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結婚指輪を探して銀座を歩いたら、ブランドより接客の記憶が残った話

結婚指輪を買うとき、我が家は少し揉めた。

「そもそも指輪って必要?」
「予算は?」
「婚約指輪はどうする?」

そんな話を何度もした。

結婚前から夫とはお金や価値観についてかなり話し合ってきた。興味がある方は以前書いたこちらの記事もどうぞ。

でも買うと決まったあと、夫が言った。

「どうせなら色んなところ見に行こうよ」

夫は興味を持つと、とことん見て回るタイプだ。
その提案を聞いて、私は「それいいな」と思った。

だって、一生使うものだ。

たくさん見て、たくさん比較して、その上で選んだ方が絶対に納得感がある。
せっかく結婚指輪を買う機会なんて人生でそう何度もないのだから、今しか入れないお店も見てみたい。

どうせなら銀座で。
そんなわけで夫婦そろってジュエリーショップ巡りが始まった。

結果として、指輪そのもの以上に、それぞれのお店の空気感や接客が印象に残っている。

今回は完全に独断と偏見で、当時巡った5店舗の感想を書いていこうと思う。

当時回った店舗一覧

1.アイプリモ

写真と実物が違った、っていうのが正直な感想。
お値段はこの中では1番お手頃な部類に入るのではないでしょうか。
比較的人気で可愛いデザインが多いんですが、パンフレットや公式HPの画像と実物を見たときに、期待値が高くなりすぎて、実際を見るとあれ?ってなりました。

2.トレセンテ

ピンクダイヤモンドが有名のブランドだったと思います。可愛らしいものが好きならここおすすめですよと式場見学に行ったときに聞き、それなら行ってみようと思って来店。

確かに可愛らしいデザインが多かった。
けど、私の好みではなかった。
丸っこいデザインが多く、指が太めで短い私の手には合わないなと思った。

3.ダイヤモンドシライシ

結論、私たちはここで購入した。
上品で可愛らしいデザインが多く、価格とのバランスにも納得感があったからだ。

私は昔から好き嫌いが割とはっきりしている性格なので、店員さんが驚くほど迷わなかった。
「これは好き」
「これは違う」
を結構すぐ判断していたと思う。

ただ、写真で見るのと実際に身につけるのは全然違う。

可愛いと思っていたデザインが意外と似合わなかったり、逆にそこまで興味がなかったものがしっくりきたりする。
だからこそ実際に店舗へ行って試着する意味があるんだなと思った。

何店舗か回った結果、
夫婦で意見が割れることもなく、自然と「これがいいね」で決まった。

4.ハリーウィンストン

ハイブランドといえば、観音開きのハリーウィンストン。
一回行ってみたかった。
婚約指輪の王様ってイメージが私たちの中にあった。
高価なことはわかっていたけど、今しか入れない代表格だったから行った。

入るなり、全身をチェックするような視線。
場違い感を感じざるを得なかった。

夫が1番乗り気だったのに、すぐ帰りたそうにしていて勘弁してくれよと思ったのを覚えている。
そう、乗り気だった夫でさえ、
帰りたいと思う緊張感。

とても大きなダイヤモンドの指輪を試着できた。
2度とない経験だから写真撮りたかったけど、
そんなことできる雰囲気ではなかった。
はしゃげるような状態ではなかった。

私の手の指が太くて短いので、とても大きなダイヤがおもちゃに見えた。
身の丈に合わないってこういうことなのかなと
哀愁を覚える経験だった。

5.ティファニー

https://www.tiffany.co.jp/

1番印象に残ったのは、ティファニーだった。
何かあったときはここで買いたいと思うくらいに、印象に残る素敵な対応だった。

特に接客が素晴らしかった。
ついてくれたのは素敵なおばさま。

ハイブランドの店に足を運ぶとまず、服装をジロジロみられる。観察されている感覚がある。
でもそれが悪い印象ではなかったのはティファニーだった。

差別する訳ではなく、来店してくれてありがとうの気持ちでちゃんと最後まで、接客してくれる。

服装や持ち物から、どのくらいなら買えそうか、高いものから見せてくれて、現実ラインのこんなものもあるよと見せてくれた。

とても素晴らしい接客だった。
今でも忘れられない。

最高のおばさまに出会えた。

高級ブランドの接客って「お金を使わせる技術」だと思っていたけれど、あの日は「またこの人に会いたいと思わせる技術」なんだなと感じた。

結局、私たちはダイヤモンドシライシで結婚指輪を購入した。


でも今でも時々思い出すのは、ティファニーのおばさまの接客だったりする。
指輪選びを振り返ると、何を買ったかと同じくらい、誰から買ったかも大事なのかもしれない。

もしこれから結婚指輪を探すなら、気になるお店はぜひたくさん回ってみてほしい。

私にとって結婚指輪の思い出は、指輪そのものだけではなく、夫と銀座を歩き回ったあの日の記憶もセットだ。

一生に一度の買い物だからこそ、その時間そのものが思い出になると思う。




そういえば、最近初めてゲランのエステに行ったときも、似たようなことを感じた。

高級ブランドの価値って、商品そのものだけじゃない。

その空間だったり、接客だったり、「また来たい」と思わせてくれる体験そのものなんだと思う。

ティファニーのおばさまを思い出しながら、そんなことを考えた。

こちらもよかったらどうぞ。

【初めてゲランのエステに行って、美しさの価値観が変わった話】

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