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スマホのカメラは「AI 補正」が入るようになったが…被写体を全く別物に修正してしまう危険性がある?

結論から言うと、その危険性は実際に存在します。

しかも近年は単なる「補正」ではなく、「生成」に近い処理が増えているため、昔よりも問題は複雑になっています。かつてのカメラ補正は比較的単純でした。

明るさを調整する。

ノイズを減らす。

手ブレを補正する。

色味を整える。

この程度です。これらは基本的に、実際に写っている情報を見やすくする処理でした。しかし現在のスマートフォンでは、AIが

「本来こう見えるはずだ」

と推測しながら画像を作るようになっています。ここに危険性があります。

AIは「見たもの」ではなく「ありそうなもの」を作る

AI補正の本質は推測です。例えば遠くにいる鳥を撮影したとします。センサーに記録された情報は非常に少ないかもしれません。するとAIは、

「この特徴なら鳥だろう」

と判断します。しかし実際には、

  • 別の種類の鳥

  • 鳥ですらない何か

  • 偶然そのように見えた物体

である可能性もあります。つまりAIは現実を復元しているのではなく、最もありそうな答えを生成しているのです。

月の写真問題

有名なのが月の撮影です。

近年、一部メーカーのスマートフォンは月を非常に綺麗に撮影できると宣伝していました。ところが検証が行われた結果、実際にはAIが月の模様を補完しているのではないかという議論が起きました。ユーザーが撮影した画像だけから模様を復元しているのではなく、

「月とはこういう模様である」

という知識を利用して補完している可能性が指摘されたのです。もし極端な話をすると、ぼやけた円形の物体を見て、AIが勝手に月らしい模様を描き足している可能性があります。これは補正というより生成です。

人物写真でも起きる

人物写真でも似た問題があります。例えば、

  • 肌のシワ

  • シミ

  • ホクロ

  • 髪の乱れ

などをAIが自動修正することがあります。すると本人から見れば、

「これはもう私ではない」

という状態になることがあります。実際に近年のスマホは、撮影した瞬間にかなり強い美顔補正を適用する場合があります。ユーザーが気付かないうちに顔そのものが変わっていることもあります。

低解像度ほど危険性は高くなる

AI補正が危険になるのは、元情報が少ないときです。例えば、

  • 夜景

  • 遠景

  • デジタルズーム

  • 暗所撮影

などです。元の情報が少ないほど、AIは推測に頼る必要があります。すると、

「存在しない細部」

を作り出す可能性が高くなります。これは人間が霧の中の物体を見て、

「あれは人影だ」

と思い込むのに近い現象です。

将来的にはもっと危険になる可能性がある

現在のAI補正はまだ比較的限定的です。しかし生成AI技術は急速に進歩しています。将来的には、

「空が曇っているから青空に変えよう」

「観光地だから人を消そう」

「料理だから美味しそうに作り直そう」

という処理がさらに自然になるでしょう。その結果、写真なのかCGなのか区別できない状態が増える可能性があります。

記録写真としての信頼性は下がる

昔は、写真は証拠になり得る。という考え方がありました。もちろん昔から加工は存在しました。しかし手間がかかったため、比較的信用されていました。ところがAI補正が一般化すると、

「スマホで撮影した写真だから事実とは限らない」

という時代になります。特に、

  • 報道

  • 科学観測

  • 捜査

  • 証拠写真

などでは問題になります。AIが善意で補正した結果、本来存在しなかった情報が加わる可能性があるからです。

ただし完全に別物へ変わるケースはまだ少ない

一方で、

「猫を撮ったら犬になった」

のような極端なケースは現状ではほとんどありません。なぜなら現在のスマホメーカーも、そのような誤変換は大問題になると理解しているからです。そのため多くのAI補正は、現実から大きく逸脱しない範囲で行われています。しかし、細部については別です。例えば、

実際には見えていなかった羽毛。

実際には存在しなかった模様。

実際には読めなかった文字。

こうしたものがAIによって生成される危険性は十分あります。

結論

スマホのAIカメラは、単なる補正ではなく「推測による生成」に近付きつつあります。

そのため、被写体を完全に別の物へ変えてしまう危険性は理論上存在します。現時点ではメーカー側も大きな逸脱を避けていますが、既に細部についてはAIが勝手に補完している例が見られます。つまり今後は、

「写真に写っているから事実だ」

ではなく、

「その写真はどこまでAIが介入しているのか」

を考えなければならない時代になりつつあると言えるでしょう。



AI 補正は今後も続くのだろうか、 批判が大きく増えても?

