こころは何処に|心と肌|肌感覚
心と肌
「こころの在処」
心って、どこにあるんだろう
脳なのか
胸のあたりなのか
それとも、目には見えないどこかにあるのか

肌に触れると、
冷たさ、温かさ
乾燥、潤い
やわらかさ、こわばり、、
そして、不思議なことに、その人の心の状態まで伝わってくるような瞬間がある
もちろん、肌だけですべてがわかるわけではない
でも、触れた瞬間に「今日は何かあったのかな」と感じることがある

「触れる」が終わる頃には、肌そのものだけでなく、表情までやわらかくなっていることも少なくない
心が変わると、肌も変わる
肌に触れられることで、心がほどけていく人もいる
だから私は、心と肌は、切り離せないものだと思っている

以前、「皮膚は第三の脳」と書かれた本を読んだ
皮膚は単なる身体を覆う膜ではなく、多くの情報を受け取り、私たちが思っている以上に大切な役割を担っているという
読みながら、「やっぱり」と
理論を知る前から、毎日の触れる中で、それを感じ続けていたから
日本語には「肌感覚」という言葉がある
理屈では説明できないけれど、確かに感じる感覚
「肌が合う」という言葉もある
昔の人は、ずっと前から知っていたのかもしれない
人は、心を肌で感じることを

心は脳にある
そう考える人もいる
それもきっと間違いではない
40年、人の肌に触れてきた私は、こうかな
こころは、肌にもある
そう感じる
ちび創作大賞
「こころの在処」に参加します

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