子連れ新幹線帰省で、私がやめてよかったこと/やってよかったこと
子連れでの新幹線移動。
正直ちょっと身構えませんか?
「騒いだらどうしよう」
「周りに迷惑をかけたら…」
「ちゃんと静かにしていられるかな」
私はいつも、新幹線に乗る前からどっと疲れていましたが、
今振り返ると「もっと楽しめたなぁ」と思うのです。
子連れ帰省を何度も経験してきた私がまとめた、すぐに使える荷造りリストも参考にしてくださいね。
以前の私は「ちゃんとさせよう」としすぎていた
過去の私は、移動中のことを考えるだけでそわそわしていました。
いい子でいさせなきゃ
周りに迷惑をかけちゃいけない
親としてちゃんとしなきゃ
そう思えば思うほど、子どもの小さな動きや声にも、ピリピリしてしまって。
移動が終わる頃には、ぐったり疲れているのはいつも私でした。
私がやめてよかったこと
そんな新幹線移動が少しラクになったのは、「全部を完璧にやろうとするのをやめた」から。
ずっと静かにさせようとすること
予定どおりに進めようとすること
「迷惑をかけたらダメ」と自分を追い込むこと
最低限の配慮はしつつ、必要以上に自分を責めるのをやめました。
やってよかった具体的な工夫
代わりに私がやってよかったのは、「無理なく乗り切るための準備」をすることでした。
① お昼寝のタイミングに合わせて乗車する
できるだけ子どものお昼寝時間に合わせて新幹線に乗るようにしました。
乗車中に寝てくれるだけで、気持ちの余裕がまったく違います。
② おやつは数種類準備
ご機嫌が怪しくなったとき用に、おやつは数種類、準備しました。
同じおやつでも、味をいくつか揃えておくと「どれにしよう?」と選ぶ楽しみにもなります。
「切り札」があるだけで、親の安心感も変わります。
③ 音の出ないおもちゃを用意
シールブック、絵本、お絵かきボードなど、かさばらない・音の出ないおもちゃを準備しました。
動画だと電波が悪かったり、音を出したがったりと、逆に不機嫌になることも…
「静かにして!」と言わなくて済む環境を作るのがポイントです。
④ 座席はトイレやデッキに近い場所を選ぶ
トイレに近い席や、すぐデッキに移動できる場所を選ぶようにしました。
ぐずったらすぐ移動できる、トイレ問題もすぐ解決できる。
それだけで気持ちがかなりラクになります。
⑤ 子どもの年齢で席数を決める
隣に他のお客さんがいると、どうしてもお互いに気を遣うので、年齢によって席の取り方を工夫することが大事。
子どもが小さいうちは膝の上で2人席。
少し大きくなってきたら、大人2人+子ども2人で3人席を確保。
2歳差姉弟の我が家の場合は、
2歳・0歳から3歳・1歳までは2人席。
4歳・2歳以降は、娘をお膝に乗せて2時間はしんどくなったので、3人席に増やしました。
⑥ 乗車中に使う荷物は「すぐ出せる場所」に
おやつやおもちゃは、荷物棚ではなく手元に置けるように荷造り。
「今すぐ欲しい!」に対応できると、焦らずに済みます。
お手拭きやごみ袋なども、すぐに取り出せると安心です。
⑦ 夫婦で役割分担を決めておく
乗り降りや駅での移動時、
・どの荷物を誰が持つか
・どちらの子どもをどちらが抱っこするか
を事前に決めておくだけで、当日のバタバタが激減しました。
一番変わったのは「私の心」
こうした工夫ももちろん役立ったけれど、一番ラクになったのは「ちゃんとやらなくていい」と思えたことでした。
実は、新幹線移動が少しラクになったきっかけには、ある忘れられない出来事があります。
子どもが少し声を出すだけで、周りの目が気になって気が気じゃなくて。
「うるさいって思われてないかな」
「迷惑だと思われてないかな」
そんなふうに、私はずっとそわそわしていました。
正直、夫が子どもにきつく注意するのを見るのも、胸が苦しくなる瞬間があって。
そんなある日の新幹線でのこと。
子どもたちが、車内でキャッキャと楽しそうにしていた時。
私はまた「大丈夫かな…うるさくないかな…」と落ち着かなくなっていました。
すると、通路を挟んだ向こう側に座っていた70代くらいの女性二人組と目が合いました。するとそのお二人はニコっと笑って、子どもたちに
「かわいいね」
と声をかけてくれたんです。
その表情がとてもやさしくて、まるで見守ってくれているようで。
その瞬間、胸の奥がじわっとゆるんで、涙が出そうになるほどほっとしました。
SNSやネットでは、「子どもの声がうるさい」「公共の場で迷惑だ」
そんなネガティブな言葉を目にすることも多くて、いつの間にか周りの目ばかりを気にしていた私。
この時、
ああ、世の中には優しい人もちゃんといるんだ
そう思えたんです。
この出来事があってから、「完璧に静かにさせなきゃ」という気持ちが、少しずつ手放せるようになりました。
こうして振り返ると、新幹線移動がラクになった一番の理由は、
工夫や準備以上に、私自身の気持ちが変わったことだったのかもしれません。
移動時間が“耐える時間”ではなく、“一緒に過ごす時間”に変わった感覚。
それが、子連れ新幹線が怖くなくなった一番の理由です。
おわりに
子連れの新幹線移動は、頑張りすぎるほどしんどくなりがち。
でもちょっとした準備と、「完璧を目指さない」意識だけで、驚くほどラクになることもあります。
この年末、新幹線で帰省する予定がある方へ。
どうか、「ちゃんとしなきゃ」より「無事にたどり着けばOK」くらいの気持ちで。
ママが少しラクでいることが、いちばんの近道です。
飛行機移動について知りたい方はこちら。
荷造りのときに使える荷造りリストも参考にしてくださいね。
