リハビリ職を目指すあなたへ(終回・後半)――この世界の「歩み方」をお話します
▼リハビリ職を目指すあなたへ(終回・前半)
――この世界の「歩み方」をお話します
この記事の続きとなります
よろしくお願いいたします
~~~
あなたなら
どうします?
あむ…(ケーキを口に入れる)
もぐもぐ…(にこにこ 食べる)
やっぱ うんま……(←個人の感想です)
(しばらく 間をおいて
話し始めます)
得ようとしたか――ただ学びたいか
難しいですよね?
当時を 振り返ると
わたしは こう 考えるんです
そのセミナーで
学ぶべきかどうか?
その判断は
「何を教えているか?」
を 見極めることです
おかしなことを言いますけど
学ぶべきかどうか?
は
「実際に 学んでみないと
わからない」
んですよね
師匠の それまでのセミナーの内容
オンラインでしたけど
前に言ったように
わたしは
「本物のすごみ」
を 感じました
だから
「この先生から学ぼう」
と想えたんですよね
もしも あなたが 将来ね
そのセミナーに参加すべきかどうか?
悩んだときは
まず
少額のセミナー
というものが
あるはずですから
そこで 学ぶことを
おすすめします
そこで執拗に
「ここから先は 有料コースで」
みたいに
「出し惜しみする」
セミナーは
ハズレですね
個人的な感想や
事例だけを並べるだけで
その理屈
「原理原則」
が不明確なものも
ハズレですね
他にも判断基準はありますが
それは これまでお話した内容が
参考になるかもしれません
ということで
まさに
ダメセミナー代表の顔
をした
師匠の下で
わたしは学びたい
と
希望しました
ただ お金がありません
師匠への申し込みメールで
「お金
大変申し訳ないのですが
待っていただけますか?」
と 正直に送りました
師匠は その返信で
「そんなこと 気にしないで
お金は なんとかなりますよ ♪」
って 軽い調子で
予言めいたこと
言っていましたね
(コーヒーを 飲みます)
師匠の下で学んだからって
就職が決まるわけじゃないんです
何かが 好転するとも想えない
仮に借金しても
返済するあてもない
はっきりいって
自殺行為だと 思うでしょ?
でもね
わたし
「本気で 学びたい」
って 想ったんです
これはね
理屈でも ことばでも
説明できない
感情でした
はっきり言えるのは
K氏のセミナーに申し込んだときの
気持ちと
全く違った
ということです
K氏の時は
彼のセミナーに参加することで
「技術も お金も 得よう」
としていました
でも 師匠の時は
「学びたい」
だけでした
「得よう」
とは 想っていませんでしたね…
わたしは それまでに
一度
自ら人生を終わらせる誘惑を
超えた経験がありました
だから
もしも 大失敗しても
なんとかなる
と どこか想っていました
極端に聞こえるかもしれないけど
「失ってもいい」
「生きていればいい」
そんな 気持ちでしたね
現実に追い込まれて
心の純度が高まった
のかもしれませんね
現実と内面――参加費とその行方
その後は
" 不思議なこと "
が
たくさん起きました
師匠の予言
通りだったのかは
わかりませんが
なんとかなるんです
生命保険の担当者さんとか
いろいろな 専門家の方が
なぜか 登場してくれて
39万
それに
半年間の 移動宿泊費
工面することが できたんです
「風向きが
追い風に
変わったとき」
その時を
そう 振り返ります
人生って 面白いですね…
就職先も
「ちょうど理学療法士の求人を出すのを
検討し始めたばかり」
という情報を
エージェントさんが見つけてくれて
そこに 就職することができました
これは 本当に
精神的に 助かりましたね
そして
「学び」
が始まりました
そこから どんどん
「現実」
が 変化していきました
いえ
「内面」
が 変化してきました
と いうか…
「現実 と 内面」
は
多少のタイムラグがあっても
一緒に 変化してきたんだ
と 想います
もちろん
M君のお話でもしたような
「触れる 治療」
も できるように
なっていきましたよ
細かく言えば
M君と わたしとでは
「特性が異なる」
のですけどね
「治療家の特性を伸ばす」
のが 師匠の指導方針ですからね
師匠 よく言いますよ
「他の人と自分を 比べないでください
野球と同じです
あなたは ライトに適性があるのに
ピッチャーに憧れてはいけません」
みたいなね 笑
師匠の学びの場は
カースト制度のニオイが
全くしない
風通しの善いところです
(水を少し飲む)
そうそう セミナーの参加費の話です
39万ね
随分後になって 知ったんですけど
師匠って
その時は
能登半島の震災被災地だったそうですけど
多額の寄付
しているんです
ちょっと びっくりするくらいの
金額でした
師匠は あの震災経験者ですからね…
あの震災時は
まだ岩手県の老健で働く
理学療法士さんだったんです
孤立してしまって
大変だったようですね…
「ご恩返し
ご恩送り」
師匠は そう 言ってました
あの39万や
師匠のセミナーの受講料が
比較的高額なのは
手塚治虫さんの
「ブラックジャック」の
高額手術料
みたいなものですよ
師匠は 我々に
「覚悟」
を試しておられる
本当のことを言うと
教えられている内容に比して
金額はかなり控えめなんですけどね
師匠も ブラックジャックも
食べるものなど
生活感覚は
とても庶民的
手元にあるお金は
ご家族を養う 必要額
全然 贅沢していません
それを初めて聞いたとき
驚きましたね
アッチョンブリケ!
