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「ストレンジャー・シングス」シーズン3を見て【SCOOPS AHOY】に行きたくなった【後編】

【前編】はこちら。

⚠️事細かにネタバレしているのでご注意を。



③キャラの描写

・エルとマックス

エルとマックスがこんなに仲良しになるとは嬉しい誤算だ。
「Stupid Boysなんか放っておいて遊びましょ!」とモールに繰り出してショッピングするシーンは、エルが普通の女の子していて胸熱である。エルはマイクの家に来たばかりの時、おしゃれなナンシーを憧れの目で見ていた。

BGMはマドンナの「Material Girl」、シーンにぴったりでテンション上がる。


ボーイッシュな服ばかり着てきたエル。初めてのショッピングで、自分らしさって?ととまどうエルに、「Not Hopper, Not Mike. You. 」と微笑むマックスが眩しい。

エルはブレンナー博士(通称:パパ)、ホッパー、マイクに依存せざるを得ない状況で生きてきた。そんなエルに、男の機嫌なんか気にするな、あなたは自由に楽しく生きていいんだよ、とマックスは教える。

エルとマックスが赤と黄色、色違いのレインコートやシュシュでコーディネートしているのもシーズン3の見どころ。

下記のNG集で「ケチャップでーす!(赤)」「マスタードでーす!(黄)」って漫才師みたいにおどけてるエルとマックスが可愛すぎるからぜひ見て欲しい。(ホッパーのNGも爆笑ものだ。)


ショッピングをめいっぱい堪能して大満足のエルに、「What'd I tell you? There's more to life than stupid boys.(言ったでしょ?女子だけでも人生最高!)」と言うマックスの台詞に痺れた。

エルが足を怪我した時、オロオロするナンシーに「止血が先!」「I skateboard trust me(怪我のことはスケートボーダーの私に任せて)」って音頭を取るのもかっこ良かった、マックスパイセン!

Stupid boysと出くわし、マイクはエルに「来ちゃダメだろ!」と心配ゆえに怒る。マックスは「は?ペットなの?」と皮肉り、エルは「I dump your ass.(あんたなんか捨ててやる)」とマイクに啖呵を切るのも青春だなぁ。

最終話では、そんなマイクとマックスが協力してエルをサポートするのも良き。
エルはどんどん成長する。引っ越しの日、これからの2人が不安なマイクに余裕綽々でキスして微笑むエル。子供をよしよしするお母さんみたい。

やっぱ女子の方が精神年齢が高いのよね。キュートなStupid boysは手のひらで転がされる。


・スティーブとロビン

スラングや小ネタも多く、生き生きとしたリアルな若者の会話が楽しめた。だからこそ日本人には把握しづらい表現もあったが。

たとえば客をナンパするスティーブを、「YOU RULE(成功)」「YOU SUCK(失敗)」とリストにして評価するロビン。流れでなんとなく把握できるが、こういうスラングがあるのだと知る。

修羅場を潜り抜け、映画館のトイレの床に倒れ込んで2人が語り合うシーンも好きだ。
トイレのタイルがカラフルで、天井からのカメラワークがフォトジェニック。薬でいつもよりハイだからこその本音トークに引き込まれた。

同級生タミー・トンプソンについての会話。
「タミーは歌手を目指すって言うけど、産気づいたマペットみたいな声じゃん(She sounds like a Muppet giving birth.)」と、ふざけて裏声で歌い出すスティーブ。

マペットとは、セサミストリートみたいな人形のことだが、最初ピンとこなかった。AIに聞いたら、「あいつの歌声、ヤバいだろ。産気づいたエルモが叫んでるみたいな声だぞ?」と訳してくれて、エルモの例はイメージしやすかった。

スティーブが歌い出したのはBonnie Tyler の「Total Eclipse of the Heart」で当時の大ヒット曲。私は知らなかった、知っていたらこのシーンの面白さをより感じただろう。

曲を試聴したところホイットニー・ヒューストンの「I Will Always Love You」(「ボディガード」の♪アンダー!)とテイストが似ていると感じた。歌い上げる系なので、コミカルさが強調される。

