読書記録5 伊与原新 月まで三キロ
涼しくなり、やっと秋らしくなってきました。でも、外出する時は強い日差しで汗をかくこともあるため、半袖にするのか上着を着るのか迷うことが多い今日この頃です。。
さて、そんな秋らしくなってきたこの時期に、ぜひ読んでいただきたい本を選びました。伊与原新さんの「月まで三キロ」です。
この本を読んで印象に残ったことを三つ挙げます。
・表紙の絵が素敵!
・科学的かつ胸にじんとくるエピソード
・「この後どうなっていくのかな…?」読者の想像に委ねられる各話のラスト
一つ目から本の内容ではなく個人的な感想になってしまうのですが、表紙の絵がすごく好みです。夜の港町に明かりがぽつぽつと点在する様子や空に浮かび上がる月の神秘的な姿が描かれていて、見ているだけで心が落ち着きます。私が住んでいる地域にも中心部に近づくとよく似た景色があるため、親近感があるのかもしれません。
二つ目について。この本は六編で構成されているのですが、どのお話にも共感できる部分がありました。序盤の登場人物たちの辛い心情に、呼んでいるこちら側も心にズシッとくるものがあります。そんな中で、物語に自然と取り込まれた科学的な要素が、登場人物たちの心の支えになったり、希望に近づくヒントになったりしている所がこの本の大きな特徴なのかなと感じます。理科はひたすら暗記するイメージしかもてなかった私ですが、この本を読んで「へー、そうなのか!」といろんな発見をしながら楽しく読めました。とても読みやすい文章なので、ぜひ理科に苦手意識がある中高生にも読んでほしいです。
三つ目は各話のラストについて。どのお話もラストはハッピーエンドというわけではなく、登場人物が自分の気持ちに折り合いがつけられた所で終わっています。ここからまだまだ乗り越えることはあるだろうな…と思うのですが、同時にその先の未来を予想したくなるような終わり方になっています。登場人物たちがどうか幸せでありますように…と願いたくなるラストで、読後も温かい気持ちになります。
いかがだったでしょうか。久しぶりの読書記録と記事だったので、またここから文章を書くことに少しずつ慣れていきたいな〜と感じました。ついつい後回しになってしまっていたので…😭
涼しくて過ごしやすい今の時期は読書にぴったりだと思うので、ぜひ気になった方は読んでみて下さいね😆
今回も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!📕✨
