ハノイひとり旅日記④嘘がつけないベトナムの人と酸っぱいドーナツ。白馬最霊祠で考えた「神様」の境界線。
こんにちは。
3月です。
4月になりました。
みなさん、いかがお過ごしですか。
私はゆるゆるとやっております。
久しぶりにキャンパスに行ってみました。
やっぱり、広々としたキャンパスは落ち着きますね。
今年も大学をカフェ代わりに使おうと思います。
では、ハノイひとり旅の2日目の続きを綴ります。
2025年11月25日
嘘がつけないベトナムの人再び
白馬最霊祠(バックマー寺)を目指してぶらぶらと歩きます。
着いてみると、お昼の休憩時間のためか門が閉まっていました。
時間はあと少しで午後の2時。
門の前で少し待つことに決めて、ふと顔を上げると、ドーナッツ売りの方とばっちり目が合ったのでした。
これも何かの縁かなと思って、小さな胡麻団子のようなものを2つくださいと言ってみると、これも食べたら?あれも食べたら?とどんどん袋に入れ始めて、そんなにたくさんいらないよと減らしてもらい、結局、胡麻団子のようなもの4つ、謎のパンを一つ買うことにしました。
値段を聞いてみると、ちょっとはにかんだような、あの「私、ちょっとだけ悪いことしようとしています」という表情を浮かべて、全部でなんと100,000ドン(約600円)とおっしゃるではないですか!
実際、売り子さんのお顔は目元しか見えていませんが、上目遣いと目の表情、声色で「私、ちょっとだけ悪いことしようとしています」という後ろめたい心が十分すぎるくらいわかってしまうのでした。
嘘がつけないベトナムの人たち!
いや、嘘はついているのだけれど、全て表情に表れてしまう、素朴な人たち!
70,000ドンの納得
100,000ドン(約600円)ではあまりにも高いので、70,000ドン(約430円)をお渡ししようとすると、「80Kちょうだい」とおっしゃるのをお断りしました。
最終的に70,000ドンを渡すと、とても嬉しそうに満面の笑みを浮かべていらっしゃいました。
70Kでも高いと思うけれど、あなたが喜んでくれるのなら私はそれでいいわ。

酸っぱさの洗礼
白馬最霊祠が開くのを待つ間に、胡麻団子のようなドーナッツを一つ齧ってみた。
古い油の香りが・・・
そして、なんだか酸っぱい味がする。
ここは、ベトナムの首都ハノイ。
最高気温は25度。
これはドウ(生地)本来の酸っぱさなのか。
旅の洗礼は、いつも少しだけ苦くて酸っぱい、、、のかもしれない。

嘘がつけないベトナムの人たちについては、こちらの記事も併せてどうぞ。
素朴なベトナムの人ひとり目に会った時のことを書いています。
そうこうしているうちに、休憩時間が終わったのか白馬最霊祠の方が門を開けてくださいました。
白馬最霊祠(バックマー祠 / Đền Bạch Mã)
白馬最霊祠の概要
GoogleのAIを使った白馬最霊祠についての説明は以下のとおりです。
ハノイの白馬最霊祠(バックマー祠 / Bach Ma Temple)は、1010年に建立されたハノイ最古の寺院(祠)の一つです。ハノイ旧市街の東側に位置し、古くからタンロン(旧ハノイ)を東西南北で守護する「ハノイ四鎮」の東の守護神として崇められています。 [1, 2, 3, 4, 5]
基本情報住所: 76 P. Hàng Buồm, Hoàn Kiếm, Hà Nội
営業時間: 9:00~17:30(月曜定休)
※以前は昼休み(11:00~14:00頃)に閉館していましたが、最新の営業情報では通し営業となっています。
入場料: 無料 [6, 7, 8, 9, 10]
見どころと特徴白馬伝説: 李朝の始祖李太祖がハノイ(昇龍)に遷都した際、城壁が何度も崩れて難航していました。夢に現れた白馬の足跡に従って城を築いたところ、二度と崩れなくなったという伝説に基づき、白馬神を祀っています。
白馬の像: 拝殿内には、伝説の象徴である等身大の白い馬の像が安置されており、現在も地元の人々の熱心な信仰を集めています。
建築様式: 18世紀から19世紀にかけて再建された木造建築で、内部は金箔や赤漆で豪華に装飾されています。天井には金の龍の細工が施されています。 [2, 6, 7, 8, 11, 12, 13]
アクセス方法場所: 旧市街の賑やかなハンブオム(Hàng Buồm)通りに面しています。外観は周囲の街並みに溶け込んでおり、看板を見落としやすいため注意が必要です。
徒歩: ホアンキエム湖北端から徒歩約10分程度です。
バス: 最寄りのバス停は「Trần Nhật Duật」で、そこから徒歩約500mです。 [2, 3, 14, 15, 16]
引用元リンク
[1] https://www.tripadvisor.jp
[2] https://4travel.jp
[3] https://vinpearl.com
[4] https://hanoirekishi.web.fc2.com
[5] https://vi.wikipedia.org
[6] https://www.tnkjapan.com
[7] https://www.google.com
[8] https://www.google.com
[9] https://jp.trip.com
[10] https://4travel.jp
[11] https://www.vietnam.vn
[12] https://lilystravelagency.com
[13] https://hanoionline.vn
[14] https://4travel.jp
[15] https://vinpearl.com
[16] https://www.tripadvisor.jp
AIモードでは「※以前は昼休み(11:00~14:00頃)に閉館していましたが、最新の営業情報では通し営業となっています。」とありますが、確認が必要だと思います。
白馬最霊祠(バックマー祠 / Đền Bạch Mã)の「Bạch Mã(バックマー)」を漢字で書けばきっと「白馬」ですよね。
ベトナムも漢字文化ですからね。
いろいろ習合した歴史ある祠
1010年創建というと日本では平安時代の末期で平等院が創建された時代に近く、とても長い歴史のある寺院だということがわかります。
「○○祠」の「祠」は、神々や歴史上の人物を祀る建築物を指すそうです。
こちらは、王様を助けた白馬を神として祀っているということ。
仏教寺院ではないようですが、仏教や道教、その他民間信仰が習合しているように思える祠でした。