終盤、レンタルビデオ屋でのバイト面接シーンも面白かった。シーズン2でゲーセンでバイトしていたキース(ナードの非モテ)が、ビデオ屋店員として出て来たのも熱い。

キースに好きな映画を聞かれて「スター・ウォーズ」と答えたものの、「Which Star Wars?」と切り込まれ、スティーブが「テディベアが出てくるやつ」とたじたじになる流れも最高。

キースが、映画に詳しいロビンに「You start Monday.(月曜から来て)」と合格を伝え、スティーブに「You start never.(お前はありえない)」と韻を踏むのもテンポが良くて笑った。

ロビンとキースの会話中、店内をうろちょろしてたスティーブが倒したのが、赤いビキニのフィービー・ケイツのパネル(初体験/リッジモント・ハイ)であることを調べて知った。

この映画見たことないけど、まあキースやロビンに呆れられる類の映画であることは想像に易い。


ダスティンが盛んに「スージーはフィービー・ケイツに似てる」って言ってたよね。
フィービー・ケイツは日本でもわりと人気だったようだ。私は知らなかった。

美少女で女優でグラビアもやる、「日本で言うと【サンタフェ】出した頃の宮沢りえみたいな感じ?」ってAIに聞いてみたら、イメージ合ってるよと言ってくれたので、あの頃の宮沢りえということで。

なお、ロビンが好きな映画3本は「アパートの鍵貸します」「隠し砦の三悪人」「天井桟敷の人々」というさすがのラインナップ。黒澤が入っていて、日本人としては嬉しくなるシーン。

・スティーブが好きな理由

どの登場人物も好きだが、誰が1番好きか問われたらスティーブだ。最初はいけすかない金持ちボンボンとして登場するから好きじゃなかったのに。

ナンシーに振られ、ビリーに喧嘩で負け、大学受験に失敗し、シーズン3では親の指示で不本意なバイトをしている。悪の組織にとらわれて拷問されてさんざんな目に合う。ロビンにも振られたし。

ロビンや同級生、子供たちにもからかわれる節がある。「好きなスター・ウォーズは何作目?」って聞かれて答えられない、平凡なところ。
子供たちに、スクープス アホイの裏口から映画館に通すよう強要されて抗えないところ。
ダスティンにロビンを薦められ、「タイプじゃない(だってあれこれで…)」と答え、「大人なんだから評判以外のことで人を見ろよ」と説教されるところ。

でも、自分の危険を顧みず、いざと言う時にみんなを助けてくれる。危険察知能力、行動力が優れている。勉強ができるよりずっとすごい才能、ハートの持ち主。そんなナイスガイであるところが最高にかっこいい。

ソ連の基地で、危険を背負おうとするスティーブに「If you die, Idie.」と主張するダスティン。「しょうがねぇな」と許すスティーブ。シーズン3の名シーンのひとつ。


エルがマックスと一緒にスクープス アホイに来た時も、「人混みに出て来ていいの?」と一応エルを心配したものの、楽しそうな2人に「Okay.(ま、いっか)」って流したのもスティーブっぽくて良い。

ビリーからナンシーを間一髪で救ったシーンが最強である。引き返して車で体当りという出来すぎた展開だが、「スティーブ!好きー!!!」と思わず絶叫した。

助手席に乗っていたロビンに「Are you OK?(大丈夫?)」とスティーブ。「Ask me tomorrow.(明日になってみないと)」とクールに返すロビン。こんな愉快な会話をしてみたいわぁ。

全世界的にもスティーブは人気で、ファン投票では不動の1位のようだ。シーズン1で死ぬ予定だったが、あまりの人気に製作陣が考え直したというエピソードが有名である。死ななくて良かった!



・ナンシーとジョナサン

シーズン3のナンシーとジョナサンは、けっこう酷い目に合っている。
特にインターン先の新聞社「ホーキンス・ポスト」でナンシーの扱いが最低。おじさん連中はお茶くみマシーンとしか見ておらず、アイデアを話そうものなら「ナンシー探偵」とバカにされる、80年代バリバリの男尊女卑社会だ。

「ナンシー探偵」は英語で「Nancy Drew」だったので、「Drewとは?」と疑問に思ったが、アメリカで超有名な少女探偵シリーズ「美少女探偵ナンシー・ドリュー」が元ネタだと知った。さすが小ネタが効いている。

