天使が持ち去った?!~12月20日の香り
オリジナル「真に受けない」とカンファー
真に受けないこと、それは冷たさではなく、高さ。
今日のアコード
オリジナル「真に受けない」は乳香、ホワイトムスク、ブルガリアンローズの静かで優美な香り。それを、カンファーと組み合わせてみる。
カンファーは樹脂系の独特な涼やかさがある。
強さはないけれど、スッキリする感覚、重さはないけれど落ち着く感覚がある。
トップノートでは乳香やムスクとカンファーが溶け合って、天上世界のような異次元感覚が立ちあがる。
高く高く、突き抜けていった先の香りがした。
Un ange passe~天使が通る
沈黙が訪れた時、気まずさを転換するようにフランス語では「天使が通ったね」と言うのだそう。
天使が通って、その場漂う望ましくないものを一緒に運び去ってくれるのかもしれない。
唐突な敵意や、呼び水、卑しい視線・・・^だから一瞬、たじろいでしまうけれど、「Un ange passe」、間が空いたのは天使が通ったから。
そのまま、何かを持ち去ってくれた。
だから、天使に微笑む。
思い出させてくれてありがとう、と。
こんな風に日々を丁寧に生きられたら、時間が止まる瞬間を観察して、自分の感情をおざなりにせず、信じて、向き合わなくていいものを視界から外せたら。
本来のUn ange passeとは言葉る使い方だけれど、きっとエレガントでありたいと思う人のもとには、クリーンではないものを運び去ってくれる天使が、目の前を通っていくはず。
そんな香りができた。
ラストノートは微笑みのように穏やかで優しい。
香り、思い、呼吸。
12月20日がお誕生日の方、記念日の方、おめでとうございます。
12月20日の香水はこちら
