展示感想:〈揺れては、深まっていく風景〉10人のアーティストによるはがきサイズの作品展、Galley Face to Face、その5
10人のアーティストによるはがきサイズの作品展感想続きです。
今回の出品作家の中には、最近、この画廊で個展をされた方がいます。
船山佳苗さんは、主観とその主体がみる展望が組み合わさるような作品をあらわしていました。

このどっちつかずの表現が、影響しながら結びついていくさまは面白かったのです。
その感想を添付します。
今回は、はがきサイズということで、凝縮されていくことで、異質な二つのものの断層がより小さくなっているようで、やりとりが囁き合いのような不思議な融合をなしています。
前回の「版画の詰め合わせ」に参加された若井真由夏さんですが、そのときは、ひとつの版から幾つもすりだしては、たまたま選ばれたひとつの作品を展示してました。

それは、化粧によっては、意味を変える女性のようでもあります。
前回の感想も添付します。
今回は、一枚の紙に二つの版を重ねていきます。


これは、画像を重ねることで、一方を足場にしては、もうひとつが動くような迷いをあたえてくれます。
本来の肉体に、付加される意味、そんな印象かもしれません。
美術は、操作性においてはどこまでも、抽象的なものです。そこに知的な面白さもあります。
