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半年で右目が見えなくなった話。



ステージ4のガンを経験した、猫人間です🐈

今回は、この半年の間に起きた「目の不調」と、
それと向き合った時間について書いてみます。




2025年8月。
目に違和感を覚えました。

なんだかボワっと、薄い煙が舞っているような。



視力は良いほうだったので
その違和感に気付くのは早かったと思います。


「老眼が早くに来たね」
「あ、アトピー? 
 あ、抗がん剤治療もしたの?」
「ああ、ならステロイド大量に使ってるもんね」

「ステロイド使う人の中には老眼が早まる人もいるからね」
と先生は納得した様子でした。


が、当のわたし
30代で「老眼」……
とてもとてもショックでした。

両親ですら、まだ裸眼で生活ができているのに……。
同世代の友達にもそんなこと言ってる人いないのに……。

戸惑いがまだ残っている中にも関わらず
無情にもどんどん視界は悪くなり。


再度、眼科に行くころには
最初の頃に感じていた「薄い煙」は
そのまま眼球に張り付いたのかと思うくらいにまでなっていました。


「これ白内障だね。しかも進行がすごく早いやつ」とのことでした。



まだ自分の年齢で「老眼」も受け入れられなかったところに
「白内障」だなんて。

とてもショックで、
その日はどうやって帰ったか覚えていません。


私は血液ガン患者なので、
この視界の異変が
「もしかしたらガンの影響なのかも」という不安も同時に膨らみました。

主治医と相談して、MRIを撮ることになりました。



すると、なんと
眼球の奥に 別の病気 が隠れていました。



急遽、都内の大きな大学病院で診てもらうことになりました。



診断名は、IgG4という病気でした。
はじめて聞く名前で、正直よく分からなかった。


白内障の手術日が決まっていたにも関わらず、
こちらの治療が優先、ということで手術は延期となりました。


治療方法は
なんと、またしても「ステロイド」……!


しかも、とっても大量に。




その結果、進行性の早い白内障は
さらにその進行をフルスロットルで早め……
半年後の2026年2月には
右目は全く見えなくなりました。


あまりの見えなさに、
もはや視力検査の機械を使うことすらできず
看護師さんが私の目の前に立って
「C」の書いた紙を見せてくれたくらいです。
(今回のサムネのイラストはそのイメージです)

近づけてもらっても見えないものは見えない。
(※イラスト部分はAI生成)



見えなっていく、ということだけでも怖かったのに……

ついには、目の状態も悪化していて
このままだと手術のリスクが上がる、とのことで
2026年3月に、緊急手術になりました。


そして、緊急手術から1か月を迎えた今日。

視力は、なんと 2.0になりました。



いや、よくなりすぎ……!笑




名医と呼ばれる先生に執刀してもらったのですが
その先生でも「普通より3倍、難易度が高かった」と話されていました。

最悪のパターンも聞いていたのですが
それでも、
無事手術を成功させてくださった
先生・病院スタッフの方々には頭が上がりません。
本当に感謝しています。



半年で、一気に見えなくなって
その半年後に
手術前より視力がよくなるとは思ってもみませんでした。


私の人生は「ジェットコースターみたいだね」とよく友人から言われます。

でもこの半年間は
もう、落ちていく一方なんじゃないかと思った。

目を開けるたびに、現実だけが増えていく。

やりたいことは、目の前にあるのに
何ひとつ出来ない。

そのまま、取り残されていくみたいだった。



でもね。

やっぱり今回も「大丈夫」でしかなかった。



わたし、ステージ4のガンが「完全寛解」になったときに思ったんです。

わたしは、「大丈夫屋さんになろう!」って。

ステージ4のガンになったときに
一番ほしかったのって
ステージ4のガンでも生きてる人からの「大丈夫!」だったから。

だから
私は、たくさんの「大丈夫」をかき集めて発信しています。


あの頃、いてほしかった人に
私が今なれているのであれば
それを私は、最後の瞬間まで発信していきたい。


だから、今回ものすごく混乱したのだけど
またひとつ「大丈夫」を手にしたように思います。
だから、今こうして言葉にしています。


今までガンの闘病ブログをやったり
いろいろな発信をしてきました。

その中で、
もう「病気の人」ではいたくない!
という気持ちになったこともあります。

※その想いについては
【ただの猫人間が、ステージ4のガンを明かした理由】
という初めてのnote記事で書きました。

けどね。
やっぱり、ずっと伝えていきたいことは変わらない。


白内障でも、大丈夫。

ステージ4のガンでも、大丈夫。

他にもたくさんあったけど、大丈夫だったよ。

大丈夫、大丈夫!


この先どうなるか分からない時に、
周りから「大丈夫なの?」と聞かれ
「大丈夫!」と明るいフリしかできなかったの
本当に苦しかった。

でも
「大丈夫じゃないのかもしれない」という思いを
一人で抱えるのも怖かった。


「大丈夫じゃないかもしれない」と思った時に、
「あ、なんか変な猫人間いたな?」って思い出してもらえたら嬉しいです。



そして、たくさんの「大丈夫」を発信してくださっている方にも
心から感謝です。

たくさんの「大丈夫」のおかげで
今もこうして生きることが出来ています。



最後に🌸

白内障になったおかげで見つけることのできたIgG4についても、
いまも治療を続けながら向き合っています。

きっと、
この病気も「大丈夫」になると信じて。



日々のことは、Instagramにも綴っています。

▶▶ あかねこ日和@猫被りの物書き (Instagram)

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