詩:宿命と運命
原題:destiny
~ 宿命を変えることは無理でも
運命はきっと変えられる ~
いつどこで生まれるかは
決めることはできない
地域や時代も 民族や言語も
生年月日も
誰のもとで生まれるかは
選ぶことはできない
男女や容姿も 兄弟や名前も
遺伝的要素も
なぜ自分など生まれてきたんだ
もう一度人生をやり直したい
なぜこんな人間に生まれたんだ
他の人に生まれ変わりたい
誰もが一度は思い
それは無理だと天をあおぐ
誰もが一度は願い
それは夢だとため息をつく
そんな定めを飲み込んで
受け入れることができれば
そんな自分と向き合って
受け止めることができれば
そこからが
人生の本当の出発なのかもしれない
それからが
自分の新たな創造なのかもしれない
いつどこで働くかは
挑戦することができる
誰とどう出会うかは
選択することができる
それは簡単ではないけれど
不可能とは言えない
それは必然ではないけれど
偶然だけとも限らない
可能性がわずかでもあるならば
一歩でも前に踏み出そう
チャンスがつかめるようならば
手をのばしてつかみとろう
遅すぎることはない
時間はまだ残されている
諦めることはない
お金もきっと生み出せる
何かができるかもしれないという
希望さえあれば
やってみないとわからないという
勇気さえあれば
●詩に込めた思い
この詩は15年前に書きました
荒削りな部分がありますが、
原文のままといたしました。
みなさまが投稿されている中で
壮絶な生い立ちや人生を歩まれて
こられた内容を拝見すると、
とても心が痛んで胸がギュッと
締め付けられてしまいます。
僕の姉や妻など、身の回りにも
大変な人生を歩んだ人もいますが、
僕自身は、そのような大変な人に
比べれば大変恵まれてきました。
でも、1つだけ思うこととしては、
(個人的な考えではありますが)
宿命は変えられないけれど、
運命は変えられるということです。
家庭環境、健康状態、家族の状況、
経済的にゆとりの有無などだけで、
幸福か不幸かを決めつけられない
とは言っても、大きくのしかかる
重荷からは開放されにくいでしょう。
そんな、自分や身の回りの人に、
そのような現実を突きつけられると
誰かや何かを恨めしく思ったり、
これさえなければ、あの時こうなら
という風に悔やんで当然だと思います。
でも、昨日までがそうだとしても、
それが今日も何も変わらないとは、
断定することはできないし、
明日には何か1つでも少しでも、
希望を見出せるかもしれません。
そんな方々に、
明日を信じたいという気持ちに
少しでもなっていただければ、
という思いを込めて作りました。
道端に咲いているたんぽぽが
踏まれても折られても倒れても
深く伸ばした根が養分を吸って
また花を咲かせているように。
(松任谷由実さんのダンデライオンが好きです)
詩を投稿するきっかけを書いています
