心療内科の前に受診すべき病院|【パニック障害対策】からだを整える
「体の不調はこれが原因だったんだね」
会社の健康診断で甲状腺の腫れを指摘された夜、夫が私にこう言いました。
当時、自律神経失調症の症状が続いていたけれど、原因がずっと分からなかったからです。
甲状腺疾患の症状がその時の自分に当てはまり、不調の原因にたどり着いたようで、少しほっとしたのを覚えています。
結局、甲状腺疾患の検査を受けて、数値的には問題無かったのでガクッときてしまったのですが、こうやって一つずつ可能性のある病気をつぶしていくのは必要だと思います。
今「心療内科に行こうかな」と迷っている方、ちょっと待ってください。「身体の病気」については確認済みですか?
私の知人にも、パニック障害だと思ったけれど違う病気が隠れていたという人がいました。
だからこそ、まずは身体に異常が無いかをチェックしてほしいなと思っています。
心療内科の前に、まずは「身体」の検査を。誤解されやすい2つの病気
パニック障害に似た症状を持つ病気があります。その場合は治療が異なるため、まず身体的な疾患がないかチェックすることをお勧めします。
バセドウ病(甲状腺疾患)
動悸や手の震えなど、パニック発作と見分けがつかないほど似ていることがあります。
更年期障害
「若すぎるから」と油断は禁物。自律神経の乱れは女性ホルモンの影響を大きく受けます。
私の知人はこのバセドウ病でした。20歳頃だったそうです。
・バセドウ病(甲状腺疾患)【内分泌科/甲状腺専門医のクリニック】
主な症状:動悸、手の震え、イライラ、発汗、暑がり、疲れやすい、体重減少
私は健康診断で引っかかり、専門医のクリニックで検査をしました。血液検査で特定の数値を確認し、エコーで患部を診てもらいます。
結果、水が溜まっていることによる腫れで、そこまで大きくないため経過観察で済みました。
甲状腺疾患は女性の方に多い印象ですが、男性でもかかります。実際クリニックで若い男性の患者さんも見かけました。
ちなみに、私は4年くらい通いましたが、ずっと経過観察で変化がなかったため最近行っていません。
当時よりジョギングもしているし、治ったんじゃないかと勝手に想像しています。
運動をすれば治るという根拠はもちろんないので、私こそ行かないといけませんね。
・更年期障害【婦人科/女性、泌尿器科/男性】
主な症状:動悸、不安、のぼせ、発汗、イライラ、不眠、頭痛、気分の落ち込み、めまい、疲労感、うつ
私はパニック障害になる前、めまいや疲労感があり婦人科で更年期障害の検査を受けました。
血液検査でホルモン値を検査した結果、数値的には問題がなく、こちらも様子見になりました。
※追記※
コメントで教えていただきましたが、男性の方でも更年期障害とパニック障害の区別がつきにくい体調不良を感じることがあるそうです。
男性の場合は、泌尿器科でホルモン値の測定をしてもらうことができます。
・更年期障害かも?と思ったら、
👩女性の場合:婦人科へ
👨男性の場合:泌尿器科へ
症状を告げ、ホルモンバランスのチェックをお願いしましょう
更年期は若い方でもかかる疾患と聞きました。年齢は気にせず心当たりがあれば検査は受けたほうがよいと思います
年に一度の健康診断もお忘れなく
会社に勤めていた時、年一回の健康診断がありました。その名残があり、毎年かかさず退職した今も健康診断を自分で受けています。
会社の時も無料でしたが、今も国民健康保険を使い無料で受けられています。
40歳以降は5年に一度、人間ドックにしてより広く検査をするようにしています。こちらは健康診断の範囲までは無料、それを超える金額は自費でした。
上記の2つの疾患で問題が無かった場合、健康診断でそれ以外に異常が無いかも確認できているのが望ましいですね。
私は市で行う乳がん、子宮がん検診なども合わせて受けています。
一般の健康診断では、医師の問診も含まれていると思います。気になっている症状や、どの科に行くべきかを質問できる良い機会だなと思っています。
女性は貧血も確認、「隠れ貧血」のフェリチン値も
女性の場合は、貧血の方も多いかもしれません。めまいや息切れ、疲れやすいなどの症状があります。
パニック障害と間違えることはないと思いますが、健康診断の血液検査で「ヘモグロビン値」を見れば貧血かどうかが確認できます。
一方、貧血はクリアしても、体内の鉄貯蔵を示す「フェリチン値」が低い「隠れ貧血」という場合があります。
体内で鉄が不足すると、貯蔵された鉄(フェリチン)が最初に消費されて、最終的にヘモグロビンが消費されます。
そのため、フェリチン値が低いと「隠れ貧血」になります。
特に月経のある世代の6割が隠れ貧血に当てはまるそうです。
フェリチン値の測定は通常の健康診断では含まれず、追加オプションで検査できます。
インターネットで調べてみると、大体「20ng/mL未満」だと隠れ貧血と判断できそうです。
私はフェリチンも疑って検査しました。近所でフェリチン値を測定できる病院を検索しました。
こちらも正常値で問題なく、むしろ100ng/mL以上あると言われ少し多すぎと言われました。
その時サプリメントも飲んでいなかったので自分でも驚いたのですが、思い当たるのは自宅で「鉄のフライパン」を使っていたことくらい。
重たいし扱いが大変で好きではないのですが、夫が鉄のフライパンで料理するのが好きなので、我が家のフライパンはこちらになりました。鉄の補給にどうやら貢献してくれてたのかな?と思っています。
診断がつかず不安な時期
病院を何か所も回るのは心身共にすごく疲れます。
総合病院だと一か所で済むなとは思うものの、混雑して待ち時間が長いことを知っているので、私は各クリニックへ行っています。
そして診断名がつくと本当ならほっとしますが、どこへ行っても異常がないと言われた時は、「じゃあ一体何なの?」と振り出しに戻った気がしてがっかりしました。
パニック障害になってから振り返ると、全て自律神経失調症の症状だったこと、そして特定の場所で症状が出る広場恐怖症の特徴と一致したことで、心療内科へ行く判断ができました。
「異常がない」と言われるのはがっかりしましたが、パニック障害とこうして向き合うためには必要な過程だったと今は捉えています。
ちなみに、身体の検査と並行して「早いうちに検診を受けておいてほしい場所」がもう一つあります。
それは、パニック障害になると最もハードルが高くなる場所、「歯医者さん」です。これについては、また別の記事で詳しくお伝えしたいと思います。
このnoteでは、パニック障害と付き合いながら無理なく暮らすヒントを発信しています。私の対策のベースはこちらに詳しく書いています。
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