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アビィヤデイ教員養成大学の教員住宅ってどんな家だった?           エチオピア行って帰って100の疑問!?    No.035

同期から遅れたがどうにか無事に任地アビィヤディに着任した。大荷物を持ってメケレの空港に着いたら、大学の車が来ていてヨナタンが迎えてくれた。こういう時ほんとうに派遣先が大学で良かったと思う。
大学はけっこう他国のボランティアが来ることには慣れている。そのための家もあって必要な時には送迎もしてくれる。一から自力で移動して住むところを探さねばならない他の隊員に比べるとありがたい環境だ。

大学は上に三角形の形の屋根のある正門がありそこにはいつもガードマンがいる。セキュリティチェックがあるのかと思えばそうでもなく顔パスだった。正門から入って右手に教職員宿舎がある。二戸一組の平屋の長屋が並んでいて、その一つが外国のボランティア用でそこだけ窓に格子がついていた。

前に見た時は荒れた感じだったが、今はある程度掃除をしてくれたようで住める状態になっていた。少し地面から高く作ってあり、石段を3段ほど登って広い横長のバルコニーの面に立つと右手にドアがありそこから中に入る。

中の壁はオレンジ色に塗られていて、大きなエチオピア全土の地図が壁に貼られていた。ドアから入ったところがリビングで冷蔵庫と机と椅子と部屋の隅にベッドとソファーとローテブルがあった。リビングの奥に台所があり、その横にトイレとシャワースペース。その横にはドアが外れている客用寝室、その向かいでリビングの横には大きなペッドの主寝室。床はひんやりした灰色の四角い石が敷き詰められていてベッドの周辺にはゴザのような敷物がある。

家族で住むことができる大きさに
一人暮らしで余裕があった。

まず家に連れて行ってもらい、ご近所さんがコーヒーを淹れてくれた。そこからとりあえず荷物を置いてヨナタンに付き添ってもらって買い物に行った。まずシーツがいる、タライがいる、ホウキも欲しいなど買い物しまくった。

しかし、一応居住可能ということと家の中に問題がないということは別物である。冷蔵庫は動かない、台所は水漏れが激しい、客室のドアは外れている、シャワー用の温水器がついてはいるがまったくお湯は出ない。

大学に修理を依頼すると明日のお昼に行くというものの決して来ないこともあるし、来ても最低半日から2~ 3日後になる。冷蔵庫は点検してもらったら冷蔵庫ではなくコンセントの問題だということがわかり、日本の百均ショップのコンセントにしたら大丈夫だった。水漏れは事務方の長に泣き落としをして校務員さんに来てもらって直してもらった。

客室のドアはすぐには困らないのでしばらく放置していたが、このままでは永遠に放置になると思ってうるさく言って直してもらった。

最後のシャワーの温水器に関しては結局周囲も同じ状況だがあまり皆不満を感じていないようで、修理してもらうこと自体諦めて、タライにお湯を張って行水していた。それでも水が出るだけだいぶ恵まれていた。

大活躍のタライ。
手前のペットボトルは手桶として使っていた。

そのタライで洗濯もしていた。手洗い洗濯は大変だったが結構スッキリした感じがして良かった。晴れた日には裏庭に洗濯ロープを張ってシーツを干す。そのシーツの下を近所の犬や猫が歩いていくこともある。強烈な日光でみるみる乾いていくシーツが風にそよいでいる景色が今も目に浮かぶ。

お天気が良くて洗濯物が干せると幸せを感じる。


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