記事内にて「多重否定文」を扱っていたので、それを受けてタイトルを二重、三重の否定文にしているのですが、そんなことは読み手にとってはどうでも良いことです。
記事が並んでいる中で、タイトルを一つ一つじっくり読んだりは基本的にしません。
ぱっと見で 「何の話なのか?」 が 瞬時に伝わることが超重要です。
このタイトルの場合、書いた本人ですら、後で読み返すと良く意味が分かりませんので、こういう自己満足は良くないということですね…。
💡このしくじりからの教訓
明快で分かりやすいタイトルにする
余計な修飾を減らし、シンプルな表現にする
読み手が「知りたい!」と思う内容にフォーカスする
③ クリックしたくなる要素(フック)がない
最後に、このタイトルを読んだときに、「続きを読みたい!」と思う要素がないですよね。
タイトルをクリックするという動作を考えると、「これは面白そうだ」という感情面での興味によって、あるいは「有用そうな情報がありそうだな」という実利的な関心によって、クリックすることが多いです。
この記事にはそれが欠けている。
もっと言うと、面白いと感じさせるような何かがあるわけでもないし、どういう情報が得られるのかが分かりにくいし、数値も具体性もないので信ぴょう性が低い。
つまり、読み手にクリックさせるための「フック」がないのです。
フックのよくある手法は「疑問形」にして問いを投げかけたり、「本当にそうなのか?」と思わせるために敢えて一般的でない表現をしたり、ですね。
そういう要素がないと、そもそも読まれることに繋がりにくかったりするんですよね。
💡このしくじりからの教訓
続きが気になるような要素を入れる(疑問文など)
具体的な数字を入れて、信ぴょう性を高める
興味のありそうなキーワードを入れる
こうしてみると、今回の悪いタイトル例は「長い、分かりにくい、興味をひかない」という負の三拍子が揃っている地獄のようなタイトルですね。
自分で作ったので真摯に受け止めるしかないですが、改めて事実を直視すると反省させられるばかりです…。
✅ 「良いタイトル」だった記事の例
では、悪いタイトルと対照的に 「成功したタイトル」 はどんなものか?
私が書いた記事の中で固定記事を除けば、ビュー数・スキ数が圧倒的に多い記事はこちらです!
🎯良かったタイトル
「なぜGoogleはnoteと手を組むのか? 生成AIでのGoogleの戦略を考える」
先ほどの悪いタイトルの例と比較すると、ビュー数は一桁違います。
では、このタイトルが何故良いのか?
手前味噌で恐縮ですが、どういう狙いでタイトルを作っているのかを解説していきます。
①短すぎず、長すぎないタイトルで、情報量のバランスを取っている
上のリンクを見てもらえば分かるように、全文表示されています。
また仮に途中で途切れたとしても、タイトルの前半部分だけ読めば内容がぱっと見で分かりますよね。
②「なぜ?」という疑問形を使って、読者の興味を引いている
上述したフックの部分ですね。疑問文を使うことで、「その理由を知りたい!」と感じる心理が働きます。
③具体的なキーワードを入れる
タイトル中に、「Google」、「note」、「生成AI」といったキーワードが入っていて、これらはnoteをやってる人の興味関心を引きやすいですよね。
それに加えて、検索エンジン経由(SEOの観点)でのアクセスを考えるときにも重要です。
④疑問形以外にもクリックしたくなる要素を入れる
「Google × note」の組み合わせはニュースにもなっていたので気になる人が多いですよね。更に「戦略」というワードを入れることによって、少し深みを出しています。
こんな感じでどういうタイトルが良いかなと、記事内容とタイトルを行ったり来たりをしながら、様々な観点から考えていってタイトルを決めていくのが良いんじゃないかと思っています。
ちなみにタイトルのブラッシュアップには、ChatGPTとか生成AIが結構使えるので、活用していくと良いかと思います。気付かなかった観点が出てくる場合があるので。
ただ頼り切るというより、最終的には人にとっての印象がどうなのかを加味して、決めていったほうが良いですね。
✅とはいえ、タイトルで釣るのは良くない
ここまで、「クリックされるタイトルの重要性」 を解説してきましたが、
そうは言っても、タイトルであからさまに釣るのは良くないことです。
「ビュー数を伸ばしたい!」という気持ちはわかります。
しかし、クリックを狙うあまり、実際の内容とズレたタイトルをつけると、読者の信頼を失ってしまいますよね。
少し前にあった実際の例で言うと、まだ動画生成AIのSoraが一般公開されていなかった頃に、どっかのブログで「ついにSoraが公開!」といった感じのタイトルの記事が出ていました。
でも、いざ内容を見てみると、違う動画生成AIのことを「Soraみたいなものだから、実質Sora」と言って紹介するような内容だったんですね。
確かにそういうタイトルにすれば人目は引けます。
PV数も稼げるでしょう。
ですが、事実誤認を含むようなタイトルにしてしまうと、ブログ全体の価値の毀損にもつながりますので、その人自身にとっても損なんじゃないかと思います。
というわけで、タイトルと内容は一致させつつ、良いタイトルを目指していくというのが当たり前ですが、大事なポイントになってきます。
じゃあ、この記事の「noteはタイトルが7割 (物理的な意味で)」というタイトルはどうなんだよ、と思われる方もおられるかと思います。
これには理由があって、タイムラインの記事表示(下記)から来ています。

ここでタイトルと画像の比率を見ていくと、およそ70/30の面積比になります。
多くの人は、ここの情報をもとにして、そもそも記事を読むかどうかを判断していますので、物理的に情報の7割を占めていると言って差し支えないはずです。
これを少しキャッチ―な言い回しにして表現したのが、今回のタイトルという訳です。
また、ここまで述べてきたように、タイトルの内容をどうするかが重要です。
そのため、「物理的に7割」なだけではなくて、「心理的にも7割」くらいはタイトルについて思いを馳せて、深く考えることが大事なんじゃないかと思っています。
という感じで、何とか辛うじてタイトル回収しつつまとめられたので、タイトル詐欺も免れたということにしておいて、終わりにしたいと思います。
それではまた。
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