ベトナム旅行記① | ヒーロー夫婦に助けられた話
学生の頃、一人旅が好きだった。
深夜にベトナムのホーチミンに着いて、
空港のトイレでこっそり着替え、
休める場所を探しながら練り歩き、
やっと2階のフードコートに落ち着いて朝を待った。
外には沢山の人がいて、
椅子に座って待っている。
ホステルに行くため、
小さなバスに乗ったけど、
バスが合っているかも、
どうやって降りるかも分からない。
不安であたふたしていると、
英語を話せる夫婦が助けてくれた。
一緒に降りて、
朝食までご馳走してくださった。
あまりの優しさに、
警戒心は拭えなかった。
開始早々、
こんなに助けられて良いのか。
私より早く食べ終わった夫婦は、
ゆっくり食べなと言って
去って行った。
感動した。
異国の地で言葉も通じず、
システムも分からない中、
見返りを求めない優しさに救われた。
あのお兄さんとお姉さん、
格好良くて本当に素敵だった。
【次回】おっちゃんに騙される
