歴史をつないできた人たちへのリスペクト

今日もいろいろありましたが、何と言っても超レアな会食がありました。

Bリーグ初代チェアマンの川淵三郎さん(以下、川淵さん)、そしてbjリーグ初代コミッショナーの河内敏光さん(以下、河内さん)と、3人でじっくり食事をしながらお話しする機会をいただきました。

川淵さんと河内さんが初めてお会いしたのは2000年頃。まだbjリーグが誕生するずっと前のことだったそうです。

日本初のプロバスケットボールチームとしてアルビレックスBBが誕生し、河内さんもクラブ経営に携わっていた頃、川淵さんが講演で新潟を訪れ、その後の会食が最初の出会いだったとのこと。

なんと26年前です。

その席で河内さんは、「日本にプロバスケットボールリーグをつくりたい」と、Jリーグを立ち上げた川淵さんに相談されたそうです。

そして2005年、bjリーグが誕生。数々の苦労を乗り越えながらクラブ数を24まで拡大し、日本のプロバスケットボール界に大きなエネルギーを生み出しました。

さらに2016年、2つのリーグが一つになりBリーグが誕生するタイミングでは、川淵さんが強いリーダーシップを発揮され、河内さんも「日本のプロバスケットボールがより良い方向へ進むなら」と大きな決断をされ、一線を退かれました。

そこから時は流れ、今年、Bリーグ10年目のファイナルで、お二人を横浜アリーナへお招きしました。

久しぶりの再会を果たされたお二人。そして今日、改めて3人でゆっくりお話しする時間を持つことができました。

川淵さんもおっしゃっていましたが、bjリーグがなければ、今のBリーグの成長はありませんでした。

bjリーグが生み出したエネルギーと、日本リーグが積み重ねてきた歴史。その二つが一つになったからこそ、Bリーグは最高のスタートを切ることができたのです。

今振り返ると、それ自体が奇跡だったと思います。

そして、その奇跡の上に10年という年月を積み重ね、今の成長があることもまた奇跡です。

奇跡は偶然ではなく、時代を切り拓いた先人たちの覚悟と、今を生きるすべてのバスケットボール関係者の努力が積み重なった結果なのだと、改めて感じました。

今日改めて強く感じたのは、河内さんのバスケットボールに対する愛情の深さと、「日本にプロバスケットボールを根付かせる」という揺るぎない覚悟です。

その情熱があったからこそ、今があります。

もちろん、川淵さんの存在も言うまでもありません。

まさに、お二人なくして今のBリーグはありません。

だからこそ、今を生きる私を含め、Bリーグに関わるすべての人が、この歴史の上に今があることを知り、先人たちへの感謝とリスペクトを持ち続けることが大切だと思います。

BリーグはB.革新をはじめ、今も変革を続けています。

しかし、その土台は間違いなく先人たちが築き上げてくださったものです。

今のBリーグを、自分たちだけで創り上げたなどとは微塵も思っていません。

だからこそ、常に謙虚であり続けたい。

過去をリスペクトしながら、未来へ挑戦する。

そんなカルチャーを、任期も残り1年となった今だからこそ、次の世代へしっかりと残していきたいと思います。

歴史は、受け継がれてこそ価値があります。

私たちもまた、その大切なバトンを未来へつないでいきます。

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島田慎二 お読みいただきありがとうございます。記事を良いと感じていただけたら、ツイッターなどで記事を紹介していただけると嬉しいです!