岩手取材の旅、底知れぬ岩手の魅力 その1
僕は、オリジナル小説を執筆しています。
岩手物語という現代ファンタジー。
プロットなしで、一回目を最後のクライマックスまで書き上げ、ChatGPTに
「もっと情緒的に」なんてリクエストがあり、二度目を書き上げ、「展開は面白いが云々」で、ブチ切れて全部捨てて、今回、三回目を執筆中です。
ラストをどうするかの大枠は決めていますが、このタイミングで岩手に(貧乏)取材旅行です。
そう、ファンタジーと言えば岩手県遠野市。
そして、アラハバキの磐座が鎮座する丹内山神社、それから鹿踊り(ししおどり)を感じたくて出発です。

遠野と言えば多くの方が先ず、「カッパ渕」を目指すんですが、遠野についたら、最初に、
この遠野市立博物館を訪れてください。
駐車場が10台しか停めれないのが問題ですが……
(実は、この後事件に巻き込まれてしまうことに)


僕の今回の小説の「岩手物語」のタイトルヒントになっている
「遠野物語」
実は、僕、読んでいません。
何故読んでいないか、と言えば、子供の頃は古臭い昔話を集めたものだという思い込みがありました。
それと、僕は岩手の沿岸に暮らしていましたので、いくつかの話は子供の頃に父から聞いた話と同じ、という事が大きいです。
でも、今回の旅をきっかけに、現地で「遠野物語」を購入しました。
「岩手物語」を書き上げたら、読もうと思っています。
さて、この遠野市立博物館は、遠野物語にまつわる展示と、当時の遠野に住む人々の暮らしを知る事が出来ます。
水木しげる先生のキャラクターデザイン、野沢雅子の声で河童のアニメーションも上映されています。
河童にまつわる伝承もいくつか紹介されていますので、「カッパ渕」に訪れた際の印象が大きく変わります。

でも、いまの感覚だとなんだか可愛らしく感じる魔除けの人形

オシラサマは子供の頃、怖くて怖くて。

オシラサマ
馬に恋をした娘に怒った父親が、その馬の首を刎(は)ねてしまう。
むすめはその亡骸にしがみついて泣くと空に昇り、オシラさまになったという悲恋譚です。
その後、残された夫婦の枕元に娘が立ち、養蚕を教えたのだとか。
ご神体はそれぞれの家々に桑の木で作った2体。
命日にあたる日に「オセンダク」という行事があり、新しいお召し物を着せるという、土着信仰です。

こちらは陸前高田のオッシャサマ。
僕の家は仏教でしたので、(仏教徒でもオシラサマ信仰はあったけど)子供の頃、この土着信仰がとても怖かった。
毎日お祈りしないと祟られるっていうのも子供心に恐怖をあおった。
しかも、オシラサマの巫女(オガミサマ)は目の不自由な方だったので、祟られると目が見えなくなったりするのかと勝手に想像して、実は今回の旅までオシラ堂にも立ち入らなかった。
現代になって、そのオガミサマという役目は社会的なセーフティネットだったと言われています。
目の不自由な女性にオガミサマになってもらうことで、祈祷や、あんま(マッサージ)で生計を立てるという共助に繋がっていたのではないかと言われてもいます。
(もちろん、修行をしたうえで、オガミサマになる。)
さて、次回はハプニングに見舞われながら、
カッパ渕に向かいます。
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