泣き寝入り|放課後ライティング俱楽部
残業続きで、寝不足と眼精疲労が続いている。
ディスプレイはもちろん、本を開くのも辛い。
深夜近くに帰宅したときには、小学生の息子はまだ起きていた。
「宿題、終わったか」
「うん」
「学校に持って行くもの、確認したか」
「した」
翌日、同じく深夜に帰宅したら妻から報告があった。
担任から連絡が来た。宿題を持ってくるのを忘れた、と息子が言ったらしい。 私は思わず苦笑いした。
三十年前の自分のセリフを思い出したからだ。
正確には、宿題そのものを忘れていた。
持ってくるのを忘れた、と嘘をついたのだ。
今日は息子はもう寝ている。
妻に叱られ半べそをかきながら宿題を仕上げたようだ。
今夜、わざわざ起こしてまで息子に言うべきことはない。
ただ、明日の夜は一緒に宿題を見てやろうと思った。
しかし、泣き寝入りは、息子か、私か。
いや、先生か。
ヤスシさんの放課後ライティング俱楽部に参加します。
《今週の三題噺》1.泣き寝入り、2.宿題を持ってくるの忘れたという嘘、
3.眼精疲労
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