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【就活お役立ち情報】自己PRが思いつかない就活生へ 「行動の再現性が大切な理由」3選

この記事は就活に関する記事として、主に新卒向け・特に28卒・29卒の就活を最近始め出した方に向けた内容になります。


上場企業で毎年1,500人の学生さんと接している人事・採用の責任者の あじゅまる です。

僕はこれまでに多くの学生さんと関わる中で、何を不安に思い、どんな情報を求め、どんな瞬間に決断するのかを、採用の現場で間近に見てきました。

普段のnoteでは趣味のマンガを紹介していますが、この記事では少しでもネットに転がっている情報で心を擦り減らす人が少なくなることを願い、就活に関する情報を発信しています。

僕の細かな経歴はプロフィール記事を見ていただけると幸いですが、簡単に自己紹介すると、現職では採用チームの統括リーダー兼社内研修の講師や社内制度設計などを8年ほど行っています。

また、国家資格キャリアコンサルタントと公認心理師の資格を取得しているので、人柄は結構ちゃらんぽらんですが記事はしっかりとした真面目な内容になっていると思ってるので、安心してご覧くださいね。

そして、これまでの就活に関する記事は「就活に関するぶっちゃけトーク」のシリーズとして20,000字ほどある長文で僕が培ってきたノウハウやテクニック、想いを紹介してきました。

ただ、就活をしている学生さんってめちゃくちゃ忙しくて、企業分析をするにしても、その会社のHPを見る時間は平均で3分と言われるくらい、サッと情報を集めて違うことに時間を割いているというデータも出ています。

なので、「就活お役立ち情報まとめ」シリーズの『自己PR編』として、就活を始めたばかりでインターンへの応募や早期選考のエントリーシートなどで困りがちな悩みを軽くする情報を5,000文字程度でサッと読める記事でお届けします。

前置きがながくなってしまいましたが、それではさっそく『行動の再現性が大切な理由』をテーマに解説していきます!


「すごい経験」なんていらないし、誰しもないのが当たり前

「自己PRを書こう!」と思い立って、ノートを開いたものの何も思いつかない…なんて経験はありませんか?

だって、部活で全国大会に出たわけでもなければ、学生起業をしたわけでもないし、留学やワーキングホリデーのようなキラキラ輝いた経験がない…。

でも周りの就活生を見ると自分だけ何もしていないような気がしてしまうし、SNSにはすごい経験を持っている人がたくさん情報を上げていて、「こんな経験がない自分は不利なのでは…」って落ち込んでしまうことも少なくないと思うんです。

でも、採用担当として毎年多くの就活生と接している僕からすると、その悩みは頭を抱えてしまうぐらい困ってしまうものであるって共感できると同時に、こう思うんですよね。

今感じているすごい経験がない…って劣等感は持たなくていいし、採用担当が知りたいのは入社後も同じように活躍できる人かどうか…だよ!って。

ハッキリ言って企業が知りたいのは、経験の派手さなんかじゃなくて、その経験の中で何を考え、どう工夫し、何を学び、仕事でどう活かせそうなのか…って、行動の再現性なんです。

なので、ここからは僕のワンポイントアドバイスも含めて、「自己PRで再現性を重視する理由」を見ていきましょう!

採用担当が再現性を重視する理由:3選

① 過去ではなく、未来に投資している

新卒採用における大前提として、即戦力の活躍を求めるのではなくて、これからの活躍を見越して育成していくポテンシャル採用であることを知っておいてもらいたい…。

この大前提の中で企業が莫大なお金と時間をかけた採用活動で学生の何を見たいのか…。

それは「これまでの実績よりも入社後の活躍」、そして「その経験から何を学び、今後どう活かせるのか」を重要視しているんです。

採用担当は「明日、一緒に働く姿」を想像しているので、インターン中の雑談や説明会での質疑応答、面接のやり取りなど、いろんなシーンであなたの話を聞きながら未来を見据えています。

新人研修のグループワークだとこんな感じになりそう…とか、お客さま対応は安心かな…とか、組織・チームで働けそうかな…みたいなイメージを膨らませています。

なので、過去の実績も大事だけど、実績よりもその実績に至った経緯・経験が次も似たような出来事が起こったときに、同じような行動ができるのか、成果を上げられるのかの再現性を重要視してるんです。

また、習慣化されている行動も未来でも変わりなく続けている可能性が高いので、習慣となっていることは環境が変わっても通用する力がありそうって思えるんですよね。

仕事って自分の会社であれば部署や上司、同僚、そしてお客さまと、いろんな人たちと関わることになるので、そんな様々な場面で再現できるものを確認したい…。

そうなると習慣になっているほどの行動って、その裏には大切にしている価値観があって、続きやすいこと(飽きづらいこと)や人との関わり方は、「なぜそう思うのか」までを深く考えてみるとその人の価値観が見えてきます。