(質問)


結論から言うと、批判は今後も出続けると思われますが、AI補正そのものは止まらない可能性が高いです。なぜなら、多くの一般ユーザーは「現実を正確に写した写真」よりも、「綺麗に写った写真」を求めているからです。

ここが非常に重要な点です。

カメラメーカーと一般ユーザーの目的は違う

写真愛好家やカメラマンは、

「現実を忠実に記録したい」

と考えることが少なくありません。しかし一般ユーザーは必ずしもそうではありません。例えば旅行先で撮った写真なら、

実際の空より青い方が嬉しい。

夜景なら明るい方が嬉しい。

料理なら美味しそうな方が嬉しい。

顔なら肌が綺麗な方が嬉しい。

という人が大多数です。そのためメーカーは、

「現実に近い写真」

より、

「ユーザーが喜ぶ写真」

を優先しやすいのです。

実は昔から写真は加工されていた

AIが登場して急に始まった話ではありません。フィルム時代から、

  • フィルムごとの色味

  • 現像方法

  • 焼き込み

  • 露出補正

などが行われていました。デジタル時代になってからも、

  • HDR

  • ノイズ除去

  • シャープネス

  • 色補正

が当たり前になっています。つまり、

「写真は現実をそのまま写している」

という考え方自体が、ある意味では幻想でした。AIはその延長線上にあります。

ただしAIは一線を越えやすい

従来の補正とAI補正には大きな違いがあります。従来は、

「写っている情報を見やすくする」

のが中心でした。しかしAIは、

「写っていない情報を推測で作る」

ことができます。ここが根本的に違います。そのため、

「これは写真なのか?」

という批判が出るわけです。実際に月の写真問題などでは大きな議論になりました。

それでもメーカーはやめにくい

なぜやめにくいのでしょうか。理由は競争です。例えばメーカーAだけが、

「AI補正をやめました」

とします。すると比較画像では、メーカーBの方が綺麗に見えます。一般ユーザーは、

「こっちの方が綺麗じゃないか」

と感じるでしょう。結果として売上で不利になります。つまり、各社がAI補正競争に巻き込まれている状態とも言えます。

批判する人と喜ぶ人が違う

面白いのは、批判する人と歓迎する人があまり重なっていないことです。例えば、

写真愛好家。

報道関係者。

研究者。

記録性を重視する人。

こうした人々はAI補正に警戒的です。一方で、

SNSへ投稿する人。

旅行写真を残したい人。

家族写真を撮る人。

こうした人々は、綺麗に見えることを歓迎する傾向があります。メーカーは後者の方が圧倒的に数が多いことを知っています。

むしろ今後はさらに強くなる可能性がある

技術的には、AI補正はまだ発展途上です。将来的には、

  • 逆光補正

  • 被写体補完

  • 超解像

  • ノイズ除去

  • 背景生成

などがさらに高度になるでしょう。特に生成AIとの融合が進むと、写真とCGの境界はますます曖昧になります。技術的には止まる理由がほとんどありません。

ではどうなるのか

おそらく将来は二極化します。

一方には、「綺麗に見えること」を優先する写真があります。もう一方には、「事実を記録すること」を優先する写真があります。現在でも一部のスマホには、RAW撮影があります。RAWは加工前のデータを保存する仕組みです。今後は、

「AI写真」

「記録写真」

を分けて扱う流れが強くなるかもしれません。

本当の問題はAI補正ではない

実は問題の本質は、AI補正そのものではありません。問題なのは、ユーザーがどこまで補正されたのか分からないことです。例えば、

「この写真はAIによって細部が生成されています」

と明示されていれば、大きな問題にはなりにくいでしょう。しかし、利用者が普通の写真だと思っているのに、実際はAIが大量に情報を作っている。ここに不信感が生まれます。

結論

AI補正に対する批判は今後も続くでしょう。特に、

「写真は現実の記録であるべきだ」

と考える人ほど強く反発するはずです。しかし市場全体を見ると、多くの一般ユーザーは記録性より見栄えを重視しています。そのため、AI補正は批判を受けながらも今後さらに進化していく可能性が高いでしょう。ただし同時に、

「どこまでが撮影で、どこからが生成なのか」

を明示する仕組みへの要求も、今後ますます強くなっていくと考えられます。



このカメラ事情を全く知らなかった。写真が嫌いで証明写真くらいしか撮らないから、被写体がどうなっていてほしいかが、自分には感覚として存在しない。でも、ボケた被写体が、AI 補正で全くの別物に変換されてしまっていたら、流石にユーザは嫌ではないのか…遠くの猫が犬に変わっていたり。オリジナルと AI 補正の二枚が必ず保存されるというのはどうだ。容量が気になるか?

(後記)


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AI-generated, for reference only.

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