見出し画像

渾身の小説が誰にも読まれなくて嘆いている作家は多い。

 全力で書き上げた渾身の小説。
 よし、これはヒット間違いなしだ!

 そう思って投稿してみても……まったく反応がありません。

 残酷ですが、
 そういうこともよくありますよね。

 自分の小説をネットに投稿している人なら、
 ほとんど共感してくれるのではないでしょうか。

 最初から反応があるのはごく一部の作品だけですし、
 ある程度固定ファンがついてきたとしても、
 作品によっては人気が出ずに終わってしまうこともあります。

 僕も実際そうです。

 人気ジャンルを書けばそれなりに多くの人からフォローやコメントをもらうことができますが、自分の好きなように書いた小説はだいたい読まれません

 その内容に自信があるものであったとしても、です。
 残酷ですね、創作の世界って。

 では、どうすれば渾身の作品を守り抜くことができるのか。

 答えは単純で、
 妥協することです。

 わかります。ええ、わかりますとも。

 かっこ悪いでしょう。言いたいことはわかります。

 妥協しない生き方はかっこいいし、憧れますよね。
「妥協するくらいなら創作なんてやめてやる!」と言いたい気持ちもよくわかります。

 でも、僕が思うのは、
 自分を曲げないことが作品の可能性を狭めているということです。

 趣味でやっているのであれば、
 結果にこだわる必要もないし、多くの人に読まれる必要もないでしょう。

 ただ、仮にあなたが作品のヒットや受賞、その先の商業化を見据えて小説を書いているのであれば……どこかのタイミングで妥協することが必要なのです。


騙されたと思って

 僕は最初、
 異世界転生って何?という状態から小説投稿を始めました。

 その頃は異世界転生の全盛期。
 転生ものを書けばだいたい読まれるという時代だったのですが、
 僕はそんなの書けるかと自分を曲げずに好きなものばかり書いていました。

 近況ノートで「転生ものは絶対に書きたくない」というようなことを主張したりしていましたね。

 結局転生ものを書くようになったのですから、
 今では黒歴史みたいなものですが(暗黒の近況ノートは消去済み)。

 話を戻すと、
 僕は転生ものや流行ジャンルに激しい嫌悪感を示していました。

 転生ものや追放もの、
 そんなの知らん、と。

 僕は自分の好きなSFを書くんだ! そう言ってあまり読まれない作品を何十万文字も書いていたわけです。今考えると凄まじい執筆量ですね。

 でも結局、僕は妥協しました
 きっかけは覚えていません。

 僕は「騙されたと思って」という言葉が好きです。

 その時の僕も、転生ものを書けば読まれるから騙されたと思ってとにかくやってみろ、という言葉を受けて、流行に乗り始めたんだと思います。

 それが転機になりました。
 これまでまったく伸びなかったのに、
 投稿初日から多くのフォロワーを獲得したわけです。

 なんだかんだ言って試してみたこと。

 僕がちょっとした成功をつかんだのは、
 妥協して新しい挑戦をしてみたからでした。


妥協は一時的なものでいい

 では、我々は成功のためにずっと妥協し続けなくてはならないのでしょうか。

 いえ、そんなことはありません。
 しばらくすれば、妥協しなくてよくなります

 今まで妥協してやっていたものが、好きになるからです。

 全員がそうなるとは限りませんが、
 結果が出始めれば高確率で好きになると思います。

 実際のところ、
 僕は転生ものや追放ものを書くのが好きです。

 異世界ものを書くのも好きです。

 もちろん、SFや現代バトルものはまだ書きたいと思っていますよ。でも、異世界ものや転生ものだって書いていて楽しいのです。


 また、人気が安定してくると、
 勢いのまま好きな作品を書いても多くの人に読まれやすくなります

 〇〇のジャンルの作品ではなく、あなたの作品そのものに価値が生まれるからです。

 だからこそ、ずっと妥協し続ける必要はないのです。


公募に出そう

 小説投稿サイトなどで人気が出ないだろうと判断した作品は、公募に出してみましょう。

 ネットで人気が出にくいジャンルの作品も、
 公募であれば平等に読んでもらうことができます。

 ただ、注意すべきなのは、
 その公募の傾向や特性です。

 事前に過去の受賞作やレーベルのジャンル傾向を把握して、自分が応募する作品がそれに合っているのか確認しておきましょう。

 受賞する可能性がほとんどない公募に応募する必要はありません。

 僕たちの作品も、
 環境によってどれだけ輝くかが変わってきます。


最終的に結果を出せるかどうか

 妥協することはかっこ悪いことではありません。
 成功したいのであれば、成功に繋がるような努力をするべきです。

 自分の作品が見向きもされないと嘆くのではなく、
 どうすれば見てもらえるのかを考えて行動に移しましょう。

 僕も今年は公募に挑戦したいと思っています。

 小説投稿サイト内のコンテストには何度も応募してきましたが、
 直接原稿を送るタイプの公募は初めてです。

 まだ公募用の作品を書き始めてもいないので、まずは構想を立てるところからのスタートですね。

 やりたいことは多いですが、
 僕も全力で創作を楽しんでいきたいと思います。

 それでは、また次の記事でお会いしましょう。
 エース皇命こうめいでした(^▽^)/


《ひとこと》
 サブアカウント『こめちの休日』のフォロワー数がこのアカウントのフォロワー数を超えました。もうサブ垢呼びはよくないのかもしれません。


関連記事
noteを長く続けられる人と途中でやめてしまう人の違い。
創作を諦めようと思っている人に伝えたいこと。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集