彩野リィさんの創る世界観を読んで 創作大賞感想
彩野リィさんの
アラサー女3人でちょっとしたパーティを全力で楽しんでみた
を読ませていただきました
私は彩野さんの世界観を好きでいつも読ませてもらっています
このエッセイは可愛い洋服を着るのが大好きな彩野さんが、普段、あまり着る機会がないパーティドレスを着るために自分でパーティを企画して友人達と楽しむ様子が書いてあります
準備段階からパーティの当日の様子が書いてあるのですが、友達の家でやったとは思えないクオリティーで、見てるこちらもパーティーに参加してるような楽しい気分にさせてくれる内容です
記事の内容でかなり楽しませてくれる上に、彩野さんにはプラスアルファの世界観がついてきます
それは、彩野さんの文章がゴリゴリに硬派なのです
記事の内容は可愛いパーティードレスを着たいというものなのに、文体が
〜である
とか
〜だろ
とか、かなり硬派な文章なのです
彩野さんの硬派はいきなり記事の冒頭で現れます
筆者のパーティードレスは、すっかりクローゼットの奥で息を潜めている
いや着たいだろ。
彩野さんの一人称が 筆者 なのも そこはかとなく硬派を感じさせられます
カワイイドレスを着たい記事を書いてる文章が、筆者の〜 から始まるギャップが素晴らしいです
面白いなあ
カワイイって面白いのフリになることを再認識しました
彩野さんの記事を読むと、ジュデイ&マリー のファーストアルバムを初めて聞いたときに感じた、カワイイとパンクロックが見事なバランスで融合してるような楽しさも感じます
ところどころ出てくる硬派な文体の
…作るか
とか
…なんでだよ
とか
…デコるか
とか、彩野さんのツッコミのような心模様がいちいち面白い
この アラサー女3人でちょっとしたパーティを全力で楽しんでみた は去年オールカテゴリ部門で応募したものをリライトして、エッセイ部門に応募された作品なのですが、この記事などをもとに、今年はコミックエッセイも創作大賞にエントリーされました
このコミックエッセイがかなり面白いです
もちろん、 筆者 という硬派な一人称と文体は健在で、コミックになることにより、記事の可愛さがパワーアップしてます
可愛さがパワーアップすればするほど、それがフリになって面白く笑えるというのはもう最強なのではないだろうかと思います
このコミックエッセイ7編を含む彩野さんの創作大賞大賞応募記事のまとめを貼っておくので是非チェックしてみてください
