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メアリー・ベリーが登場したわけ?   新刊『エリーは波にうかぶ』


追記で新たにもう一回、新作のトリビアですが書こうと思います。

このお話の冒頭に、主人公のエリーが、ブリティッシュ・ベイクオフのシリーズの審査員メアリー・ベリーに手紙を書こうとする場面が登場します。

今年90歳のメアリー・ベリーは、英国王室とも関係が深く、2019年には、ケンブリッジ公爵夫妻(現・プリンス&プリンセス・オブ・ウェールズ)と共に、BBCの特別番組『ア・ベリー・ロイヤル・クリスマス』を担当しました。2022年にはカミラ王妃と共に『ジュビリー・プディング:70イヤーズ・イン・ザ・ベイキング』を、2023年には国王チャールズの戴冠を記念して『ザ・コロネーション・ディッシュ』を司会・審査しました。少なくとも英国、アメリカでは大変有名な方です。

先日、メアリーに関するいくつかの記事を読んで、気づきがありました。彼女のホームページにも載っていないことが書いてあったのです。

それは、左手の関節が曲がったままで動かないのは、関節炎ではなく、13歳の時に小児麻痺を患った後の後遺症だったということ。

これは私の推測ですが、障害を持つということで作者は登場させたのかもしれないと思いました。

イギリスでは、障害がある、なしというのは、例えばテレビ番組の中心になる話でない場合、一切その説明をすることはありません。ブリティッシュ・ベイクオフでも、色々な障害を持つ方が出ていますが特にその説明はしていません。メアリ・ベリーの小児麻痺についても、もしかすると多くの人が知っていることか、多くの人が気にしないことでもあるから、特別な説明はありません。それぞれが持つ個性として描かれています。日本とは大きく違いますね。

日本でも、メアリー・ベリーを番組を通じて見ることができます。
NHKでの吹替版ブリテッシュ・ベイクオフ、または、Amazonプライムなどです。現在Amazonプライムではシーズン9まで配信していますが、メアリー・ベリーは、シーズン7まで登場しています。

『エリーは波にうかぶ』をぜひ読んでみてください。




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