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リハビリ職を目指すあなたへ(1)――この世界の「歩き方」をお話します





やり直しできる人生だけど――高校生の大きな「進路選択」




はい こんにちは


そろそろ 夏休みだそうですね

高校生は 進路を考える時期なんでしょうか?



「やり直しがきかない人生なんてない!」

なんて 強く言えるほど 立派には生きていませんが


「やり直してばかり」 の わたしでも

確かに 今も 生きさせてもらってますよ 笑



それでも あなたにとっては

この時期の進路選択って

人生の中でも 大きなイベントですね


ぜひ いっぱい 悩んでくださいね 笑



わたしはね

新潟で育ちました


わたしにも昔
高校時代が あったんです


当時はね

「この世界のことわり(理)」

について知りたいなぁ
なんて 想っていました



「ことわり(理)を知ろうとし続ける人生」

に 憧れました



研究職になろうとしていました

まだ バブルが弾ける前の時代ですよ 笑

「就職なんて楽勝ゲーム」

呑気なもんでした


自分の知力も 過大評価していた

呑気なもんでしたね はははは



それで
物理学を志しますが
やっぱり 挫折しているんです

以前こんな自分の大学~大学院時代の想い出を
記事にしていましたね

▼"わかる" と言ったら "間違い"よ
  ――混沌と水と身体と


就職活動も大変でした(氷河期世代です)

呑気ではいられませんでしたね



そして あれから 約30年

現在

縁も所縁もない 埼玉県で

リハビリの仕事をしています



人生って

おもしろいものですね


ある意味

人生のことわり(理)を

学び続けているのかもしれません…



あ ごめんなさい

今のは ひとりごと です

聞き流してくださいね 笑



それは ともかく



ひょっとしたら あなたは

将来の選択肢の中に

「リハビリ」

を 入れておられるのかも
しれませんね



理学療法士かな?
作業療法士かな?
それとも
言語聴覚士さん?

似た名前ですけど
専門領域は
重なりつつ
全く異なります

よく調べてね


幸い
たくさんの
リハビリの進路に関する情報
がありますねぇ



何の 肩書き も 実績も 無い


素浪人のような理学療法士である わたしが

ここで 学生さんに向けて書くことなど

本来無いんです



ですが どうも 今ある

「リハビリってこんな仕事です ♪」

という 情報の中には


発信者が

「立派な先生」(←自称含む 笑

のものが多いので



素浪人が

ちょびっと 発信してもいいかな?

って 想っちゃいました


ということで


ちょっと お話してみようと

想います



あくまでも

「参考意見」

ですよ?



あ 途中退席
全然 OKですからね


わたしも 気楽にしゃべりますから

お互い 気楽にいきましょうね






国家資格を手にする――" 許可 " と " できる " の差




まずね


「養成学校を卒業したら

 リハビリができるようになる」


とは


想わない方がいいです


難しい国家試験をパスして

国家資格を手にする

ということは


「患者さん(利用者さん)に

 リハビリをすると言って

 触れることが

 " 許可される "」


ということです

ということでしか ありません




あなたの目の前にいる

患者さんが求めるレベルの

リハビリが

" できる "

とは

残念ながら いえません




昔はね

養成学校とは

「即戦力を輩出する場」

だったそうです



学校で知識を学び

病院などの 現場に

実習

におもむき


学んだ知識が

現場でどの程度通用するのか?

を学び

現場の先輩たちの

仕事っぷりを

生で学ぶ

そんな 機会だったんです



あ もちろん

実習はいまでも ありますよ

実習の意義は 大きくは変わっていません



養成校が暇で楽って意味でもありません

重要な知識をたくさん教えてくれます

解剖学 生理学などは

わたしは 今でも勉強中です



でも 養成学校は

即戦力を輩出する場所では

なくなった


その理由のほんの一部を お話しますね








構造が生む " 狂気 "――逃げられる盾






ここから リハビリスタッフの一部を
批判しちゃうんですけど


リハビリさんがいる世界って

とても 狭い世界なんです


どうしても

「井の中の蛙大海を知らず」

みたいなリハビリスタッフが

あちこちに 生まれる



薄っぺらい 全能感を

満たすために


実習生に

酷い指導

いや

言葉の暴力

を行う者がいたのです


映画の「セッション」ってご存じですか?
あんな感じです




わたしが経験したものは

パワハラ実習ではありませんでしたけど

極端に短くなった睡眠で
苦しみました

実習後しばらく 体調が戻るのに
時間がかかった記憶があります


ちょうどそのころ


ある実習生が

実習中に 自ら命を絶つ

という事件が起きてしまったんです



2008年でした


しかも それだけでなく


2013年にも


絶対に繰り返してはいけないことが

繰り返されたんです



そこから 実習の在り方が変わり

現在の実習は なんとなく

「体験する」

というものになりました



わたしは
それで善いと思っています

どう考えても おかしな実習を

リハビリの世界はしていた


ただね


ごく一部のリハビリスタッフには

そういう " 狂気 " を持っている

今でも 持っている


患者さんには ニコニコしているのに

後輩や実習生には

別の本性を見せる


そういうスタッフ

現実にいます



そして

「構造的」に

リハビリという世界は

そういうスタッフが生まれる要素を持っている



その狂気

実は わたしの中にも

あると自覚しています



そのこと

あなたは

予め 知っておいても

よいのかもしれません



そしてね

わたしが あなたに言いたい

大切なことは



もしも 将来

" そういう先輩 " がいて

しかもそれを庇うような組織に
就職してしまったら



逃げてね


受け持った患者さんへの責任感が

あなたを 引き留めるかもしれないけど



逃げてね


逃げていい



そんな人間に

それを庇う組織なんかに

あなたが 関わる必要なんて

無い



リハビリの資格を持つ

ということは


「逃げられる」


という


「強力な盾」


でもあるんですよ






就職後の現実――労働とその対価





ごめんなさいね 怖い話をしてしまって


話を戻しますね


では あなたは

無事に 国家資格を手にし
就職したとしましょうね



「安定した仕事に就いた

 あとは 仕事をこなせばいい」


と 思われるかな?

