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毛深い男のブルース 

毛深い…

それは体毛が濃い人間を表して使う言葉です

そしてそれはほとんどの場合、ネガティブな意味で使われます

そんなことないって?

じゃあ、次の例文を見て下さい

あなたは毛深くてカッコいいですね


(冒頭92字)

____________


はい、そうです

そんな事言ってる人見たことないですよね?

それが答えです


例えば、同じような 深い という言葉を使ったものでも


あなたは、彫りが深くてカッコいいですね  


これは聞いたことありますね 顔に凹凸があってハデな目鼻立ちをした人を褒めるときに使われますね


あなたは毛深くてカッコいいですね


⚠️もし、万が一、この言葉をあなたが誰かに面と向かって言った場合、相手はあなたの鼻の骨を砕くパンチを繰り出してくる可能性があります ⚠️気をつけてください もしくは、スウェーでかわしてください


前置きが長くなりましたが、あらためて自己紹介させていただきます


こんにちは、毛深い男です、押忍‼


毛深い か 否か 

それを判断する要素は大体が 手 です

露出も多くて目につきやすいですよね


テレビやネットなどで女性が


私、顔がカッコいいとかはあんまり気にしないんですけど、手のキレイな人、好きなんです


と言っているのをよく見かけますよね


人を顔で判断しない心のキレイな人ですね、人を見た目などで判断しない心のキレイな人…


ナメんなよ‼ 手が毛だらけの私は傷ついてるぞ、押忍‼


…すいません、取り乱しました


顔がカッコいい人よりも手がキレイな人が好きと言っている女性に私は問いたい いや、問います

もしもあなたが男性に生まれかわるならどちらの男性が良いですか?次の二択から選んでください


A   手は普通、顔も普通


B    手はめちゃくちゃ綺麗 顔は昨日吐いたゲロみたいな顔 借金3000万 性格は最悪 すぐに人を殴る トイレは流さない  墓参りはいかない たまにコンビニで小銭は募金する


もしあなたがBを選んだ場合、私はあなたに


本当に手が綺麗な人が好きなんですね


と言ってあげられるでしょう  そして、もうひと言


募金をするお金があったら、借金を返してください


と言うでしょう


…すいません、話が逸れました


私の手は体毛で覆われています 

指は第1関節まで毛が生えています

毛穴が多いので夏場には基本的に手の甲は汗でしっとりしています 手が濡れています


子供の頃、給食当番が嫌いでした

毛だらけの私の手で配膳した給食を皆は食べたくないのではないかと思っていました

手の毛は自然に抜けることはないのですが、毛に覆われた私が配膳した給食に毛が入ったのではないかと誰かが想像していることを想像すると胸が締め付けられました


なぜ、私だけこんなに指や手に毛が生えているのだろう


布団の中で1人で泣いていました


思春期は極力、他人に手を見られないようにしていました


もしも、同じコンプレックスで悩んでいる若い人がいるのであれば、朗報があります

それは…

人間は、オッサンになるとそういったことが全然気にならなくなるということです


25才くらいから段々気にならなくなり、30才を越えると毛深い自覚すらなくなり、40才を越えるとそれをネタにnoteでエッセイが書けるようになります


ただし、気をつけるんだ‼


オッサンになり、自分の見た目のいろんな事が気にならなくなるということは、節制をしなくなることを意味します

好きなものを好きなだけ食べるような乱れた食生活になります

その乱れた食生活と体の老化の結果、


現在の私は


1 太りました

2    ハゲました

3      加齢臭がはじまりました

4       背が縮みました

5       毛深いです


地獄のロイヤルストレートフラッシュが揃いました


#なんのはなしですか


あの頃、布団の中で1人で泣きながら、犬や猫はどんなに体毛が多くても、メスから 毛深いニャ とか 毛深いワン と蔑まれないことを本気で羨ましいと思っていた少年は、そのコンプレックスを受け入れてくれる女性と出会い、その毛深い手で家族が食べるお米を研ぐお父さんになりました

そうです、それこそが

ウェルビーイング指毛米研ぎです、押忍‼


#なんのはなしですか

余談ですが結婚して十数年、炊き上がったごはんに指毛が混入していたことは一度もありませぬ‼


なんの自慢だよ⁈ って思いましたよね…はい…すいません…脳みそが毛深くなりそうなので今日はこの辺で失礼します



最後に一句


毛深い男のブルースを

今日の注目記事に選んでくれないかな

ホトトギス


(字余り 2026  東京ローカル 岩男)



では、失敬🌊🌊🌊🌊


※このエッセイは、お疲れカツカレーさんの note1周年企画の最大100字の冒頭の書き出しで魅了する作品募集 というイベントに参加させていただいています





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