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リハビリ職を目指すあなたへ(終回・前半)――この世界の「歩み方」をお話します




▼リハビリ職を目指すあなたへ(4)
  ――この世界の「出逢い方」をお話します




この記事の 続きとなります

ほぼ大事なことは お伝え済みです

今回は「出逢い方」の補足になります


これから

人生を歩む 歩んでいる

あなたの参考になればいいな
と想います


ひとつの事例です


よろしくお願いいたします






はじめに――再開しましょう




いやはや


コーヒーの利尿作用


恐るべし


お待たせいたしました


よっこいしょういち(←椅子に座る


さぁて 再開しますかね



ケーキ食べません?(←唐突


あ ガトーショコラを(←勝手に注文


あなたは どうします?


ここの バスクチーズケーキ
おいしいですよ?

あ それにします?


じゃぁ それも


よしよし


なんか この段階で満足しちゃう 笑


じゃぁ 始めましょうか


え?


あ… どうぞどうぞ

(お手洗いに行くあなたを 見送ります)




…(しばし後)



あ おかえりなさい


ケーキ 運ばれてますよ


いただきましょう


いただきまーす(手を合わせる)


もぐもぐ(←ケーキを食べてます


おいしーですねぇ


やだ また幸せになっちゃう 笑


少し 端っこ どうぞ


…ね?


おいしいでしょ?






もしも またね


娘たちと 会える日が来たら


こうやって 一緒に

ケーキ食べたいなぁって

想うんですよね…


最近 彼女たちは

どんなケーキが

好きなんだろう?


もう

わからないんですよね…





さてさて


じゃぁ お話 再開しましょう






私の混乱――M君の " 魔法 "





K氏の セミナーを辞めたわたし


なんとなく 日々の業務は
こなしていましたけど


そのころは プライベートの方が
大変でした


娘たちを守るために
子ども園とか 小学校
と よく連絡を取り合っていました

あんまり役に立たなかったけど
児童相談所にも
連絡していましたね


元妻のこと(虐待とか)
相談していたんです



なんとか 一区切りついたころ



職場の後輩(理学療法士)

M君が


急成長していることに
気づいたんです


どうやら
新しく知ったセミナーに
参加しているらしいんです


そしてね
M君は その学んだ内容を
わたしたち スタッフに
シェアしたい
って 言ってくれたんです


随分遠いところまで行って
しかも
高額の参加費まで払って


「いいの!?」
って 想いますよね?


そう言ったら


M君は


「そのかわりに」


ってね


「練習台になってほしいんです

 学んだことが 難しくて

 昼休みとかに 練習台になってほしいんです」


というわけ


『あ~ なるほど
 そんなの 全然 OKOK』


と みんなで返事した



で 彼の主催する
業務終了後の勉強会が
始まったの



もうそれがね

当時のわたしには びっくりな内容なの


とにかく 徹底的に


「触れる」


内容でした


「触診」

というのだけどね



たとえば 首の骨あるでしょ?


ちょっと 首の後ろ触ってみて


骨が飛び出しているの わかります?


顔 下に向けると 触りやすいですよ


うん ね?


それを 一つ一つ 触れていくの


触れるだけじゃなくて


形も感じていく


当時 わからなかったなぁ~


首の骨の後ろの でっぱりってね


カブトムシの角みたいに

二つに分かれているんです


それに 丁寧に触れる みたいなね


わかります?

ふふふ

普通は
「骨の硬さがあるなぁ~」
程度ですよね?



そんな 勉強会でした



最初は スタッフ10人近く
参加していたけど


だんだん 減っていきました


最後は わたしだけになりました


昼休みは わたしの身体

M君の 触診の練習台に 使ってもらいました


M君 なんか 資料を見ながらね


骨 靭帯 とか 触っていくんです

そのうち

神経 血管 内臓 までね


「これ 肝臓
 これは 胃ですね

 アルさん 胃が大きいんですねぇ」


なんて 言っていたM君


『よく 内臓なんて触れるなぁ~』

って びっくりしましたねぇ



そしてね


彼のリハビリの スタイルが

どんどん 変わっていったんです



彼はもともと

運動の仕組みを理解して

患者さんを運動させながら 治療していく
って スタイルだったんですが


患者さんの身体に

触れて

触れて

そして

気づいたら

変わっている


「あぁ M先生 体が軽いです ♪」



みたいな リハビリになっていた


まるで 魔法のようだと

当時わたしは 想いました






学びたいけど――みじめな現実




学ぶセミナーを
K氏で失敗していた わたし



『M君と同じセミナーで 学びたいかも…?』


と いつの間にか 想い始めていました


で ちょっと 情報をM君から聞き出してみたんです


場所は 主に盛岡で行われている


「移動は車で6時間くらいっすねぇ~

 もう慣れました~」


と 笑うM君


「参加費ですか?