そういうスタッフさん 多いですよ


せっかく 大人になって

社会人になって

お給料をもらったら


いろいろ 経験したいですよね?


旅行

いいですね


恋愛

いいですね


結婚

いいですね(一般的な意味で 笑


子どもができて

自分の家族を持つ


いいですね



ただね

これも 予め

お伝えしておきますね



今言った

ごく普通の経験を

行うには


リハビリという仕事は

あなたが期待するほど


「収入は多くはない」


ことは お伝えします



たとえ 初任給が

手取りで19~20万であっても

その後の経験に応じた

昇給幅は 非常に小さい

のが 一般的です



わたしの場合ですけど

新潟時代 最後の給料

50歳を超えても

手取りは20万

最後にもらったボーナス

手取り14万

でした


まぁ 転職をしてきたという
経緯もあるのですが

現実的には こんな感じです


現在はクリニック勤務で
収入の面では
ずいぶん改善されましたけど

それでも 同年代の会社員さんと比べたら
この年齢で受け取る金額は
多いとは言えない


リハビリ職を目指そうという

志を持ち

高い能力を持っている あなたなら


将来 あなたが組織のために提供する

労働

それに見合う 給与が欲しい

と 想われるなら



「別の道」

を 選んだ方が善いです



別の道にも きっと

あなたを 必要としている人たちが

たくさんいますよ


今のうちに

ご自分の 将来の可能性について

いろいろ 広く 検討してくださいね



あなたは違うと想うから

これは あなたに向けて言っているのではないけど



もしも あなたのご友人で

「とりあえず 資格だけ」

という 志望動機でリハビリを

目指す人がいたら


「やめておきなさい」

と 伝えてくれますか?



ちょっと 厳しいことを
言いますけど


人生というのは

そんな回り道

できるほど 甘くないんです



「とりあえず」の人ほど

現場にとって

迷惑な存在はないんです



患者さんにとっても

迷惑この上ない



対人援助の世界には

来ないでほしいんです



そんなことを

やんわり伝えてくれると

うれしいです






良い職場なら――悩んで学んで





話を 戻しますね


それでもね

たくさんの 学生さんが

リハビリの道を 志してくれるんです


これは すごいことです



で あなたが 未来で
就職されたとします


病院などの組織の場合を

考えましょうね



その職場

あなたにとって

とても良いところだとしたら


がんばって 働いてくださいね


先輩の指導をいただきながら

患者さんと一緒に

真剣な心で

微笑みながら

リハビリして



あとで

いっぱい 悩んでくださいね



そういう 仕事なんですから

変なプライドなんて

持っちゃだめですよ



いっぱい できない自分を 認めて

いっぱい 質問してくださいね



それを いっぱいしてもなお

もっと 学びたい

もっと 経験したい

というとき

初めて 転職を
検討してくださいね



ただ

知っておいてほしいことがあるんです






そこにいる価値――何者になりたいのか





組織は

変わります



病院であろうと
施設であろうと
会社であろうと


小さな社会です


いとも簡単に

変わります



そのとき

考えてほしいことがあります



「自分は
 この人生を通して

 何者になりたいのか?」



ということを



変質した その組織の中に


「あなたが所属する価値」


は あるのか?



真剣に 考えてほしいと想います



転職を検討することは

とても 大変なことです



慣れた環境を 離れることは

人間の本能として

避けたいことです



担当する患者さんの顔が
浮かぶかもしれません



お子さんがおられれば
「子ども園の送迎 どうしよう?」
とか
いろいろ 考えちゃうかもしれませんね



ですからね

今のうちに お伝えしたいことがあります


そんなとき


「どこでも 働ける」


という 自信を


身につけておくことが

とても 大切なんです



「この組織にいれば 働ける」

「ここでなければ 働けない」

では

ダメなのです



「経験したことのない フィールドでも

 わたしなら 働ける」


という 自信です


ですから


リハビリ職は


「学び続けること」


が 重要なんだって

わたしは 想うんです






学び続けられるには――組織よりも向き合うもの




最初は

「どうリハビリしたらいいかが
 わからない」

学ぶ理由でしょう



それが 徐々に

「組織の中で 求められるから」

に変わるかもしれません



「組織に評価されるかどうか?」

だけが

学ぶ判断基準になってしまっては



あなたのキャリアにとって

リスクが高い




ですから


真剣に 患者さんに向き合うことが

大事

ともいえるんです





「リハビリなんて こんなもの」


と 思うようになったとき

学ぶことが できなくなります



何年 キャリアを重ねても

「なぜ? どうして?」


と 思えることができれば



学べます



それが


将来


あなたを 守る盾のひとつに


なると


わたしは 想うんです





結び――長話しちゃってごめんなさい




だらだら お話していたら

ずいぶん 長い時間

話をしていました



今回は ここまでにしますね


もう少し 話したいことがあるのです


「じゃぁ どんなところで

 学べばいいの?」


という 難しい問題です


よろしければ


また 来てください



ということで


とりあえず これにて

失礼いたしますね


今日という日が


あなたにとって


善い


一日と


なりますように


ありがとうございました





リハビリ職を目指すあなたへ
 ――この世界の「歩き方」をお話します




UnsplashHaberdoedasが撮影した写真

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