はははは
例えが古くて
ごめんなさいね 笑
得たもの――失ったもの
ということでね
ずーーーっと 長々
お話してきましたが
今では 埼玉で
独身 ひとり暮らし
をしています
職場にも恵まれてます
新潟では考えられないレベルの
とても待遇の良い職場です
お金の心配も
ほとんどなくなりました
結婚生活でボロボロだった身体は
おかげさまで
健康を取り戻しました
こうやって
コーヒーと ケーキを
いただく
以前なら
出費
を気にしたり
実は 食べ物の味を
じっくり味わう
心の余裕も
ありませんでした
いまは
コーヒーも ケーキも
とても 美味しい
もっと 食べたい 笑
いま こうして
あなたとの 時間に
お金が使えることが
とても うれしい
お金が 喜んでいるのが
わかりますもの
(ケーキを 一口)
うん……
やっぱりおいしいですね
はははは
~~~
そうそう
参加したセミナーの終了間際
9月に
わたしは ついに
家を出ます
別居を開始するんです
それをね
師匠に
メールで報告したんです
そのときの 返信メールが
これなんですけどね
(スマホ画面を お見せする)

ね?
「これから
ジェットコースターみたいに
人生変わる」
って 書いてあるでしょ?
これ ほんとうにそうで
まるで ジェットコースターみたいに
人生変わってきました
学びたい
と あの時 純粋に願った
それが
ジェットコースターに乗る
切符
だったんでしょうね
こころの
身長制限
やっと 超えて
切符を手にする
チャンスを 得たんでしょうね
~~~
ただね
そうですね
贅沢なのかもしれませんけど
得たもの があれば
失ったもの もあります
娘たちに 会えないのは
正直
やっぱり つらいですね
離婚調停 したんですけど
調停委員さん や 弁護士さんと一緒に
あの 元妻を相手に
「父親の両親
との面会は
制限しない」
ことを 約束できました
本当は 共同養育 とか
定期的な 面会を
わたしは 希望したのですが…
あの元妻相手では
難しかったですね…
でも わたしの 両親がね
娘たちに 会ってくれている
これは 元妻と 娘たちが
密室化させないため
の
方策でもありました
ときどき わたしの母親から
いろいろ 情報が届くんです
娘の書道の作品が
受賞して どこどこで展示されている
って 聞いて
元妻や娘たちに 合わないように
出かけました
娘の書の前で
ぽつんと立っていました
『いい字だねぇ~』
って 想ったけど
その言葉を
直接本人に伝えられない
これはね
とても つらい…
はははは
そうそう ちょうど昨日
母から 娘たちの写真
届いたんですよ
びっくりするくらい
ふたりとも 大きくなっていたんです
あ 観ます?
(お願いもされていないのに
スマホで写真を見せる わたし)

中3と小6
ふたりが子ども園の時は
この二人 一緒に抱きかかえて
ゲラゲラ笑いながら
走ったものですが
こんなに おっきく なってしまいましたよ
「出て行った お父さんには
まだ 会いたくない」
と 長女は言っているそうです
年頃ですし
そりゃそうですよね…
結び――在り方を積み重ねて
あ ごめんなさいね
明るい話で
終わるつもりだったのに
しんみりしちゃった…
最後 わたしの個人的な
話ばかりでしたね
(少し 遠くを見る)
…
人生ですから
いろいろなことが 起こります
でもね
あなたの 在り方が
その 在り方に合った
学びの機会に
出逢えると
想うんです
「学んでから 変わろう」
は
間違いです
毎日の 在り方の 積み重ねが
同じ在り方の 学びに
あなたに ぴったりの学びに
近づく
最短ルートなんです
唯一のルート
かもしれません
それを 知って欲しくて
わたしの 事例を
お話しました
脱線ばかりで
ごめんなさいね
…
さぁて
ケーキ
楽しみましょうね!
こういう お話は
もう 終わりです
また 機会があれば
お話しましょうね
話を聞いてくれて
どうも ありがとう
あなたの
今日と
これからが
善い
日々と
なりますように
お祈りさせて
くださいね
▼リハビリ職を目指すあなたへ(終回・後半)
――この世界の「歩み方」をお話します

UnsplashのTakafumi Yamashitaが撮影した写真