ドリスコル夫人から新聞社に寄せられたラットについて、勝手に取材を進める2人。見舞いに行った病院で、フレイされた上司(編集長のトムたち)に襲われる。
なぜ病院に上司がいるのかと思ったけど、マインド・フレイヤーにとっては賢いナンシーが邪魔だから、上司たちに襲わせたというわけか。

エルと違って超能力もない2人が化け物に追い詰められる恐怖。このドラマはホラーだったと思い出す。ゾンビ映画のようだ。
シーズン3は、1-2と比べてグロいシーンも多かった。思えばデモゴルゴンは可愛げがあったな。

ピンチでもナンシーは勇ましい。細腕で銃をぶっぱなすのはいつもナンシーの役目だし、愛するジョナサンを守るため、フレイされた上司を消火器でぶん殴る、「Go to hell !!」と絶叫しながら。
ビリーが車で突っ込んでくる中、弟たちを守るために矢面に立つなんてなかなかできない。

ナンシーって、「ハリー・ポッター」のハーマイオニー的な要素がある。可愛く頭が良く、愛情深くて勇敢。
ハーマイオニーは「マグル(穢れた血)」と差別され、ナンシーは女性蔑視を受けるが、決して屈しないタフさがある。痺れちゃう。

散々な目に合って、最後にはバイヤーズ家の引っ越しで遠距離になってしまう。
でも2人が言っている通り、困難を乗り越えて来たからこそ遠距離なんて大したことない、って思えるよね。決裂も乗り越え、2人の仲が深まったシーズン3だった。

ジョナサンの弟ウィルは、頬っぺたに口紅をつけた兄を「キモい」と言い、「恋すればわかるわよ」というジョイスに、「僕は恋なんかしない」と言う。
友達もみんな彼女ができて、ウィルだけ取り残されちゃってなんだか可哀そうだった今シーズン。

でも、バイヤーズ城(森の秘密基地)を壊し、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を手放したところ、シーズン3のウィルの成長ポイントだ。今後のウィルの幸せを願う。


・ウィーラー夫人とナンシー

ナンシー、マイク、ホリーの良きお母さん、カレン・ウィーラー。ビリーが心を許す女性として、「子供たちのお母さん」という枠をはみ出る活躍だった。

キッチンでの会話が刺さった。仕事も恋も上手くいかず落ち込むナンシーを、「You're a fighter.」と励ます。
「誰に似たのかしら」「お父さんよ」「病院で取り違えたのねw」という流れも気が利いてる。お母さんと話すうちに、「お父さんよ(保守的・平凡)」って、冗談言えるぐらいの気持ちになったんだね。
「うそ、お母さんよ」「誰に似てもいい、あなたは誇り」って言ってあげるカレンは素敵だ。

上品なカレンから「shitheads(クソ野郎=新聞社のモラハラおっさん達)」という汚い言葉が飛び出し、ナンシーがびっくりする。それだけナンシーを守りたかったんだろうな。

「記事を書いて他社に売り込みなさい」とアドバイスするカレン。カレンは時代的に専業主婦におさまったけど、本当は外で働きたかったのだろう。fighter気質だから。
ビリーの誘惑に刺激されたのも、自分の中に抑え込んだエネルギーがあったからだろうな。

・ホッパー&ジョイス、マレー

Bald eagle

ホッパー、ジョイス、マレーの大人チームのやり取りも大変楽しかった。

ダスティンがチームのコールサインを独断でつけていた。Scoops Troop(スティーブたち)、Griswold Family(ナンシーたち)、そしてBald eagle(大人チーム、っていうかマレー)である。

スクープス隊はアイス屋「Scoops Ahoy」に由来しており、グリズウォルド家は「Griswold Family」というコメディ映画が由来のようだ。

通気口をマレーが必死でほふく前進する。その際、ダスティンが「Bald eagle」とコールサインを呼びかけ、マレーが渋々「こちらBald eagle」とやけっぱちに答えるシーンが笑いどころ。

日本語字幕では「ハクトウワシ」だったので、マレーが憤慨している理由がはじめはわからなかった。
吹き替えで見たら「ハゲタカ」と訳されていた。Baldは「禿げた」という意味だった。笑った。ハクトウワシでは面白さが伝わらないかもしれない。

Bald eagle(白頭鷲)

