冬期における安全・安定輸送を支える温水マット式融雪装置
降雪地帯の線区では、大雪が降った際に列車による持ち込み雪が発生することがありますが、冬に強い鉄道輸送を目指すために、JR東日本では、降雪地帯の線区に温水マット式融雪装置を設置しています。
温水マット式融雪装置は、ボイラーにより発生させた溶水(約40℃~50℃)をゴムマット内に循環させて、軌道内を融雪する設備です。列車が停車する際の雪の抱き込み・雪の抱き込みによって、列車が動かなくなるのを防止するために、JR東日本東北本部管内では、2014年から奥羽本線・磐越西線・陸羽東線の一部の駅に温水マット式融雪装置の設置を進め、列車の停止位置目標の周りに設置されています。

2018年度までに10駅に設置が完了していますが、分岐器(ポイント)の不転換を防止するために、降雪地帯の線区の分岐器(ポイント)の手前にも設置されており、この装置の設置を進めたことによって、一定の効果が見られていますが、その他にも、冬季における安全・安定輸送を支えるために、降雪地帯の線区には、防雪フード付きの信号機や防雪柵が設置されています。
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※見出し画像は磐越西線翁島駅に設置されている温水マット式融雪装置(この装置によって列車の停止位置目標の周りのみ雪が積もっていないのが分かります。)
参考文献
JR東日本グループ社会環境報告書 東日本旅客鉄道株式会社エコロジー推進委員会事務局2010年9月発行
「冬季における安定輸送の取組みについて」2017年10月26日JR東日本仙台支社ニュースリリース
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