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文学フリマ出店への道。(一般参加∼出店準備編)

 過去に四回、四年間、文学フリマ札幌に出店した。(うち一回は当日不参加だったので正確には三回)
 今回はそんな思い出話です。長くなったので前編です(後編 出店直前準備~通販編はこちら
文学フリマ出店への道。(出店の直前準備~当日~その後通販) |つかだ)。
 



①文学フリマとは


 そもそもみなさん、文学フリマをご存じですか。
 文学フリマ(文フリ)とは

文学フリマは、作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自らの手で作品を販売する、文学作品展示即売会です。

 文学フリマ | 文学作品展示即売会

 らしいです。東京や大阪といった大きな都市を中心に全国で定期的に開催されています。ちなみに北海道では札幌で行われていて、今年はちょうど10回目でした。
 規模感としては直近の2025年8月開催の文学フリマ札幌の出店数が312店、9月14日に開催された文学フリマ大阪の出店数が1229店、10月5日開催予定の文学フリマ福岡が484出店らしいです。ちなみに11月23日開催予定の文学フリマ東京は4021ブースがすでに埋まっているらしい……規模が場所によって全然違いますね。

②初めての文学フリマ(訪問編)

 どこで存在を知ったのかというと、数年前、当時、雪舟えまさんが「文学フリマ札幌に出店してそこで小冊子を発売する」という情報をTwitterで得て、え、なにそれ、ほしい、と雪舟ファンだった私は思った。思いました。
 そこでそもそも文学フリマってなに? と調べたところ、どうやらZINEなどの即売会らしい、文学と思われるものであればどんなものでも販売していいらしい、ということを知る。 
 文学といえば当時の私の中では小説やエッセイ、あとは短歌くらいのイメージでした。そして、そういったことは、実際誰かが作っているのだろうけれど私のあずかり知らぬはるか遠くで、えらい人たちがやってるんだろうなあ、くらいの、遠い遠い世界のできごと。そんな気持ちで、だから、雪舟さんが、手ずから、売る!? なんだそれ!? となったのが、この驚き伝わりますか…?

 ともかく、当時幼児だった子供を抱っこ紐(エルゴベビー)で抱え、当時の開催会場で会った札幌テレビ塔へ。テレビ塔って遠くから見たことはあったけれど、中にはいれるんだ……と道民でありながら札幌に住んだことのない私は衝撃を受けながら、ともかく、あんまり覚えていないんですけれど、なんか狭い空間にいっぱい机が並んで人がたくさんいるなここ……みたいな空間に入りました。
 ちょうどそのころ、短歌にもすこし興味がわいていて、でもどうしていいかわからなかったので、同じ日に出店していた北山さんのブースも覗きに行って親切にしていただいたのが懐かしいです。
 もちろんお目あての雪舟さんの作品もしっかりゲット。緑と楯が読めてうれしい。ほくほく。

 そんなこんなで、ほかにもたくさんいろいろブースはあったのですが、まあ幼児連れだしさっさと退散。

 私の最初の文フリの記憶は、こんな感じです。

③文学フリマ出店編

 その後いろいろありまして、四年前から、大野理奈子さんと短歌ユニット(という名前でいいのかなあ)『ランデヴー』を結成、毎年一冊新刊を出すぞという計画で、札幌文フリに出店側に回りました。

 文学フリマ出店への道。
①参加申し込みをする
②作る本を決める
③原稿を書く(使ったソフト、印刷所の話も)