その価値観が会社が掲げていることやこれから目指したいことに対してマッチしているかを見極めていて、会社の未来を一緒に描ける人と働きたいと思っているからこそ、再現性を重視しています。


② 一度の成功は、偶然かもしれない

例えば、売上日本一になったアルバイト経験や全国大会出場、起業成功…なんて実績を携えた経験とても素晴らしいんだけど、誰しもがそんなすごい経験がある訳じゃないですよね…。

そんなにすごい経験であっても、そうでもないと感じる経験であっても、それは本人の力で成し遂げたのかな?って、環境のおかげなんじゃないか?って視点が大事になります。

そうじゃないと、めちゃくちゃ優秀じゃん!って思ってたのに、その実態は全部他者任せで最後のプレゼンだけやった人とか、チームが優れていたのにその実績を自分1人のものにしちゃってるパターンがあったりするんです。

これってすごい成果・経験に限らず、自分がアピールしたいエピソード全般に言えるんですが、実際にその成果につながった環境やどんなふうに考えて行動したのかの、成功よりも成功につながった行動や思考を知りたいんですよね。

どちらかというと「結果」よりも「考え方」が知りたいので、面接だと「なぜそう考えたの?」とか、「どうしてその行動を取ったの?」って質問されることが多いです。

これは結果を疑っているわけじゃなくて、あなたの思考パターンを知りたいから聞いていて、その思考パターンには価値観も含まれている習慣として入社後も繰り返されるでからこそ、しっかりと確認されています。


③ 小さなことや失敗したことに隠れた再現性

①の中で「その経験から何を学び、今後どう活かせるのか」を重要視していると言いましたが、何気ない行動や軽いミスに隠れている思考を大事にしています。

例えば、アルバイトで新人が覚えやすいようにマニュアルを作ったり、忙しい時間帯の動線を改善といった経験だと、なんでそれをしようと思ったの?って心情を知りたいんですよね。

自分も最初は戸惑ってすごくしんどかったからこそ「後輩にはそんな思いをしてほしくない」とか、忙しいとパニックになりやすくて助けてくれる人も手一杯になりがちだから「ゆとりを持てるようにしたい」みたいな気持ちです。

そういった心情からどんな行動を起こし、そんな場面は入社後にどれぐらいの頻度で起きそうかを照らし合わせながら、特に日常茶飯事レベル同じように起きることっであれば改善できそうだと想像できます。

大きな出来事でなくても、どんなふうに物事を捉え、その捉え方にはどんな気持ちがあって、その気持ちからどんな行動になるのかの一連の流れは普段の小さなことでも見えるんです。

しかも、かなりの確率で採用時における企業スタンスは、新しいに挑戦することや改善することを望んでいる場合が多いので、効率化や改善に対するアプローチが身近なことでも披露してくれると喜びます。

さらに行動した内容に責任感があることも確認できれば説得力が増して、新規プロジェクトであろうと、クレーム対応であろうと、苦労するようなことでもその特性・価値観を持って行動できる再現性が評価されると思います。

「何をしたか」より、「なぜそうしたのか」を知りたい

ここまで行動の再現性について、3つの視点で紹介しました。

特に人柄重視の企業よりも能力重視の企業であった場合、採用担当が自己PRを聞く理由はとてもシンプルで、「この人は入社後も同じように考えて、同じように行動できるだろうか?」を確認しています。

だから、すごい成果・実績よりも毎日努力できて、改善を続けられて、地道な積み重ねができる人の方がいいし、企業の中で長く活躍している人の多くはこれらが自然とできてるからなんです。

自分が好きなことって、好きだからこその熱量があるし、こだわりがあるし、それを始めたキッカケや出会ったキッカケにはその人が何に惹かれるのか…って深層心理も見えてくるんですよね。

1日どれくらいの時間、何ヶ月ぐらいかけてやってきたのか、それはひとりだったのか、10人だったのか、200人だったのか、その中で意識していたことや心掛けていたことは…。

そんなふうに、どのくらいのコミュニティに属して、どんな立ち位置・ポジションで、どのくらいの時間をかけて、どんな気持ちやっていたのか説明できれば、極論どんなエピソードにでも自己PRにできちゃいます!

ただ、再現性を伝えようとする場合は具体例を出してイメージさせないとなかなか伝わりづらいので、抽象的な「私には○○があります!」とか、「私は○○ができます!」で終わらないようにしてください。

そして、ネットに転がっているたくさんの他者の経験やテンプレを真似しても、あなたならではの行動パターン、自分らしい行動が見えないと説得力がないし、深掘りされるとボロが出ます…。

行動の理由まで伝えるようにあなたの思考や価値観を整理することで仕事への向き合い方も見えてくるし、それこそが入社後も再現できる「あなたらしさ」なんです。

ちなみに、全国大会出場みたいな経験が一定レベルで評価されるのは、どんな分野であっても、そこにたどり着けるのはほんの一部だし、そこに行き着くまでにはそれ相応の能力があったことが証明されているからなんですよね。

