うつ病寛解しました | イフェクサー断薬6ヶ月 | 治療2年3ヶ月
薬の量
イフェクサー 断薬
睡眠薬 デエビゴ(10mg) + ルネスタ断薬
診察・カウンセリングの回数
診察 (32回目 → 33回目)
カウンセリング (27回目→28回目)これで終わり
今月の診察の日が来た。
「僕はもう鬱病の治療後の世界にいるんだ」という感覚は、自分の中から消えていなかった。
「特別良い」わけでもなく「特別悪い」わけでもない、この「それなりの感じ」を、僕は「治療後の世界」なんだと認識していた。
この認識に辿り着くまでの数週間、何かがずれているように感じた。
多分それは、2年3ヶ月もの間ずっと治療を続けてきた中で、僕がきっと「治療が終わった僕は常に幸せな気分に包まれていて、やる気にみちあふれてるんだろうな」と、鬱病の後の世界を美化していたからなんだと思う。
そんなふうに感じるんですよと、ありのままを主治医に伝えたら「そうなのかもしれないですね」と言われた。
「多分カウンセリングは今日で最後になると思います」とも伝えた。主治医は相変わらず「やすさんがそう思うなら、そうなんでしょうね」とだけ返答してきた。
カウンセリングの話はいろいろあるので、また別のタイミングで書こうと思う。ただ、この日のカウンセリングが最後になった。とても感謝している。カウンセリングの併用を勧めてくれた主治医と心理士さんに。
睡眠薬の調整は次のステージへ。
ルネスタの断薬がスタートした。デエビゴ10mgのみ。
想定してたけど、1週間ぐらい睡眠が乱れた。
睡眠時間が短くなったり、入眠に時間がかかったり、中途覚醒が増えたり。
お腹が空いて、夜中に途中で起きてコンビニに買いに行って食べて寝るってことも数回あった。
こうなることはわかっていたけど不快だし、このまま悪くなったらどうしようって心配にもなった。いつものことだけど。
けど、それなりにこれも回復に向けてのプロセスだと割り切れるようになった自分がどんどん強くなっていった。
まぁ、何回経験しても慣れないけれど。
睡眠が足りない日は、頭が重く、体も重い。
コーヒーを飲んでも、だるさは消えない。
それでもいつものルーティンを淡々とこなす。
「あと少しで安定するはずだ」と、自分に言い聞かせながら。
変に薬を増やしたり追加したりして調整するよりも、結局これがいちばんの近道だということを、この2年3ヶ月で僕は学んだ。
毎晩たくさんの夢を見た。そんな中で面白い体験をした。
夢の中で誰かが死んで、悲しくて、号泣する、そんな夢を見た。目が覚めた僕も泣いていた。目が覚めてからみしばらくの間は涙が止まらなかった。
なんでだろう? 来月があの人の命日だからだろうか?
あの人が死んでから九年の月日が流れようとしていた。
まだ台湾行きのチケットは買っていない。
去年感じたように、もう命日に墓参りに行く必要が今の僕にはないのだと再確認した瞬間だった。
それにしても、自分はまだ生きているのだというその事実が、不思議でたまらない。
筋トレもクロスフィットも続けることができた。
相変わらずどちらもきつい。吐きそうになることもあった。
負荷に慣れると重量を上げたり、動作を変えたりするので、終わりがない。できる動作が増えると、より足りない部分が明確になって、できないことが増えていく。
変化は少しずつしか起こせないのに、足りないという認識だけが増えていく。
認識できる範囲が広がるからだ。
全てに満足できる状態に辿り着くことはない。
まるで人生みたいだ。
嫌になりそうになるけれど、体を限界まで追い込んだ後に残る、あの「確かな感覚」がクセになってやめられない。僕自身の魂に触れられているあの感覚はなんなのだろう。
仕事はできる。
ただし、エネルギー切れは突然やってくる。完全に切れる。そういう日は、何もせず、ただ放心する。夜はだめな日も多い。それでも「そんな日もある」と受け止められるようになったこと自体が、以前とは違うのだと思った。
遅れに遅れていた宅建の勉強を開始した。
本当はもっと早くから始めておきたかったのだけれど、イフェクサーの断薬の離脱症が治るのに相当時間がかかった。
予定通りにはいかないものだ。
想定外のことがここでも起こった。
勉強しようとしても、集中力が全然続かない。
30分続けて勉強できたらいい方。
記憶力もすごく悪くなっている。
脳の動きが遅い。
キャパを超えると脳が情報の吸収も処理も露骨に拒否するのがわかった。
今の僕はもう、昔のように脳が使えないみたいだ。
どういう風に過去の僕が勉強していたのか思い出せない。
どうしよう….
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