大好きなエアライン ②BRANIFF カラフル・ポップな機体が空を飛ぶ


デザイン界のヒーローたちが参加したスーパークールなエアラインがあった
空を飛ぶという人類の永遠の憧れを乗せて世界を駆けめぐる飛行機。
ライト兄弟が世界初の飛行に成功してから、飛行機は人々の夢と希望とともに歩んできました。またその歴史は、飛行機の性能の向上だけでなく、ファッション、グラフィックデザイン、インテリア、食などのトレンドを凝縮し新しい文化を築きあげてゆきました。
そんな飛行機の歴史の中でエアライン界だけでなく、デザイン、広告の世界でも語り継がれている伝説の航空会社があります。
当時アメリカで唯一のコンコルドを所有し、世界初のペイント飛行機を飛ばし、ジェット族と呼ばれる新しい世代を作り上げることになった航空会社=ブラニフ・インターナショナル。
1960年代~70年の最新トレンドを乗せた飛行機として世界中で注目された幻のブラニフの世界をご紹介します。
(上記は、僕が最初にブラニフ航空のことを知った21年前、渋谷パルコで催された「ブラニフ展」のキャプションです)

それがブラニフ航空!!
ブラニフ航空(Braniff International Airways)とは1928年から1982年前まで営業していたアメリカのテキサス州で創業した航空会社です。略してブラニフ。
1960年代、「THE END OF PLAIN PLANE ~さよなら退屈な飛行機~」このキャッチフレーズのもと「アレキサンダー・ジラルド」、「エミリオ・プッチ」、「アレクサンダー・カルダー」、この蒼々たるメンバーらがコラボレートしたエアラインそれが「ブラニフインターナショナル」。
イームス、ヤコブセン、ネルソンらと並ぶ、ミッドセンチュリーモダンの巨匠ジラルドがトータルデザインを担当。ハーマンミラー社のインテリアやテキスタイルで彩られた空港ロビーや、ジラルドデザインで埋め尽くされた飛行機内はまさにデザインミュージアムであり、空港を闊歩するプッチ・デザインをまとったスチュワーデスの姿はファッションショーさながら。 そして、カルダーのペイントがほどこされた飛行機の機体はまるで巨大な彫刻が空を飛んでいるようでした。
60~70年代ミッドセンチュリーモダンの全てを兼ね備えていたのが、「ブラニフ」。
当時から異才を放っていたアーティストたちが携わっていたブラニフ航空はまさに空飛ぶアート作品でした!
まずは、素敵な機体のカラーリングから・・・
「ジェリー・ビーンズ・フリート」をテーマに、ベージュ、黄土色、オレンジ、ターコイズ、ベビーブルー、ミディアムブルー、レモンイエローとラベンダーの各色に塗りわけ、合計15種の塗装を自社機材に施しました。






エミリオ・プッチデザインの客室乗務員のユニフォームデザインとスタイリング、まさにカラフル・ポップでキュート!!



って言うか、手荷物入れのデザインがめちゃくちゃ気になるんですけど・・・
手荷物入れにまでミッドセンチュリーモダン・デザインが活かされているなんて!!


デザインへのこだわりはこんなところにまで・・・
空港内のロビーには、ハーマンミラー社の家具が使われていまいた。
インテリアショップのショールームか、映画のセットのようですね。
空港カウンターも、駐機場も洗練されたデザインが落とし込まれています。

機材にまでカラフルに塗装する徹底ぶりです・・・ロゴもかっこいいです!

そんなブラニフ航空の機体や内装、食器のデザインまで手掛けたのはハーマンミラー社のテキスタイル部門のディレクターでもあったアレキサンダー・ジラードです。下の写真は彼の作品の一部です。これぞミッドセンチュリーモダンデザインですね。




ブラニフ の広告写真・・・
ブラニフ の広告戦略として、素敵な写真が雑誌などに掲載されました。
どの写真もオシャレでカッコいいですね!





ブラニフ グッズ・・・
このようにブラニフは デザインに徹底してこだわった唯一無二なエアラインですが、その後1982 年に就航を停止。現在は伝説のエアラインとして、多くのファンに支持されています。販売されているグッズもたくさんあります。
<ポスター>




<その他のグッズ>



<バッグなど>



では、アメリカで最初にブラニフ が飛ばしたコンコルド旅客機の写真でお別れしましょう。最後までご覧いただき有難うございました!

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