神宿る地・出雲 ~観光編
ずっと前から、いちど出雲に行きたいと思っていました。
その昔、大国主命が自分の創り上げた地の国を天照大神に譲る代わりに要求したという社が、かの有名な出雲大社。
素戔嗚尊のヤマタノオロチ伝説など、様々な神話が伝わる地。
しかし、遠い(泣)
でもせっかく行くのなら、と気合を入れまして、今回はだいたいこんな感じで回りました。

……しかし。しかーしっっっ!!!
秋しば、無知なんです。どーしよーもなくあほなんです。
だからね、宿を予約した時はね、知らなかったの。
その時期が神在月だということを!!!
10月のことを神無月って言いますよね。この時期は八百万の神様がみーんな出雲に集まって会議をするから、全国から神様がいなくなる「神無月」。逆に出雲だけは「神在月」と称するわけで。
それぐらい知ってらあ、へへん! と威張っていた秋しばさん。
あのですね、その10月ってのは旧暦なんですわ。
さらにですね、それを現代の暦に直すと11月なんですわ。
そんでもってですね、実際に神様が来て、会議して、お帰りになる期間ってのが11月10日~11月17日なんですわ。
さて、あんたたちの旅行の予定は?
……11月13日~16日。
どひゃー!
どひゃー!!
どっっっひゃー!!!
……めちゃかぶりやん。
それはつまり、激混みが予測されるわけで。うちら車なわけで。しかも秋しばは少々体が不自由なので、あんまり立ちっぱなしとかできないわけで。
けど、今さら日程も変えられないわけで。
「まあいいじゃん。逆に貴重な時期に行けると思えば」
あまり物事にこだわらない夫が、のんびりと言います。
確かにそのとおり。しかし効率よく回るためには「渋滞情報と駐車場の確保」が何より大事!!!
いつも以上にGoogleマップさまにお世話になった旅と相なりました(汗)
【1日め】
初日はほとんど移動のみ。でも宿に着く前に、夕日で有名な宍道湖に寄りました。最初は宍道湖サービスエリアから見たんですが、あんまりしっかり見えなかったので、一般道に降りて湖畔へ。


ところが、夕日を撮るのに夢中になっていた夫が、歩道にはみ出ていた木の枝(中途半端に伐採した直径5㎝ぐらいの切り枝)に顔をぶつけて流血騒ぎに。大惨事にならなくてよかったです…。
そうして何とか宿に辿り着きました。
1日めは湯の川温泉『湯元・湯の川』さん。
優しい肌さわりのお湯が嬉しい、素朴で落ち着く宿。でも貸切風呂が3つもあるし、料理もおいしいし、お酒もたくさん! いいお宿でしたー!!!

本館から貸切風呂への回廊が渋い!
【2日め】
さて、2日めはいよいよ出雲大社!!
さて神在月のまっただなか、宿の人にも「混みますねえ……」とため息まじりに言われ。何とか渋滞前に駐車場へ入ろうと、早起きして頑張りました!
その甲斐あって、見事狙った駐車場にピットイン。
よし、ラッキー!! 出雲の神様に歓迎されてる!!!(勝手)
でもその数分後に駐車場は埋まり、道路が途轍もなく渋滞し始めたことを思うと、本当に幸運でした。
そして、見て。この青空。



実はこの写真だけ、翌日のものなんです……。
と言うのも、この有名な大きい注連縄が拝殿ではなく境内外にある神楽殿のものだと知らず……最初の日は見ないで帰っちゃったんです。バカチーン!
宿でそのことに気づいて、急遽行程を変更して翌日に出雲大社・再参拝💦
空の様子がずいぶん違うのはそのせいです(笑)
行く前にもうちょっと下調べしろよ……と深く反省した秋しばでした。
さて気を取り直して、出雲大社内をあちこち。
有名な大国主命の像です。


大国主命と言えば「因幡の白ウサギ伝説」。それにちなんで、境内いたるところにウサギさんがいます。そしてどうやら出雲は日本酒発祥の地でもあるらしく。


さて出雲大社に別れを告げ(この時点では、また翌日に来るはめになることを予期していない秋しば夫婦)、近くの浜辺へ。
「神在月に神様がここから上がってきて出雲大社に向かう」という稲佐の浜です。ここも駐車場が激混み。

そして出雲はめのうの産地だそうで、古来から勾玉の生産が盛んだったとか。ちゃんと「出雲式勾玉」というのがあるらしいです。全然知らなかった……。無知&勉強不足を晒しまくりながら旅は続きます。

写真ではあまり上手く撮れなかったけど、本当に不思議な形でした。
空に勾玉がいっぱいってすごい(笑)
ここだけでなく出雲にいる間に、不思議な形をした雲をたくさん見ました。
さて今度は日本一高いという『日御碕灯台』へ向かいます。
その途中で『日御碕神社』へ立ち寄りました。

天照大神と素戔嗚尊の姉弟神がご祭神。

朝から出雲大社を歩き回り、あちこちの摂社を巡ったあとの163怪談、じゃなくて163階段! もはや足は限界です。
ということで本日はこれまで、と宿に向かいました。
歩行距離は実に13.2km、18216歩!!
日頃ヘタレな秋しばにしては上出来です。
この日の宿は玉造温泉『白石屋』さん。昨日の宿とは打って変わって、とても華やかなお宿でした。夜はロビーでプロジェクションマッピングが楽しめるという、なかなか斬新なお宿(笑)
温泉街もあるので散策も楽しいですよー!

スタッフさんがみんなすごく親切!
【3日め】
さてすでに書いたとおり、有名な神楽殿の大注連縄を見るために、再び出雲大社へと向かいます。この日は「神在祭」が執り行われるため、昨日よりもぐっと人出が多かったです。でもその代わりにいろいろな神事を見られたので、却って良かったのかもしれません。結果オーライです(笑)
さて充分に出雲大社を満喫したあとは、宍道湖の北側に沿って一路東へ。
島根県のもうひとつのシンボル(たぶん)・松江城へ!
修学旅行の学生さんがちらほら。

【お詫びと訂正】
最初の記事で、松江城を「再建」と記載していましたが、創建当時の城郭が現存している国宝でした。お詫びして訂正いたします。
大変失礼いたしました。

松江城近くの物産館でおみやげをしこたま買い込み(ほとんどが酒だ)、さらに東へ。島根県の東端、ほとんど鳥取県との県境にある美保神社を目指します。「出雲大社と併せてお参りすると願いが叶いやすい」とされているので、これは外せぬとばかりにえっほえっほと東へ走ります(単純)
ここで山門をくぐった途端、太鼓の音が。ちょうど御祈祷が始まり、雅楽と巫女舞を見ることができました。

美保神社の門前には小さいけれど現役の漁港があり、漁船がたくさん並んでいました。海の水がとても綺麗! そして岸辺から覗くと、なんと!
……ウニがごろごろいる。

でも盗漁厳禁だそうです。
このあと鳥取県に入り、負担を減らすために道中で1泊しつつ、帰路につきました。
出雲、すっっっごくいいところでした!
機会があったら、ぜひ行ってみてくださいね!!!
次回は「食べもの編」をお送りします!!
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