長いお線香がたくさん供えられた形跡。
台湾の道教寺院を思いだします。

祠の内部は、照明を抑えたほの暗い空間で、明るい外の風景とのコントラストによって、神聖さが引き立ちます。




最奥にはさらに神聖な空間が
この扉の奥に、さらに暗くて神聖な空間が広がっていました。
あまりに神聖な感じが強いので写真を撮ることができませんでした。
気になる方はぜひ訪れてみてくださいね。

白馬神と、日本の神馬
社殿の1番前の真ん中に祀られている白馬像。
こちらの祠の白馬さんは、王様を助けた功績により神として祀られるようになったとのこと。
白馬と聞いてすぐに思い浮かぶ身近な例は、止雨祈願のために貴船神社や丹生川上神社などの水神のために奉納されたということ。
黒馬は雨乞いのために奉納されたそうです。
私が実際に訪れた神社では、丹生川上神社下社(奈良県)に白龍と黒龍という白と黒のお馬さんに、上賀茂神社には白いお馬さん「神山号」に、神田明神にはあかりちゃんというポニーに会うことができました。
伊勢神宮の外宮にも神馬さんがいらっしゃいますね。
みんなかわいかった!
今年は午年なので、お馬さんがいる神社に参拝者が殺到したそうですね。
かつて日本には、何かを祈願する時に「生きた馬」を神に奉納する習慣があったけれど、それが段々「絵馬」に代わっていったということは、広く知られていますね。
動物を「神」に祀るか、「使い」とするか。ベトナムと日本の信仰を比較する
こちらの祠の白馬は、神として祀られていますが、日本でも馬が神として祀られる例はあるのでしょうか。
日本の神道では、神馬などは神様の乗り物として、神聖視されてきましたね。
神様の使いとして春日大社では鹿、稲荷神社では狐、八幡神社では鳩が神のメッセンジャーとして、神聖な生き物とみなされています。
「神の使い」と「神」はどちらも神聖な存在ですが、日本ではそこに一線が引かれているような気がします。
ユニバーサルな視点で見ると、引かれたその一線は誤差のようなものなのでしょうか。
動物を「神の使い」として神聖視するか、それとも白馬祠のように「神」として祀るか。
その違いが生まれた理由を知りたいものです。



ベトナムで動物を神として祀る例としては、鯨信仰についてこちらの記事で少し触れました。
よろしければこちらもどうぞ〜。
白馬祠のあとは、通りかかって気になった仏教寺院に立ち寄ります。
まだハノイひとり旅の2日目が続きます。
では、また!
次の記事はこちらです。
今回の記事で訪れた場所
○白馬最霊祠(バックマー祠 / Đền Bạch Mã)
何かと頼りにした地球の歩き方!
いいなと思ったら応援しよう!
応援してくださるととても喜びます。
