【浴衣リメイク / AUN CUSTOM STORY】N.T様|お持ち込み浴衣『クルーズ船の旅に向かう有松絞り花火物語』―予告編―
連日、【浴衣リメイク / AUN CUSTOM STORY】
N.T様の『クルーズ船の旅に向かう浴衣物語』
をご紹介させていただいておりますが
本日は、
『クルーズ船の旅に向かう有松絞り花火物語』
―予告編―をご紹介させていただきます。

実際に解体し、 パターンを置いて確認してから、
本当にお仕立てできる作品をご提案しています。

浴衣の中でも、
有松絞りはやはり人気が高いですよね。
柔らかな肌触り。
凹凸のある生地ならではの心地よい肌離れ。
お洗濯後もノーアイロンで着られる手軽さ。
まさに、夏に嬉しい魅力が詰まった浴衣です。

しかし、大切に着られてきた浴衣だからこそ、
思いのほか多くのシミが見つかりました。

濃いシミだけでなく、
両肩にも薄く広がるシミがあり、
「果たして、ご希望のセットアップが
本当にお仕立てできるだろうか…。」
途中、不安になる場面もございました。

そして、いよいよ解体へ。
一針、一針。
生地を傷めないよう、
丁寧に糸をほどいていきます。

袖の中から現れたのは、
長年大切に着続けられてきた証ともいえる
綿ぼこり。
この浴衣が、どれほど愛されてきたのかが
伝わってきました。

さらに、生地を光にかざしてみると……
シミだけではなく、
小さな穴も多数、見つかりました。

生地のダメージを避けながら、
柄の美しさも活かし、
さらに別生地を組み合わせることで、
ようやく、ご希望のパッチワークスカートの
生地取りが完成しました。
花火の丸玉に合わせるように、
波に水玉模様の有松絞りを組み合わせました。


花火柄の流れを活かしながら柄合わせをした所
お客様からも
「生地足らずで、つけて頂いた布地も邪魔することなくマッチしています。」
と、嬉しいご感想をいただきました。
生地不足を感じさせない仕上がりになり、
本当に安心いたしました。

いつも、ご信頼いただきありがとうございます。

生地幅ギリギリ!
今回も、ゆったりとしたセットアップを
ご希望いただいたため、
生地幅は最後までギリギリでした。

さらに今回は、
ご希望いただいたポケットも
初めてお付けしました。
浴衣をほどき、
シミを洗い、
丁寧にプレスをかけ、
相性の良い生地を探し、
ようやく生地取りへ。
文字にすると数行ですが、
その一つひとつの工程には、
長年の経験と、たくさんの時間が
積み重なっています。
お客様がお持ち込みくださった浴衣に、
自然に寄り添う色柄を探すことも、
毎回まるで奇跡のような巡り合わせです。
こうして、
シミ、
小さな穴、
生地幅ギリギリの攻防、
そして相性の良い有松絞りとの組み合わせ――。
さまざまな難題を一つひとつ乗り越え、
無事、お客様のもとへお届けすることができました。
次回は、
【浴衣リメイク / AUN CUSTOM STORY】
N.T様|お持ち込み浴衣
『クルーズ船の旅に向かう有松絞り花火物語』第三章
セットアップ
「CANDY1号-BA」誕生編
をお届けいたします。
あなたの想いを、一着の物語に。
「あ・うん」では、お客様一人ひとりの
想いや背景、ご希望に寄り添いながら、
世界に一着だけの作品をお仕立てしています。
生地選びからすべて店主にお任せいただく
**[完全おまかせCUSTOM ORDER]**はもちろん、
今回のような
**[お持ち込みCUSTOM ORDER]**も承っております。
ぜひ、あなただけの物語を、一緒に紡いでみませんか。
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