「Bald eagle」はアメリカの国鳥。かっこいい鳥だ。
マレーは頭部が禿げているが、ダスティンは身体的特徴をバカにするような子ではない、自分も特徴があるし(歯、鎖骨)。
恐らく敬意とユーモアを込めて「Bald eagle」と名付けたのだろうが、結果的にマレーを複雑な気持ちにさせているのが絶妙な面白さだと思う。

初対面で、エリカがマレーに「bald bastard(ハゲ野郎)」と罵っていたから、それも頭に残っていたのかもしれない。

状況的にやむを得ずBald eagleを受け入れ、「I hate children.」と独り言つマレーが可愛い。

目的の制御室にだどり着いたマレーが、「Bald eagle has landed!(ハゲタカは舞い降りたぞ!)」と、嬉しさのあまり自らをハゲタカ呼びしていたのも笑えた。(「Eagle has landed」は任務完了のスラングでもある。)

さらに、ホッパー&ジョイスに「Get ready, Lovebirds!(準備はいいか、バカップル!)」とユーモアを発揮していた。

マレーの手にかかれば、ホッパー&ジョイスはバカップルである。ことあるごとに痴話げんかするホッパー&ジョイスを「Children!」と呆れていたマレー。
自分がBald eagleなら、お前らはLovebirds(ピーチクパーチク騒がしい鳥のつがい)、という皮肉が効いている。

マレーとアレクセイ(イメージ)

アレクセイと4人の車中も傑作だった。「互いに性的な感情を認めろ」とマレーに説教され、自分の気持ちに気づいて衝撃を受けるジョイス。

ジョイスに「穏やかな男性と落ち着きたいが(例:ボブ)、ホッパーとやることには興味がある」と指摘し、ホッパーに「お前は本心を隠して強がる大きな赤ん坊だ、1度失敗して傷ついたから本当の気持ちを言うのが怖い」と切り込む。

マレーは、シーズン2でもナンシーとジョナサンにお互いの気持ちに気づくようアドバイスしていた。腕利き恋愛コンサルタントとしてもやっていけそう。

その後、英語がわからないアレクセイに何があったのか聞かれ、「さっさとやれと言った」「え?まだやってなかったの?」とロシア語で会話、2人は爆笑する。笑われて複雑な表情のホッパー&ジョイスが滑稽だった。

マレーとアレクセイを車に残して、ホッパーは「そこを動くなよ、フロイト!」とマレーを心理学者呼びして、怒りを発散させていたのも笑えた。

ホッパーは、アレクセイをスミノフ(ロシアのウォッカ)と呼んだり、レストラン「エンゾ」の店員を勝手にエンゾと呼んだり(「私はエンゾではないです」と否定されていて草)、それもまたホッパーらしいキャラ設定だ。

マレーがいるシーンは面白い。それだけに、コーンドッグ(アメリカンドッグ)を買いに行っている間にアレクセイがシュワルツネッガーに撃たれちゃうのは本当に悲しかった。
冷静沈着なマレーが、コーンドッグ…コーンドッグ…って後悔している姿が辛い。

シュワルツェネッガーにチクった町長を見かけ、ジョイスが一発お見舞いしたのが、せめてもの救い。

私はホッパーが死んだと信じていない。シーズン4-5で戻ってくるよね?

ボブは目の前で殺されるし、ホッパーも見捨てる形になってしまったジョイス。ホーキンスのお家にいたら、ずっと彼らのこと思い出しちゃうよね。
引越しがジョイスにとって少しでも心の救いになりますように。


④心理学的アプローチ

別記事でまとめた。以下2点について。
・ホッパーのエルとマイクに対する【バウンダリー】
・ビリーの幼少期のトラウマ


⑤オマージュ

・「ネバーエンディング・ストーリー」

シリアスとコメディ両面の魅力を合わせ持つ、ストシン渾身の世紀に残る名シーンではないか。

ダスティンがサイエンスキャンプで作った彼女、スージー。1話で名前のみ登場し、実在を疑問視されながら最終話で満を持して登場。この上ない無邪気と知性で世界を救った。神展開だ。

互いに「Dusty Bun(ダスティンぴょん)」「Suzie Poo(スージーたん)」と呼び合い、独特の世界を繰り広げる2人に、あっけに取られながら無線を聞いているメンバーとの温度差が、絶妙なユーモラスを生む。

