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都内高校生の6割がAIを利用する時代、受け入れる企業側に迎える準備はあるか

日々生成AIの情報収集を生業としている私が、注目すべきトピックをピックアップした。ニュースの要約に加え、独自の切り口で読み解いていく。


  • 東京都内の公立小中高・特別支援学校の児童・生徒を対象にした調査で、生成AIの利用経験は中学校で5割、高校で6割を超えていることが判明した。

  • 東京都教育委員会が活用を推進している都立学校では、高校教員の授業準備などでの生成AI利用率が100%に達している。

  • 面識のない人とSNSでやり取りした経験のある児童・生徒が46%に増加しており、都教委はAIやSNSの特性・注意点をまとめた教材を開発し、情報リテラシー向上を図る方針である。

【市場の力学】

ネイティブ生成AI世代の台頭と企業のデジタル環境におけるギャップ

生成AIの利用経験について、都内の中学生は半分、高校生は6割に達している。日常的に利用している人が何割なのかは気になるところだが、スマートフォンを持っている層では多くが対話型AIアプリを入れているのではないだろうか。

つまり、もう生成AIという技術は、若者の間で日常的に利用されるものとして定着している状況にある。

高校生ともなればその半数近くは卒業後に社会人となり、進学組も数年後には社会人になる。ここで大きな問題となるのが、そんなネイティブ生成AI世代が社会に出るだけの準備が、受け入れる企業側でできているかという点である。彼らが就職した先で、相も変わらずに申請書は紙で書かされるなんてことになれば、日常とのギャップに嫌気がさしてしまうだろう。

AIによる全面代替の懐疑論と日常業務自動化による若手人材の離職防止

よく何でもかんでもAIに置き換えることには、懐疑的な意見が見られる。確かにすべてをAIに置き換えてしまえば、業務で必要な知識やスキルを身に着ける経験すらも失ってしまう。

しかしながら、日常的な申請書の作成など、AIで自動化できるところは進めていかなければならない。こうした効率化を怠れば、せっかく獲得した若い人材も、会社の古いやり方にあきれて出て行ってしまう可能性がある。

生成AIを活用することで現行の業務を効率化するのはもちろんだが、新たな若い力を獲得するためにも、企業における生成AIの存在は欠かせないのではないだろうか。

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