 いろいろ あるんですけど

 今 僕参加しているのは

 月1ペースで 半年間ですね

 20万ちょっとですね


 今のセミナー終わったら

 次のレベルに参加する予定です」


と また笑うM君



M君は 愛妻家でね

お子さん 3人


そのとんでもない セミナー参加費も

奥さん 払ってくれているらしい

『まったく!しょうがないわねぇ
 って呆れられてますよ』

と M君が またまた笑う





なんだかね


その時


自分がみじめに 想いましたよ



わたしもね


わたしなりに 妻を愛して

子どもたちを 大事にし

いわゆる イクメン

がんばっていたのに


現実は

M君とは 真逆だった



参加したいけど

とてもじゃないけど

そんな 参加費

支払えなかった




もう お金なんて

一銭も残っていなかったですしね




(コーヒーを口に含む…)






コロナ禍が拓く――物置に差し込む光





そして


コロナ禍 が来ました



M君が参加していたセミナー

開催できなくなりました



その代わり

オンラインで セミナーをする

とのこと



参加費は

一般的な オンラインセミナーの
価格となっていた


『これなら 参加できる!』


と 喜びました

もちろん 申し込みました



もうその頃は

わたしは 家の母屋にいられるのは

必要最低限に 制限されていた

外にある 物置小屋で
暮らしていました


狭くて暗い小屋の中で

古い古い ノートPCの画面に映る



初めてみる 先生と

そのお話を

食い入るように 聞いていましたね



内容は 知らないことばかりでした

初回のセミナーのタイトルは

「坐骨神経痛」

だったのだけど


一般的な話じゃなくって

内臓を中心に

全身の生理学の 話になっていました


わたし 元々が 物理学でしょ?

理路整然としているものに
美しさを感じるのね


先生のお話

『なるほど…』

と 納得しながら

美しさも 感じていました




それから

定期的に開催される

先生の オンラインセミナーに

参加し続けました



すごく ドキドキしながら
質問したことも ありましたね


「あぁ! いい質問ですねぇー!」


って 先生に言われたときの気持ち

今でも 覚えていますよ







道を選ぶのは自由――ちゃんと歩むこと






先生って 言っていますけど

前にも 師匠って言ったから

ここからは 師匠という ニックネームで
呼びますね

ニックネームですよ はははは



師匠のセミナーって

普通に調べても

見つけられないんです



もちろん 秘密組織じゃないし

発信もされているけど

なかなか 目に留まらない



M君も

ある別のセミナーに参加したときに

そのセミナーの参加者さんから
紹介されたのが

きっかけだったらしいんです



岩手県では 知られているのかもしれないけど

新潟では 全然 知る由もない


でも

こうやって

わたしは

師匠を知ったんです



想い出してほしいんだけど


M君を 通して


このセミナーの存在を知ったのって


わたしだけじゃなかったですよね?


職場の同僚 みんな 知る機会を得ました


でも


それを きっかけに 学んでいったのは

わたしだけでした



これはね


他の同僚を 悪く言っているんじゃないんです


彼らは 彼らの


キャリアがあり


人生がある



彼らは 彼らの得意とする分野で

患者さんや 利用者さんに

貢献している



一般的に

わたしたちリハビリ職に

求められているレベルというものはあって


彼らは 十分それを満たしていた


そして それぞれの 道を

進んで行ったんです


人生の比重が

家庭の方が優先している人もいたし


わたしの知らない学びの場へ

向かった人もいた


その医療法人も

いろいろ 変化の時期だったから

その組織の一員として
力をふるっていた人もいた



それぞれのスタッフの

人生経験が

結局は

人生の途上にある

患者さん 利用者さんに

還元されるのだと

わたしは 想っています


どの道を 選んでもいいんです

その道を

ちゃんと 歩めば

いいんだと 想うんです



(コーヒーを少し飲む)



これは 完全に

わたし個人の 意見ですよ 笑






師匠の返信――ダメセミナーの形





その後ね


職場で あることがあって


わたしは その医療法人を


辞めなくてはいけなくなった



全く納得できない 理由だったけど


最初から そうなるように

わたしの知らないところで

誰かが 動いていたのも

わかっていた



有給休暇を 消費しながら


家族にも 誰にも相談できず


次の仕事を探す日々が

始まりました



なかなか 厳しかったです

苦しかったなぁ…




その時ね


師匠の顔が浮かびました


メールで 現状をしたためて

ただ 話を聞いて欲しくて

送信したんです



返ってきた返信文

長いメールでしたけど



「半年間
 セミナー 参加しませんか?」



って 最後書いてあった 


はははは


「人の弱みに付け込んで

 ターゲットを囲い込む」

典型的なダメセミナーのパターン
ですよね!?



しかも そのセミナー

参加費


忘れもしない


39万!



わたしの これまでの話からしたら


「絶対に 絶対に

 参加してはダメな

 典型的ダメセミナー!


 絶対に!

 絶対にだ!」


ですよね? 笑






あなたなら





どうします?





(終回・後半 へ続きます)




リハビリ職を目指すあなたへ(終回・前半)
 ――この世界の「歩み方」をお話します





UnsplashNo Revisionsが撮影した写真

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