特にダスティンが「♬Turn around, look at what you see〜ee〜 」と歌い出した時のエリカの唖然とした顔、何度見ても笑いが止まらない。

ダスティンは美声である。下ハモもうまい。スージーは歌声もしゃべり声も、ノリノリで歌う姿も可愛い。何度見ても飽きないミュージカル。

「1週間も音沙汰なくて、いきなり知ってるはずの定数を聞いてくるとか何?世界を救うって言ってたけど、ゲドだってアースシーを救ってるんだからね、忙しいから切るわ!」ってキレる理屈もナードらしくてキュートなスージー。

なぜいきなり「ゲド戦記」なのかと思ったけど、ダスティンから無線があった時、スージーが読んでいた本が「ゲド戦記(Wizard of Earthsea)」なのだと後で気づいた。

スージーがプランク定数を教えてくれた後も、ラブラブな会話が止まらない2人に、エリカが「Enough.(もうええわ)」と無線を切るシーンも笑える。イナッフッ!

弛緩したシーンから一転、スティーブたちの車を追っていたマインド・フレイヤーがモールへ戻っていく。モール付近でビリーがエルを見つけ、マインド・フレイヤーが車にエルが乗っていないと気づいたからだ。

スティーブが「It's turning around!(戻っていくぞ!)」と皆に知らせる。「ネバーエンディング・ストーリー」の歌い出し「Turn aroud」にかけているのか、と英語字幕で見て気づいた。瞬発力の高いスティーブ、さすが。

最終話は展開が目まぐるしく、同時並行で事件が起こるから、何度も見直して気が付くことが多々あった。噛めば噛むほど味わえるドラマ。

・「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と「ターミネーター」

スティーブとロビンが、命からがら逃げかえって来た時に上映されていた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。部分的にしか見ていない2人が内容を推測する。
ロビンが「あのママは息子と寝る気だった」と話すシーンを受けて、ビデオ屋バイト面接のシーンで、スティーブが好きな映画を聞かれて「ママが息子と寝ようとする映画」って、苦し紛れに答えていたのが笑えた。

あと、マイケル・J・フォックス(マーティ役)のことを、「アレックス・P・キートン(マイケルが当時出ていたドラマの役名)のママ?」とロビンに確認していた。俳優の名前に興味なさそうなスティーブっぽい。

ソ連の殺し屋として、シュワルツネッガーのそっくりさんが1話から登場したのは出オチだった。ホッパーに「あいつは誰だ?」と脅された町長も、「名前は知らん。シュワルツネッガーだ」と答えていて、それも笑った。
登場する度に、「ターミネーター」っぽいBGMが流れたのも面白かった要素。


・マイ・ボローニャ

冷蔵庫のマグネットが落ちたことがどうしても気になるジョイスは、クラーク先生(スコット)に知恵を借りに行く。
自宅で研究に没頭していたクラーク先生は、まるで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクみたいだ。

そのシーンで爆音で流れるのが、ザ・ナックの「マイ・シャローナ(My Sharona)」かと思ったら微妙に違う、BPMが速い。なんだこれ。
調べたらアル・ヤンコビックの「マイ・ボローニャ(My Bologna)」という超有名なパロディだった。

ザ・ナックは知らなくても、みんな「マイ・シャローナ」は知ってるよね。「アメトーーク!」のテーマのアレ、マイマイマイフー!ってやつね。

ボローニャはソーセージのことだ。本家は「愛しのシャローナ」、パロディは「腹減った」という歌。研究中のクラーク先生と妙にマッチしていて面白い。

サビの後にゲップ音が入っていてウケる。アコーディオンの独特な響きもポイント。ストシンの選曲は楽しいね!


以上、シーズン3のまとめ感想。
気持ちが落ち着いたらシーズン4を見たいと思う。
楽しみな反面、「シーズン3が最高傑作だったりして」という気持ちもある。それぐらい満足した。




「ストレンジャー・シングス」関連note。


シーズン4「ニーナ計画」と、私のトラウマについての考察。


劇中に出て来る「ダンジョンズ&ドラゴンズ」について疑問を解消。


「ストレンジャー・シングス」シーズン3を見て【SCOOPS AHOY】に行きたくなった【前編】


シーズン3を心理学からアプローチ。


シーズン1-2の感想。


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