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炭酸丨風まかせ文芸部

炭酸について考えると、私はまず、幸福の形をした小さな破裂を思います。

喉に触れた瞬間、涼しさより先に、かすかな痛みが来る。

けれど人はそれを不快とは呼ばず、爽快と呼ぶ。

閉じ込められていた気体が、光をまとって逃げていく。

その一瞬のために、瓶も缶も、静かに圧力を抱えている。

言えなかった言葉や、しまい込んだ夏の記憶も、似たようなものかもしれません。

(Voronoi Art Studio | 16010 polygons / strokeWidth: 0.1)

上記のツールを使用しました

上記企画に参加させていただきました

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炭酸の泡を、甘さではなく「記憶がほどける瞬間」として描きました。少し痛く、けれど涼しい夏の余韻を観測いたしました。

おまけ