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リハビリは「人の生に触れる」――" 治療 " を離れて歩む 3人の同期たち



日陰を書いちゃった――日向を書かなきゃ



おはようございます


今回は 前回の記事の 番外編です


というか ですね


『ちょっと 理学療法士の未来を

 暗く 描きすぎたんじゃないか…?』


って


ちょっと 反省しちゃったんです


という 前回の記事は ▼こちらです


そもそも とびらの写真が


眼鏡をかけた青年が
うつむ(俯)いている…


暗い時代のM君 そのもの



ね?


でしょ?




『ちょっと

 理学療法士のイメージを
 固定しすぎた

 かもしんまい…』


って

ちょっと 反省しちゃったんです


この記事の ビューは
今現在 すでに

3桁…

理学療法士の 端くれ が

「書いて 公開した」

という 責任 があるので



今日はですね


わたしの 大学時代の同期たちの

ほんの一部
ではありますが


3人


いまの状況を

ご紹介します


前回の記事が

ひかげ(日陰)

ならば


今回の記事は

ひなた(日向)

かもしれません



時は

約一年前の 寒い季節


場面は

新潟駅近くの

ある 居酒屋 です





回復期から大学へ――K君の灯(ともしび)



K君とは ご縁があるのか

大学卒業後も

よく会いましたね


彼は

回復期のリハビリに特化

している病院に

勤務していましたが



そこを 辞めます



「リハビリの仕事自体は
 嫌いじゃなかったですよ

 ただ 主任となって
 後輩を指導 するようになって

 考えが
 ちょっと
 変わったんですよねぇ…



 僕が 患者さんを
 直接リハビリする
 よりも

 学生さんの 成長を

 支援する方が

 患者さんのために なるんじゃないかって…

 ちょっと 不遜な考えなんですけど…」


うん K君 らしい


彼は 頭が良いし

それ以上に

コミュニケーション能力が

抜群に高い


1対1のコミュニケーション

のみならず

集団の調整


をするのが

学生時代からうまかった




「学生たちは 大学に入ると

 リハビリのやり方を教えてもらえるって

 期待していますよ


 誤解なんですけどね


 リハビリの正しい やり方
 なんて

 僕たちだって
 わからなかった
 じゃないですか


 かつての僕らの様に

 学生たちは
 就職して
 現場に出て
 模索するしかない


 就職する 病院によって
 経験し 学ぶものは
 ずいぶん ちがう


 でも 「基本」 はある

 解剖学 生理学という
 学問の基本もありますけど


 患者さんに リハビリスタッフとして
 

 関わる 「基本」


 それを 自分なりに 伝えられたら いいなぁ

 と思うんですよね

 そこ まちがえちゃうと

 どんな 素晴らしい技術を身につけても

 患者さんには ためにならない

 そう 想うんですよ


 すみません アルさん相手に

 偉そうなことを 言っちゃいました

 酔ったかもしれないです

 ははは」





「僕ら 大学に在籍し続けるためには

 ポイント

 を貯めないといけないんです


 権威ある学会で発表したら 何ポイント

 論文が雑誌に掲載されたら 何ポイント

 年間で 合計 何ポイントで

 クリア

 そんな 世界です


 ポイントが 必要なので

 結果が得やすそうなところ

 を 狙って
 研究しています


 自分の臨床経験から
 本当に研究したいテーマは

 実質 サブテーマ ですね

 裏で こそこそ やっています
 時間確保するのが 難しいですし
 それ以上に
 予算を確保するのが 大変です


 エビデンス っていっても

 そういう


 『ポイントで 積みあがったもの』


 って 一面 あるんですよね


 結果が出そうだなぁってところに
 研究者みんなが
 群がる


 それで 研究して
 予想された 結果をみて

 『あぁ やっぱり そうだった』

 って 確認するような

 そんな 論文が増えています


 意義が無い とまでは いいませんけど


 それだけじゃ いけない
 って 思います

 でも
 まずは ポイント 大切なんです

 そんな
 独創的で
 インパクトのある 研究
 そうそう できるもんじゃないですからね」


わたしは

K君のはなしを


うんうん へぇ


と 聞きながら


『いい先生 だなぁ』



彼を


見つめていました





美容整体で開業――Tさんの " 女性の道 " 