僕は部活で陸上競技に打ち込んでいましたが、高圧的な言動や横柄な態度でチーム内で恐れられる先輩がものすごい記録を打ち立てている姿にとてもモヤモヤしていました。

それこそ、天才的なセンスとスキルがあるのは認めるけれど、チームが先輩のためにいろいろ耐えて犠牲にしている環境や自分だけ好き勝手やって強くなっていくことに違和感があったんです…。

でも、良くも悪くも競技面での能力と自分の力を伸ばすために恐怖で人を動かす能力を持っていたんだと考えると、全国大会に行くような人って「それ相応の能力」を持っているって言えちゃうんですよね。

全員が全員そんな人ばかりじゃないし、採用においては自分の会社・組織にそんな人がほしいのか、逆にお断りなのかを判断するために、結果よりも置かれていた環境やどんなふうに考えて行動してきたかを見極めています。

習慣化された思考は行動につながって、再現される可能性が高い分、良いところも悪いところも再現されるパターンを知っておかないと大変なことになりますからね…。

まとめ

「自己PRが、自分の強みが思いつかない…」って悩むことは決して珍しいことではないし、逆に迷いもなくスラスラ話せるほうが怖いです…。

そして、頭を抱えて悩んでしまいがちな問いだからこそ、自分を過小評価していることが少なくありません。

採用担当として1つ伝えておきたいのは、「あなたには必ず強みがある!」ということ。

そしてその強みは「会社でも同じように考え、行動し、成長してくれそうか」って視点で、人柄と合わせて企業は見ています。

すごい実績がなくても、アルバイトでも、ゼミでも、サークルでも、趣味でも、どんなことだってOKです。

大切なのは「あなたらしさ」が伝わること。

就活は自分を大きく見せる競争なんかじゃないので、自分自身を正しく理解して相手に伝える力を育てる時間って捉えてもらえたら嬉しいです。

では早速、この記事を読み終えたら紙を1枚用意して、そして「習慣になっていること」を箇条書きで書き出してみてください。

さらに、「それは何で?」って背景まで考えてみることで、再現できそうな「あなたらしい強み」が見つかるはずだし、その強みこそが採用担当の心を動かすあなただけの自己PRになると思います。

僕はnoteでずっとマンガ紹介を続けてきた中で、ふと社会貢献的なことにチャレンジしてみたいと思うようになりました。

定期的に「就活お役立ち情報まとめ」シリーズとして投稿していきますので、主に就活で悩んでいる人向けになるかもしれませんが、少しでも物事の見え方が変わるヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。

それでは今回はここまでです。

スキやフォローをいただけると励みになりますし、記事への感想やなんらかの要望コメントも大歓迎です!

最後まで読んでいただきありがとうございました。


僕が大事にしている就活記事への想い

僕がnoteで就活向けの記事を投稿する際、「学生向けの就活対策やそれらに関わる情報は絶対に有料にしないぞ!」って誓いました。

就職活動って本当に大変で、勉強や学外活動の忙しい合間を縫って、もちろんお金のためだけじゃない方もいますが、深夜までアルバイトに勤しむ方が多いんです。

就活が本格化し出すと、スーツ代や証明写真、書籍代、オンライン環境を整え、場合によっては、遠方への移動による交通費や宿泊費とお金がかかるし、そのうえ奨学金を抱えている方もたくさんいるんです。

僕も奨学金を700万円ほど借りていたし、学生時代から返済計画を考えて、部活で全国大会での活躍を目指して練習に打ち込む合間でアルバイトにも明け暮れていました…。

そんな学生たちが就職するために、必要な知識を得るためにさらにお金を払わなければならない状況が僕にとってはどうしても理解できなくて、憤りを覚えているんですよね…。

新卒採用で使われる媒体も自分から企業を調べに行くマイナビやリクナビから、企業からスカウトされるのを待つダイレクトリクルーティング、紹介会社・エージェントに就活のほとんどを任せるようになってきました。

媒体が変わることで対策する内容も変わっていきますが、その中には詐欺まがいの悪徳ビジネスも横行していて、全国ニュースになることもあれば、実際に僕もそんな悩みを相談されることがあるんです。

もちろん就活に関する情報には価値がありますし、ノウハウ的な知識にも価値があって、それらを試行錯誤してきた経験を整理して届けることにも価値があることはわかっています…。

でも僕は、就活において最低限知っておいた方がいいことや面接や説明会で自分を守るための考え方、何よりも自分らしく将来を考えるための期間に有益になる情報はもっとシェアされてもいいと思うんです。

だから僕は、お金を払える人だけが就活で失敗しないための知識を得られ、お金を払える人だけが会社選びの視点を持てて、お金を払える人だけが自分を守る情報にアクセスできる格差をなくしたい…。

学生にはそんな格差が生まれる構造にはしたくない…って想いで「就活お役立ち情報まとめ」シリーズをお届けしています!

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