④直前の準備・実際に行ってなにをするのか→ほかの記事で…

 こんな流れだと思うんですが、①と②は順番が変わることもあるかも。
 今回は①~③まで、書きます。直前の準備と当日編は、後日持ってきます。

①参加申し込みをする

 だいたいいつのどこの文学フリマに出たいかをきめます。サイトにおよそ一年後くらいまでの予定がすでに出ています。住んでいる場所の近くが参加しやすいですが、気になっている方が出るタイミングにぶつけて参加するというのもいいですよね。あとは旅行気分で、と全然違う土地の文フリに参加してる方もいらっしゃいました。楽しそう~!
 申し込み締め切りと入金〆切がちょっと違ったりするので、気になってる場合は先に申し込んじゃったほうがいいこともありそうです(人気の場所によっては先着申し込みで足切りとかありえる、ような書き方なので。11月東京文フリは申し込み予定枠を大幅に超えて拡大開催になったみたいですが、会場の規模感によりますよね)
 ブース一つでテーブル半分くらい使えます。(文フリ札幌の場合)椅子何客か、テーブル半分(1ブース)かひとつ(2ブース)つかうかで料金が変わってきますが一人参加なら1ブースで十分、たくさん頒布物がある場合は余裕をもって2ブースでもいいかも。物を置くスペースにもなりますし。

②作る本を決める

 これ実は申し込みの時から考えておいた方がいいところではあって、申し込みの時に「ジャンル」を申請しなければならないんです。
 小説なのかエッセイなのか短歌なのか評論なのか……
 なんとなくの方向性だけでも決めておくと、いいのかも。

 例ですが、私たち『ランデヴー』は短歌で知り合った二人で作った本で、なので短歌(&エッセイ)にしよう、と最初からコンセプトがはっきりしていました。もちろんジャンルは短詩系(短歌、詩、俳句など)になります。
 まあエッセイにしてもよかったんですけれどね。この辺は主義主張でいいような気がします。

③原稿を書く(使ったソフト、印刷所の話も)

 申し込みが終わり、本の方向性がきまったら、あとは書くだけ!
 ここが大変ですね~!
 『ランデヴー』は前述のとおり短歌とエッセイだったので、文字の組版ができれば体裁はどうにか整う形になります。組版はおおむね大野さんに作っていただくことがおおかったのですが、私が担当した時はほぼ「word」と「canva」(webのイラストデザインサイト)でつくりました。表紙も「canva」。ついでにお品書きやSNSでのお知らせ画像もcanva。canvaさまさまです。

 このときぼんやりでも印刷所のめどを立てておくと、そこの入稿形式や場合によってはテンプレートがあったりするので、便利かもしれません。

 とはいえ印刷所ってどこがいいの~!?ですよね。
 個人的なおすすめ
▶ちょ古っ都製本工房さん
 格安小冊子作成・冊子印刷・制作 ・印刷・印刷通販【ちょこっと(ちょ古っ都)製本工房】
 少部数から対応してくれるのと、文章を印刷する分には何も不便はありませんでした。本文用紙も真っ白だけじゃなくて淡クリーム色の薄いやつもえらべます。分厚い本を作る場合も◎
 本文カラー印刷もできて、しかもオールカラーじゃなく○ページだけ、みたいな仕様もできるので、工夫したZINE作る場合とかにはいいんじゃないかな。

▶しまや出版さん
 同人誌印刷会社なら・初めての人“にも”優しい同人誌印刷所「しまや出版」
 私は使ったことがないのですが、文フリでゲットした本がとってもすてきで、表紙の紙とかいいな~どこだろ~と奥付をみたところ、こちらしまや出版さんでした。
 覗いてみると、いろんな表紙の紙や特殊加工がつかえそう。こだわりたい人には◎。
 また、本文はつくれるけど表紙ってどうすれば…!?みたいな方もいると思います(私もそうです)。そんな方のために、表紙をつくってもらえる(テンプレートから選ぶ形のよう)セミオーダープレミアムや、表紙の紙を選んでもらえる「しまやおまかせ用紙セット」なるものもあるようで、文章を書くことがメインの人にもつかいやすそうです!

▶STARBOOKSさん
同人誌印刷(オンデマンド・オフセット)|STARBOOKS
 こちらもいろんな表紙の紙が選べて、サイト内に丁寧に写真も紹介されています。(紙の名前だけ見てもぴんとこない、私みたいな人にはとてもありがたいシステム)
 以前、箔押しの表紙を作ったときにこちらにお世話になりました。とてもきれいに刷ってもらえてうれしかったです。
 結構人気のようで、早割がどんどん埋まっていくので、決めたら早めに申し込んじゃったほうがいいかもです~そのときによるのかな~?


 だんだん長くなってきたので、ちょっと次回以降にします…!!

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