学生時代は 少しおとなしめだった彼女
Tさん


わたしが アルバイトの関係で
スーツを着て 大学で学んでいたとき

「うわぁ~…💛」

スーツ(だけ)に恋をしていた
乙女なTさんは


もう お子さんがいる

お若い ママさんに なっていました


身につけているものが

かつての彼女のイメージに比べて

かわいらしく 華やか でした


実家にあずけている子どもを

この後 車で迎えに行くからと

ウーロン茶を 飲んでいました



彼女は 新潟県外で

開業 し

お店を

きりもり していました



「もともと 美容には 興味あったんですよ

 最初病院で リハビリしていても

 やりがいはありましたけど

 これを ずっと やっていこう

 とは 想えなかったんですよね」



という Tさんは

働きながら 勉強をして

美容整体

の お店をひらかれたそうです



どこかの お店のスタッフから 独立したのか

最初から 独立開業したのかは

ちょっと 忘れちゃいました


「お客さんが ついてくれるまでは

 やっぱり 大変でした

 でも 旦那もいて

 応援してくれてましたし

 危機感みたいなものは

 たぶん ひとりで開業している人に比べたら
 すこし 小さかったかもしれません」




「美容整体に 特化すると

 施術料の 相場が 跳ね上がるんです

 骨盤 の調整

 小顔 美脚 姿勢…

 表情筋 リンパ…

 メニュー オプションが 豊富になりますしね


 痛みに お金をかけるより

 美しくなるなら 痛みを我慢して
 お金も 支払う

 女性って そういう一面があるって
 実感します


 その分 責任もありますし

 ちゃんと 結果を出して 笑顔になってもらいたい

 それは 病院時代と 変わらないですね

 いえ

 今の方が わたしは 熱心ですね」



「女性の体は ホントに 個性がある
 お客さんによって 全然違うんです

 でも 売れ筋 口コミだけ 参考にしちゃって
 ほんとうは 合っていない商品を 使ってたりする

 ですから 体の状態にあわせた
 商品をお勧めすると

 喜ばれますし

 物販も うまく まわって

 お店的にも 助かります


 売り上げが 安定してきたんで

 今は 子どもとの時間も

 作れるようにはなりました」




「もしも お店がうまくいかなくなっても

 また 病院で働くつもりはないですねぇ


 病院勤務も 嫌いじゃなかったけど

 今思えば あの給料で 自己投資する日々は

 ちょっと ありえなかったなぁって


 自分の 技術に投資はしても

 自分の 女性の部分に 投資できていなかった

 それが 美容を目指したきっかけにもなったのかも…

 そういう意味では 病院勤務には 感謝してます


 美容の世界に 思い切って飛び込んで

 よかった

 こっちの方が わたしは 合ってます」



こんど 予約していい?

と 聞いたら

笑って

「アルさんには 必要ないですよぉ」

って

断られちゃいました



考えてみれば


それ どういう 意味?


ははは





会社代表――S君のユニバーサルツーリズム




遠く 愛知県から 参加してくれたS君

学生時代は

純朴そのもの

という印象だった彼


お昼ご飯は いつも
自分で作ってきたもの を
食べていましたね

「いつも 同じものですよ
 メニュー考えるの めんどくさいですし

 これ食べてれば 安くて 栄養とれるんで」


という 実利を重んじるタイプの彼



「介護保険のリハビリ 主に訪問リハビリですけど

 そこで退院後の 患者さんの生活に 関わっていると

 多くの利用者さんが

 『もう できない』

 って 諦めてしまうことが

 あまりにも 多いんです


 特に 感じたのが

 旅行

 ですね


 『もう 旅行は できない 諦めた』


 女性に 多いですけど

 そういう 声を 聞きました


 もう 昔の様に たくさん 歩けない

 もう 温泉に 入れない

 
 と いわれるんですよね


 一緒に 旅行する人に

 申し訳なくて

 旅行を楽しめない


 それなら 最初から

 旅行は 諦める…」



「僕は

 それ ちょっと さびしいなって

 想ったんですよね


 いろいろ ご縁があって

 小さな会社の 代表になったんです


 障がい者の方々の 旅行を

 実現する 仕事です

 僕の会社だけでは できません

 いろいろ コネクション作って

 協力して…


 ユニバーサルツーリズム


 って言葉

 ご存じですか?


 障がい者

 小さなお子さん連れ

 海外の方 とか


 どんなひとでも

 体の制約とか 年齢とか 国籍とか

 そういうの関係なく

 旅行を楽しみましょう

 って ことなんです


 それを 実現するための 仕事です

 大変ですけど

 だからこそ 楽しいですねぇ」



そういう S君の表情は

とても たくましいものに なっていました


学生時代からお付き合いしていた 彼女と

ご結婚され

お子さんも 3人 おられます


大学時代

ちょっと 子どもっぽい雰囲気もあった

S君

すっかり

いい パパ に

なっていました


偉ぶらない ところが いいですね


「偉ぶって 何か 得 あるんですか?」


S君なら

そう

いいそう


うん 偉い!





人の本質に触れるから――リハビリな生き方



ということで


こんかいは ちょっと 番外編でした


ほかにも 個性的な同期

たくさん いますよ


海外で会社立ち上げた彼とか


みんな リハビリという 仕事を通して


自分を 見つめ


自分の 道を


切り開いていった


そんな 仲間です


頻繁に 連絡は とらなくても


一生懸命 生きている


彼らを


誇らしく 想います



どんな 仕事を していても

どんな 境遇に あったとしても

それを 通して

生き方を

見つけることは

だれにでも あることですが



ただ

リハビリ

という 仕事は



身体 に 触れ

心 に 触れ

生 に 触れ



感じ

考える


仕事です


ですから


リハビリの その先の


仕事も

生き方も


どこか


人 の 本質


に 関わる


ものに なるのかな?



そんなふうに


感じます



彼らの 生き方をみて


そう


感じます






結び――後塵の私もがんばろっと




彼らって


まだ


「ゴール には 至っていない」



思っているところが


生き方として


素晴らしいんですよね





わたしは


大学時代は 30歳代で


彼らの 先を 生きている


気持ちでいたけど



もう いまでは


すっかり 追い越され


彼らの 後ろで


バタバタ


しています




わたしも


彼らを みならい


感じ


考え


進んで


いきたいと




想います







はい


長話


失礼いたしました


きょう 土曜日も


半日 勤務 です


がんばろー




どうぞ 今日という日が


あなたにとって


善い


いちにちと


なりますように


ありがとう ございました


UnsplashDavid Emrichが撮影した写真のDavid Emrichが撮影したイラスト素材

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