noteで見つけた未来の著者natty725
noteを読んで感じることがあります。
それは、noteには未来の著者が
たくさんいるということです。
私はこれまで500冊以上の
商業出版をプロデュースしてきました。
その経験から言うと、
この人は本を書けると感じる文章があります。
今回ご紹介するnatty725さんも、まさにそうでした。
公立高校で28年間、美術教師として生徒と向き合い、
その後エチオピアで教育に関わり、
現在は非常勤講師として教壇に立ち続けている方です。
一見すると、特別な経歴のようにも見えます。
でも文章を読むと、どこか等身大で、
むしろ葛藤や迷いの方が強く伝わってきます。
「向いていないかもしれない」と思いながら続けた28年
natty725さんは、
自分は教師に向いていないかもしれない
と感じながら、
28年間その仕事を続けたと書かれています。
これ、なかなか言えないですよね。
でも実際は、
多くの人が同じようなことを感じながら
働いているはずです。
向いているか分からない。
自信があるわけでもない。
それでも続けている。
その中で、生徒に向き合い、
時には厳しく、時には寄り添いながら、
結果として多くの人に影響を与えてきた。
ここに、すでに一冊の価値があると感じました。
人生は“きれいな成功ストーリー”ではない
印象的だったのは、
人生を「織物」に例えていた部分です。
夢が叶った部分もあれば、
叶わなかった部分もある。
うまくいったことも、
苦かった経験も、
すべてが混ざり合って今の自分ができている。
この視点、とても大事だと思います。
本というのは、きれいな成功談だけを
書けばいいわけではありません。
むしろ、うまくいかなかった過程や、
葛藤している時間の方が、読者には響きます。
自分では当たり前のことが価値になる
natty725さんの文章を読んでいると、
特別なことを書こうとしていないのが分かります。
むしろ、自分にとって当たり前だった経験を、
丁寧に言葉にしている。
これが、とても良いのです。
出版の現場でもよくあるのですが、
多くの人が「すごいことを書かなきゃ」
と思ってしまう。
でも実際に価値になるのは、
自分の中にある“当たり前”です。
長年やってきたこと。
悩みながら続けてきたこと。
その中で見えてきた視点。
そこにしか出せない言葉があります。
本になる人の共通点
natty725さんの文章には、
いくつか共通点があります。
・体験が具体的である
・感情が正直である
・視点に一貫性がある
そして何より、
「誰かに伝えたい」という意思がある。
これがある人は、強いです。
テクニックよりも、
まずここが大事だと思っています。
あなたの人生にも、テーマがある
なにも特別な人だけが本を書くわけではありません。
むしろ、
自分の人生をちゃんと振り返ってきた人ほど、
伝えるものを持っています。
あなたの経験の中にも、
誰かの役に立つ視点があるはずです。
それを言葉にしたとき、
初めて価値になります。
natty725さんのこれからの発信、
とても楽しみです。
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